東京国際空港国際線地区

地区の概要

2010年10月に供用を開始した東京国際空港(羽田空港)国際線旅客ターミナル。羽田空港からの国際定期便が32年ぶりに復活し、大きな話題を呼びました。現在、昼間は中国・韓国・台湾の近距離路線、深夜・早朝時間帯は欧米や東南アジアの長距離路線を結んでいます。東京国際空港ターミナル株式会社は、この国際線旅客ターミナルビルや国際線駐車場を整備し、24時間施設の運用や維持管理を行っています。

システムの概要

空港は多くの人が利用する交通施設であるため、災害時にもその役割を維持し、空港として最低限の機能を確保する必要があります。供給処理施設棟は、その供給信頼性を高めるためにさまざまな備えをしています。 平常時はガスエンジンコージェネレーションシステム(コージェネ)(1,000kW)が電力を供給するとともに、廃熱蒸気を蒸気吸収冷凍機にて冷房用に、ジャケット冷却水を暖房および給湯に利用し、省エネを図っています。空調熱源はガスと電気のベストミックスで、エネルギーの供給状況や料金体系の変動リスクに強く、エネルギーセキュリティ・経済性の面からも効果的なものとなっています。 コージェネに加え、非常用発電機(1,000kW×2台、A重油)等により、非常時にも防災負荷、重要・保安負荷に電力を供給する計画となっています。東日本大震災の際もエネルギー供給が途絶えることはなく、空港機能の維持に全く問題はありませんでした。