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プロの料理人の方向け、料理業界を代表する一流シェフが講師

有名シェフのレシピ集

ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)

第39回/つきぢ田村 三代目 田村隆氏田村隆氏

〈先付け〉柿の白和え

〈先付け〉柿の白和え

材料(4人分)
  • 1個(250g)
  • 砂糖 小さじ1
  • 木耳 50g
  • ねぎ(青い部分) 1本分
  • 太白ごま油 大さじ1
  • 醤油 小さじ1
  • 焼豆腐 100g
  • 砂糖 小さじ1
  • 少々
  • ピーナッツバター 大さじ1/2
作り方
  1. 柿は皮をむき、拍子切りにして砂糖でしんなりさせておく。
  2. もどした木耳、ねぎの青い部分は、ともにきざんでから太白ごま油で炒め、醤油で下味を付ける。
  3. 焼豆腐をボールに入れて、砂糖、塩、ピーナッツバターを入れて泡立て器でつぶし、12と共にあえる。

〈碗替り〉トマト茶碗蒸し

〈碗替り〉トマト茶碗蒸し

材料(6人分)
  • 完熟トマト 300cc(※)
  • 2番だし 300cc
  • 全卵 4個
  • うす口醤油  大さじ1弱
  • だし 1/3カップ
  • うす口醤油 小さじ1強
  • モッツァレラチーズ 100g
  • 味醂 小さじ1
  • 水溶き片栗粉 大さじ1
作り方
  1. 完熟トマトは、ヘタをとり、ミキサーにかけ、さらし布をざるにひいた中へ入れ、軽く重しをして一晩おき、透明なジュースを取る。
  2. 1のジュース、2番だし、全卵、うす口醤油をまぜ合わせ、細かい目の金ごしを通して等分し、器に注ぎいれ、モッツァレラチーズを小さめに切って加える。
  3. 蒸気のたった蒸し器に2をいれ、器には何もかぶせず約2分間強火で蒸す。表面が白くなったら蒸し器のふたの角に箸を一本はさみ、余分な蒸気をぬいて、火を中火よりやや弱火にして15分ほど蒸す。
  4. だし、薄口醤油、味醂、水溶き片栗粉であんをつくり、3の上にゆっくり注ぐ。

※4kgのトマト(約15個)で、約2.8リットルのジュースが取れる。トマト1個(270g)で190ccのジュース。トマトの質、季節で水分は異なる。

〈焼き物〉鶏もも塩糀焼き

〈焼き物〉鶏もも塩糀焼き

材料 (6人分)
  • 《塩糀》1カップ
    • 1/2カップ
    • 3カップ
    • 乾燥糀 200g
    • 60g
  • とりのもも肉 3枚
  • しし唐 12本
  • 醤油 大さじ1
  • 味醂 大さじ1/2
作り方
《塩糀》
  1. 米、水で、米粒が残るぐらいのおかゆを作る。
  2. 50〜60度になったら、乾燥糀と塩をほぐしまぜる。
  3. 水気が足りないようであれば、湯を少々足してドロドロにする。荒熱が取れたら冷蔵庫で保存。その際ラップやふたはせず、冷蔵庫の温度になったらふたをして、3〜4ヵ月熟成させる。
《鶏もも塩糀焼き》
  1. とりのもも肉は塩糀に直につけ込み、3時間置く。
  2. 1の塩糀は洗い流さず手でこすりとり、皮目からフライパンで焼く。皮目がきつね色になったら表に返し、ホイルなどで落としぶたをし、弱火にし火を通す。
  3. しし唐は金串にさし、ヘタをとって直火で焼き、醤油、味醂の中でからめる。
  4. 2を食べよく切り、3を添える。

〈煮物〉煮染め

〈煮物〉煮染め

材料 (6人分)
  • 鶏もも肉 500g
  • 人参 500g
  • 牛蒡 500g
  • 蓮根 500g
  • 里芋 小20個
  • こんにゃく 1枚
  • サラダ油 1/3カップ
  • だし 5カップ
  • 砂糖 1/3カップ
  • 醤油 1/3カップ
  • ブロッコリー 300g
  • 醤油 大さじ2
作り方
  1. 鶏もも肉、人参、牛蒡、蓮根、里芋、こんにゃくは、それぞれ下ごしらい、食べよい大きさに切る。
  2. フライパンにサラダ油を入れ、鶏肉に小麦粉をまぶし、きつね色にやき、残りの野菜を入れて炒め、だしをはる。
  3. 砂糖、醤油を加え、煮立ったらアクをすくい、落としぶたをして火を弱め、ゆっくり火を通す。煮ては冷ましをくり返し、仕上げは落としぶたをとり、ゆでたブロッコリーを入れ、強火で照りを出し、醤油で仕上げる。

〈止〉きの子まぜごはん 新いくら

〈止〉きの子まぜごはん 新いくら

材料 (6人分)
  • 3合
  • 舞茸 100g
  • しめじ 100g
  • 松茸 100g
  • 椎茸 100g
  • あぶらあげ 2枚
  • 大さじ3
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 白ごま 大さじ3
  • 葉山椒 適量
  • 《いくら1人前》大さじ1
    • 筋子 1腹
    • たて塩 2%
    • 醤油 下記参照
    • 味醂 下記参照
作り方
  1. 米は水で研ぎ、水がきれいになるまでかえて、約30分つけてから普通に炊飯する。
  2. 舞茸、しめじ、松茸、椎茸はざっくりさばきフライパンでから炒りし、水気を少々飛ばし、香りを出す。
  3. あぶらあげは油ぬきせず半分にへぎ細かく刻む。
  4. 32に入れ、酒、醤油、味醂で味をふくませ、白ごまをまぜて仕上げ、1が炊き上がったら温かいもの同士でまぜ合わせ器に盛り、たたき葉山椒をちらし、いくらを添える。
《いくら》
  1. 筋子を荒い目のあみで手のひらを使ってばらし、たて塩に20分つけ10分間ざる切りし、醤油5、味醂1の割合につけ、20分したらざる切りして乾かす。

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