GHP(ガスヒーポン)ビル用マルチ

高効率のヒートポンプ技術で、環境面、経済面、快適面のニーズを同時に満足。

機器紹介

ガスエンジンでコンプレッサーを駆動し、高効率の冷暖房を実現する空調システム。

「GHP(ガスヒーポン)」とは、「ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン」の略。室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプによって冷暖房を行う空調システムです。GHPの暖房では、エンジンを動かすために使用したガスの廃熱も利用するため、霜取り運転をする必要がなく、電気式よりもパワフルでスピーディーな暖房を実現します。消費電力が電気のヒートポンプに比べて約10分の1になることから、契約電力に大きな余裕が生まれ、割引ガス料金制度もあるため、ランニングコストを大幅に節約できます。省エネ・省コストで年間を通じて快適な空間を創造します。

主な導入メリット

メリット1 電力のピークカットに貢献(省コスト化に貢献)
GHPは電気ヒートポンプに比べて圧倒的に消費電力が少ないため、逼迫した真夏のピーク電力削減に貢献します。
メリット2 消費電力量削減で快適に節電(省コスト化に貢献)
GHPはコンプレッサーを高効率エンジンで駆動させるため、電気ヒートポンプに比べ消費電力が10分の1となります。ハイパワーマルチなら100分の1となり、さらに節電が可能となります。
メリット3 GHPエグゼアへのリニューアルで省エネ、省CO₂、省コストを実現

GHPエグゼアはAPF(通年エネルギー消費効率)において、すべての機種でAPF5.4相当(※)以上。最高効率機では「APF5.7相当(※)」を達成し、ビル用マルチエアコンでNO.1を実現しました。なお、GHPエグゼアⅡならさらに約20%の省エネを実現します。
※:省エネ法に基づき電気1kWhを9,760kJとして、EHPのAPFに換算した数値(2011年4月1日現在、東京ガス調べ)。

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メリット4 高効率(高APF)機導入により省エネを実現
部分負荷(機器の能力を100%必要としない低負荷時の運転)での効率向上の効果が大きい高APF機(※2)を導入すると、定格COPの向上効果以上にガス使用量削減効果が得られます。東京ガス管内におけるGHPの設置能力の総容量141kW以上の物件において、リニューアル前後のガス使用量を比較した結果、約35%の削減効果がありました。

グリーン・ヘルプ・プロでさらに省エネ

専用WEBサイトでGHPエグゼアの運転状況を見える化し、遠隔で自動制御することで、節電・省エネが可能です。

機器詳細

多様な業種の多彩なニーズに応えるバリエーション。

ペアマルチ

大容量共通配管の採用により施工性を向上。
適正容量運転機能や適正負荷分散機能で省エネを実現。
特長
  • 室外機ごとに必要だった配管を共通配管に集約することで、配管本数を従来の1/2に削減。工事の省力化が可能になりました。
  • パイプシャフト内の配管スペースも従来の2/3に圧縮。将来の負荷増に対し、パイプシャフトの配管はそのままで、室内外機を簡単に増設可能に。
  • 室内負荷に応じて複数台の室外機をローテーション運転することにより、室外機ごとの運転負荷が平準化され、より一層の省エネを実現。

ザ・コンパクトGHP

大能力タイプでは初めて。
高層ビルに必須の非常用エレベーターに搬入可能なコンパクト設計。
特長
  • エンジン、コンプレッサー、熱交換器等主要部分の最適設計により、大幅な小型軽量化を実現し、設置性が向上しました。
  • 一般用(※)、非常用エレベーターでの搬入が可能です。
    ※:一般用17人乗りエレベーターの場合
  • 高静圧使用の設定により、各階のベランダ設置が可能です。
  • 従来機種に比べ約32%減の軽量化を実現しました。

冷暖同時タイプ

冷媒配管1系統で冷暖同時・個別運転が可能。
同一建物で空調ニーズ(温度差)が異なる建物に最適。
用途
  • 個室のあるレストラン
  • 建物の南側と北側にある個室では、空調負荷に大きな差が発生する場合がありますが、冷暖同時タイプなら、こんな問題も即座に解決します。

  • テナントビル・事務所ビル
  • 入居者の入れ替わり、間仕切りの変更等が考えられるビルに対応できます。

  • 病院・老人ホーム・ケアハウス
  • 年齢や性別が異なる方が数多く入居し、空調を同時に利用する建物に最適です。

リニューアルタイプ

冷媒系統の集約により、室外機の削減やメンテナンスコストの削減を実現。
特長
  • 室外機に洗浄機能を内蔵。運転中に既設配管のコンタミ(汚れ)を除去するため、ほとんどの場合、既設配管をそのまま使用することが可能。また、既設配管部分に必要な冷媒量を自動判定するものもあります(一部メーカー)。
  • 既設配管を利用できるため、新規配管工事に比べて施工費は大幅に削減されます。
  • 配管施工が軽減されるため、工期の大幅な短縮を実現。業務への影響も最小限です。

高顕熱GHP(ITセンター向け空調システム)

ITセンターや電算機室などに適した高顕熱(※1)タイプのGHPをメーカーと協同開発
特長
  • 電気式に比べ消費電力を約3分の1に削減。データセンター全体の電力負荷軽減に有効で、余った電力をIT装置に使用することもできます。
  • 冷房する際に室温と湿度を下げる標準的なGHP(顕熱比0.7程度)に比べ、室温だけを下げる高顕熱設計(顕熱比0.95以上)により、通信機械室に最適です。
  • 電気式に比べCO2排出量を約15%(※2)削減可能で、またオゾン層を破壊しない冷媒(R410A)を採用するなど、地球環境の保全に配慮しています。
※1:高顕熱:IT装置からの発熱や照明器具、太陽からの日射などは室内温度を上昇させます。このような熱を「顕熱」といいます。一方、外気中の水分や人間の呼吸などから発生する水分を凝縮させるのに必要な熱を「潜熱」と呼びます。潜熱を処理すると湿度は下がりますが温度は変化しません。通信機械室は、IT装置などによる顕熱が主体となるため、湿度を下げないで室温を下げる(顕熱を処理する割合が高い=高顕熱)空調が重要になります。
※2:火力平均CO2排出原単位は0.69kg-CO2/kWh、都市ガス(13A)CO2排出原単位は2.29kg-CO2/m3Nを使用

