ガスコージェネレーションシステム

時代は分散型エネルギー社会へ。安心と省エネを実現する電気と熱の併給システム。

機器紹介

電気をつくる際の廃熱を冷房・暖房・給湯・蒸気などに有効利用 。

ガスコージェネレーションシステム(コージェネ)は、クリーンな都市ガスを燃料に用いて、必要な場所で電気をつくり、同時に発生する熱を冷房・暖房・給湯・蒸気などに有効利用するシステムです。
東日本大震災を契機に、エネルギー供給の制約や集中型エネルギーシステムの脆弱性が明らかになりました。その中でより身近な場所で発電を行う分散型電源の評価が高まり、その一つであるコージェネは、国のエネルギー政策上、より重要な位置づけがなされました。

導入のメリット

メリット1 省エネ・省コストを実現
従来の集中型の電力供給システムでは利用しにくかった、発電時の廃熱を使用することができるため、総合エネルギー効率を85%まで引き上げることが可能です。また、廃熱を有効利用する分、商用電力の使用が減り、エネルギーコストを抑えることができます。
メリット2 CO₂の排出量を削減
コージェネは、クリーンな都市ガスを燃料に発電し、その廃熱を有効利用します。そのため、従来のシステムに比べてCO₂排出量を約1/3削減する効果があり、環境保全に貢献することができます。

出典:環境白書(1997年)、中央環境審議会地球環境部会目標達成シナリオ委員会中間取りまとめ(2001年)

メリット3 電源セキュリティの向上
災害時などに建物への電力を確保するためには、電源の多重化を図ることが有効です。電力会社からの電力のほかに、非常発電機、UPS(無停電電源装置)、そして停電対応型ガスコージェネレーションシステムを導入することにより、電源の多重化が実現できます。
大規模都市開発とコージェネ
これからの都市開発では、分散型電源であるコージェネを組み込むことが重要です。コージェネでつくった電力を地域に供給することで、安心と省エネを実現します。
コージェネ設置の社会的メリット
コージェネで発電した電力を、地域にとどまらず社会全体で活用していくことにより、お客さまも社会もより大きなメリットを享受することができます。

ガスコージェネレーションシステムの種類

ガスエンジンシステム
ガスエンジンで発電機を駆動して発電し、同時に廃ガスやエンジンを包むジャケット部分の冷却水から廃熱を回収して冷暖房・給湯などに利用するシステムです。中・大型のガスエンジンは技術開発により高効率化が図られ、発電効率が40%を越えるものが主流になっています。ガスエンジン発電機には、数kWから工場向けの数千kWのものまで多くの種類があります。
ガスタービンシステム
ガスタービンで発電機を駆動して発電し、廃熱を蒸気の形で回収して冷暖房・給湯などに利用するシステムです。発電効率はガスエンジンに比べて低い(20~30%)ものの、小型高出力、蒸気で廃熱回収が可能などの特長があり、主に熱需要の多い工場や地域熱供給プラントなどに導入されています。
燃料電池システム
燃料電池は、水の電気分解と逆の反応を利用して、天然ガスから取り出した水素と空気中の酸素から電気をつくり出すシステムです。発電と同時に発生する熱を蒸気または温水の形で回収します。電気化学反応を用いて水素から直接電気をつくるので、発電効率が高いのが特長です。

機器詳細

お客さまのニーズに応える豊富なラインナップ。

おすすめ機種ラインナップ

小型ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト)
飲食店や福祉施設、温浴施設などに適した「10kW未満小型ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト)」と、温浴施設やスポーツ施設、病院などに適した「25kW・35kW小型ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト)」があります。
推奨高効率ガスコージェネレーションシステム
発電効率40%を超える高効率な最新コージェネレーションシステムです。東京ガスグループ(東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社)による施工体制とメンテナンス体制により、信頼性の高いシステムとしてお勧めいたします。
発電出力/
メーカー名
370・700kW
東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)
700・930kW
三菱重工(株)
5,200~7,800kW
川崎重工業(株)
       
発電出力/
メーカー名
6,970・8,730kW
日立造船(株)
1,190~10,280kW
新潟原動機(株)
3,360~14,500kW
三井造船(株)
550~2,430kW
(株)日立製作所
       
適用施設例 病院・事務所ビル・百貨店・ショッピングセンター・地域熱供給プラント・工場など
 
 
高効率な発電・空調パッケージ「ジェネハーモ」
ガスエンジンの廃ガスを直接、吸収冷温水機に投入することにより、高い冷熱変換効率を実現(冷熱変換COP1.1)。廃熱を優先的に利用する制御も搭載し、より省エネ性を高めたシステムです。
さらに進化させたシステム「ハイブリッドガスエコパック」
高効率ガスエンジン発電機・廃熱利用吸収冷温水機・電動ターボ冷凍機を組み合わせたベストミックスガスコージェネレーションシステムです。

関連リンク

サポート

「エネルギーサービス」でイニシャルレスによる簡単導入。

東京ガスグループの「エネルギーサービス」を利用すれば、「イニシャルレスでの設備導入」や「フルメンテナンスによる維持管理費用の平準化」などさまざまなスキームで導入できます。

ワン・ストップ・エネルギー供給

エネルギー設備の保有から、エネルギーの供給、メンテナンスまで、全てのエネルギー業務をワンストップで請け負います。初期投資不要で設備導入ができ、エネルギー設備の故障や劣化による突発的な支出が発生しません。定額のエネルギーサービス料金でエネルギー業務を一括でお任せいただくので、お客さまは本業に集中することができます。

エネルギーサービス

毎月エネルギーサービス料金をお支払いいただくことで、お客さまに代わって東京ガスグループが設備を所有し、初期投資費用および維持費用を平準化します。万が一の故障もフルメンテナンスサービスで保証します。

導入事例

ガスコージェネレーションシステムご導入事例のご紹介。

電源の多重化事例

ホテル
商業施設
オフィスビル

停電時対応型事例

病院
商業施設

エネルギーサービス事例

ワン・ストップ・エネルギーサービス事例
エネルギー設備の保有から、エネルギー供給、メンテナンスまで、全てのエネルギー業務をワンストップで請け負います。
病院
ホテル
受託事例
お客さまに代わって設備を所有し、初期投資費用および維持費用を平準化します。
病院
ESCO事例
光熱水費の削減メリットを原資として、省エネ・省CO₂改修事業を請け負います。
公共施設
病院

リプレース事例

ホテル
公共施設
福祉施設
病院

再生可能エネルギーとの組合せ事例

病院

超小型コージェネ事例

飲食店

デジタルカタログ

発電と熱製造を効率的に同時に行うガスコージェネレーションシステム(中・大型)。