東京ガス：6.磯子スマートハウス｜事例から探す

東京ガスでは、横浜市磯子区に集合住宅を建設し、スマートハウスの実証試験を行っており、実際に社員・家族が居住し、データ取得・解析を行っています。
本実証では、一般的な集合住宅と比較して約4割の1次エネルギー削減を見込んでいます。

※このプロジェクトは、横浜市が実施する「横浜スマートシティプロジェクト（YSCP）」に位置付けられています。
YSCPは、経済産業省が全国4地域で推進する「次世代エネルギー・社会システム実証」の取組みの一つです。

2012年4月～2015年3月（3年間）

名称	仕様
太陽熱利用ガス温水システム（SOLAMO）屋上設置型	約10m²
太陽熱利用ガス温水システム（SOLAMO）バルコニー一体型	1台
家庭用燃料電池エネファーム	10台
太陽光発電設備	約25kW

※実証試験のため戸建住宅用エネファームを設置しています。

家づくりの工夫1
- エネファームを4住戸に2台設置し、住棟内でエネルギー融通。さらに統合制御システムによりエネルギーの効率利用をマネジメント
- 停電時には、エネファームと蓄電池を適切に制御。棟内の一部に電力供給
- CEMSと連携して地域の電力ピークカットに貢献
家づくりの工夫2

パッシブ要素（通風、採光、緑化）や高断熱仕様（外断熱）の採用、再生可能エネルギーの最大源導入により、快適性を損なうことなく一次エネルギーを削減
暮らしの工夫

タブレット端末を利用したHEMSにより、省エネ行動、エネルギー消費のタイムシフトなどの行動変化を促進