ホテルサンライフガーデン 様
湘南のリバーサイドホテルが実現した、より快適で安心できる設備改修
地域の人の“かけがえのないひととき”を支えるエネルギー設備
湘南の心地よい風が吹き抜ける緑ゆたかなリバーサイドホテル「ホテルサンライフガーデン」は、結婚式、宿泊、食事、ビジネスなど、様々なシーンにおけてかけがえのないひと時を演出するこだわりの施設です。地域の人たちが集い、思い出を刻むその施設内で、ひときわ目を引くのが、大聖堂「グランドビクトリア湘南」。19世紀建造(1877年建設)の英国・スコットランド、ノース・エアシャー州のドレッグホーンチャペルを移築したもので、ステンドグラス、 パイプオルガン、ベンチ、シャンデリアなどの備品と壁材を譲り受けた堂内は、重厚で趣に満ちた空間となっています。
この度、施設改修にあたり、エネルギー設備やサービスの観点から、ホテルサンライフガーデンからいただいたご要望は次のとおりでした。
- 快適性の向上と省エネ・省コストを両立させたい。
- 停電時のエネルギーセキュリティ対策強化を行いたい。
セントラル空調を個別空調に改修。省エネを実現し、お客さまの個別ニーズに対応できる空間へ
ホテル事業にとって、お客さまの快適性・安心・安全の確保は欠かせないものです。特に、室内のエアコン管理においては、お客さまによって室内温度の好みも異なるため、個別管理できる設備へ改修をご希望でした。また、24時間365日空調を稼動するという業務の特性上、エネルギーコストの削減も重要な課題でした。
東京ガスがご提案したのは、従来のセントラル発電から個別空調への改修。GHP(ガスヒーポン)ビル用マルチなら、施設ごとの細やかな設定に対応できるだけでなく、年間を通して空調費用を削減することができる試算となりました。
GHP(ガスヒーポン)ビル用マルチ について、詳しくはこちら
停電対応型小型ガスコージェネレーションの導入で、長時間の停電の安心を確保
さまざまな目的で多くのお客さまが集うサンライフガーデン。非常時の設備は、非常用発電機を設置されていましたが、それらの発電分は、誘導灯やスプリンクラーなど、非常時の最低限の電力使用分をまかなうものでした。今回の設備改修で導入した小型ガスコージェネレーション(ジェネライト)は、停電が起きてもガスで発電できるので、非常時でも客室の照明やコンセントまでまかなうことができます。お客さまが家族と連絡を取り合うために携帯電話の充電をするニーズまでを見込んだのは、どんな時でも、お客さま第一を考えるサンライフガーデンの強い想いがあったからに他なりません。
小型ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト) について、詳しくはこちら
お客さまの声
比企 武 様
(株式会社サン・ライフ 代表取締役社長)
顧客満足度の向上と低コスト体質への早急な転換
1980年 9月、ホテルサンライフガーデンの前身である旧ホテルサンルート平塚が誕生してから、時代の流れが大きく変化しています。こうした中、当社は一貫としてお客様の人生にかかわるお手伝いをさせていただく事業者として、ご安心をお約束し、より多くのご信頼をいただくため、お客様にとっての利便性、快適さ、安全性の追求を行ってきました。また、同時に欠かせないのが、収益性の向上です。顧客満足度を追及するためにサービス体制を更に強化しながらも、低コスト体質への転換を早急に進めてまいります。東京ガスには、これからも顧客満足度向上と収益性向上のバランスを考えた新たな提案を期待しております。
主な導入機器・設備
- ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト停電時対応機)
25kW×1台
- ガス空調(GHP)
45kW×4台、56kW×3台、71kW×2台
- ガス温水ボイラー
581kW×2台
お客さま概要
ホテルサンライフガーデン
所在地:神奈川県平塚市榎木町9-41
敷地面積:約8,871 ㎡
延床面積:約6,344 ㎡(ホテル棟)
用途:宿泊(50室)、レストラン、ウエディング、宴会・会議、イベント