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温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度において、温室効果ガスの排出量を算定する際、電気の使用に係るCO2排出量を算定するには、一般的に電気の使用量に係数を乗じる全電源平均係数が用いられますが、CO2削減対策の効果を適切に算定するためには、「対策によって影響を受ける電源(マージナル電源)」の係数を用いて計算することが適切です。
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電気の使用に係る対策の効果を評価する場合は、『対策によって影響を受ける電源(マージナル電源)』が何かを想定する必要があります。
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現在の電力会社の発電所の運用実績および国のエネルギー政策から判断するとマージナル電源は火力電源と考えることが合理的です。 |
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温対法 様式第2 【対策の効果を評価する場合】
対策によって影響を受ける電源(マージナル電源)係数で評価することが適切です |

温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度における様式第2の「排出量の削減に関し実施した措置」に関する削減効果の評価方法の考え方としては、削減量を算定する事から、対策により影響を受ける電源の係数を使用することがマニュアルに示されています。 |
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| 温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルVer.1.1(平成18年11月環境省/経済産業省) |
・II-24(3)排出係数(「3.1.2他人から供給された電気の使用量」に関する係数)
これらの係数は(*1)、特定排出者が電気の使用に伴う二酸化炭素の排出量を算定するに当たり用いることができるものですので、電気の使用量の減少による温室効果ガスの排出量削減効果の評価の考え方については、第III編をご参照ください。(*2)
*1 0.00055t-CO2/kWh及び別途公表される電気事業者の各社別係数(全電源平均係数)
*2 CO2排出量の算定方法とCO2削減量の算定方法では考え方が異なることが示されています
・III-22(3)様式第2の3『温室効果ガスの排出量の削減に関し実施した措置に関する情報』
(略)温室効果ガスの排出削減のための個別対応策の導入による削減効果を評価する方法については、対策の種類によって様々な考え方がありますが、個々の対策の実態に即した合理的な方法により評価する必要があります。例えば、対策前の排出量と対策後の排出量の差を求める方法の他、対策によって削減効果が見込まれる期間に影響を受ける電源が想定できる場合には当該電源の排出係数を電気の削減量に乗じて算定する方法(*3)などがあります。
*3 電力の対策に特化して、対策によって影響を受ける電源(マージナル電源)の排出係数を用いて削減量を算定する方法が示されています
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