超高低差対応仕様

最大許容高低差を70mまで改善。
20階クラスの高層ビルへの設置が可能に。
特長
  • 許容高低差(室外機と室内機関の高低差)を、従来の50mから最大70mに改善することで、従来対応できなかった20階クラスの高層ビルへの設置が可能になりました。
  • ニーズにお応えするために、標準機、ハイパワーマルチ、冷暖同時機などのバリエーションを用意しています。

ハイパワーマルチ

発電機能を搭載・使用することで室外機の消費電力を低減するシステム。
特長
  • GHP(ガスヒーポン)に発電機を搭載し、発電した電力をファンやポンプに使用。室外機の消費電力を約100Wに低減。
  • 消費電力はEHP(電気式ヒートポンプ)の約1/100。

GHPハイパワープラス

停電時も、冷暖房・照明・通信機器等の使用が可能。
特長
  • 災害などで停電が起きた時でも、発電した電力で空調・照明・通信機器等の継続使用が可能なシステムです。
  • 通常時(※)は空調、自立運転時は空調&発電。発電のみ2モードから選択可能です。
    ※:ただし、通常時は系統連系できません。

ハイパワーエクセル

系統連系方式により、負荷を選ばずに電力供給可能。
特長
  • GHPに発電機を搭載し、冷暖房時に発電。
  • 発電効率40%(※)以上の高効率発電で、CO2排出量を約30%削減。
    ※:発電出力(kW)/発電するために増加したガス量(kW)
  • 非常用発電システムと併せて使用すれば、非常時の空調も可能。
  • 系統連系インバーターを搭載し、発電電力を系統に出力。

電源自立型空調 GHPエクセルプラス

停電時も冷暖房・照明が使用可能。
通常時は系統連系(※)により電力消費量削減。
特長
  • 災害などによる停電時でも、発電した電力で空調と照明を使い続けることが可能なシステムです。
  • お客さまに安心をお届けする、画期的なGHPです。

※:通常時に系統連系をするかしないかは選ぶことができます。

ストアマルチ

店舗付住宅、病院・診療所など、部屋数の多い建物での多様な行動パターンにフィット。
特長
  • 1台の室外機で10台までの室内機が設置可能。同時運転はもちろん、個別での運転もできるので、昼は店舗や診療所、夜はお住いと、部屋数の多いお客さまに最適です。
  • それぞれの空間にマッチする豊富なデザインバリエーションをご用意。
  • 1台の室外機で対応するので建物の外観がすっきり。
  • 配管が1系統で済むため工事費がリーズナブル。

GHPエグゼア

EHPを含むビル用マルチエアコンでNo1の効率であるAPF5.7相当(※)を達成。
抜群の省エネ効果を発揮。
特長
  • すべての機種でAPF5.4相当(※)以上を達成
  • 省エネ技術を結束し、高効率化を達成
    • 自動車エンジンの最新技術を応用し、エンジンを小排気量化(ダウンサイジング)することで、高効率化しました。小排気量により給排気の損失が低減できます。
    • エンジンの最低回転数を下げ、回転数範囲を拡大することで部分負荷効率が向上しました。また、回転数範囲が拡がるため、エンジン効率が高い運転ポイントで最適設計されています。
    • 冷房運転時に熱交換器内の液相部分における冷媒の流れを最適化することで、熱交換器の効率を向上させ補機の動力を低減しました。
  • ※:メーカーや機種により採用した高効率化技術は異なります。

GHPエグゼアⅡ

GHPエグゼアの省エネ性をさらに向上。
年間のエネルギー消費量がGHPエグゼアと比べて最大約20%削減。
特長
  • GHPエグゼアと比較して年間エネルギー消費量が約20%削減(※)
  • 15年前の機種と比較して年間エネルギー消費量が約50%削減(※)
  • 3つの省エネ技術で高効率化を可能に
    • エンジンの低回転数化等により、低負荷運転時の効率を約40%向上
    • 室外機熱交換器の伝熱面積拡大等により、熱交換性能を向上
    • 室外機熱交換器ファンの送風効率を向上
  • ※:15年前機種とGHPエグゼアのエネルギー削減量は実績値から算出。GHPエグゼアとエグゼアⅡのエネルギー削減量は当社試算。メーカーや機種により採用した高効率化技術は異なります。

チラーシステム

GHPに熱交換器を組み込むことにより、冷水をつくり出すシステム。
特長
  • 既築中小ビル(電動チラー等からのリプレース等)や、多数の小部屋の空調を行う用途(ホテルや病院等)、その他産業用で冷水、中温水を利用する施設に適しています。
  • 既築ビルの改修で、熱源だけをリニューアルしたいという要望にもメリットを発揮。
    • 既存の室内機(水配管系の室内機)、配管等の有効利用が可能。
    • 室外機と熱交換器が分離形のため、設置場所が自由(室外機を地上設置、熱交換器を屋上に設置等が可能)。
    • 空冷のため、冷却塔が不要。

関連リンク

サポート

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GHPメンテナンス契約

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導入事例

GHP(ガスヒーポン)ご導入事例のご紹介。

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