医療法人社団 誠馨会 総泉病院 様

災害時に活躍するガスコージェネレーションシステム

長期停電のなか、電子カルテの継続的運用が可能に

総泉病院は、慢性期医療のエキスパートとして、高齢者のリハビリなどを行っています。同病院を2019年9月に台風15号が襲い、停電が発生したのは9月9日のこと。停電はそれから4日間にも及びました。
電子カルテをメインに運用している同病院では、患者さんの日々の状態をサーバに蓄積して参照していたため、サーバ機能は非常に重要です。同病院では、今回の停電の際、サーバ室のUPS(無停電電源装置)と空調にガスコージェネレーションシステムの電気が送られ、電子カルテの運用に役立てられたと言います。
もしサーバが停止してしまうと大がかりな復旧作業が想定されるだけでなく、医師や看護師は紙ベースで患者さんを管理しなくてはなりません。今回の停電は4日間という長期間に及びました。薄暗い中での手作業は困難を伴ううえ、ミスも起こりやすくなるため、その点、大いに助かったと言います。

重症慢性期、在宅支援復帰、神経難病対応に注力している総泉病院

補給の手間がなく、継続運転が可能なガスコージェネレーションシステム

総泉病院では、今回の台風でもっとも苦労したのが非常用発電機への燃料補給だったとのこと。同病院が設置している軽油の非常用発電機は連続運転が可能なタイプでしたが、給油の必要があり、4人がかりでの40リットルの給油を、4時間おきに24時間体制で行わなければなりませんでした。燃料の十分な備蓄はあったものの、停電が長引いて不足することも想定し、取引のある石油会社に1,000リットルを輸送してもらったそうですが、もし交通が遮断されていれば別の手段を講じなければならないところでした。
その点、都市ガスがガス管を通じて継続供給されるガスコージェネレーションシステムは、補給や点検の手間もかかりません。停電しても自動で停電対応モードに切り替わるので、万一の際でもBCP(事業継続計画)に貢献するだけでなく、大きな安心感をもたらしてくれると言います。

停電時、25kWの小型ガスコージェネレーションシステムはサーバ室に給電を行い、電子カルテの運用に貢献した

台風15号では、強風により病院敷地内の木々がなぎ倒される被害も

お客さまの声

飯島 光史 様
(総泉病院 事務部管理課係長)

病院の「心臓部」を守ってくれたガスコージェネレーションシステム

ここ更科町は強風による停電が多い地域なので相応の対策はとってきたのですが、4日に及ぶ停電は初めての経験でした。ネットやラジオがつながりにくく、情報が収集できないことには困りました。それから、ガスコージェネレーションシステムとは別に2台の非常用発電機があって、その燃料補給にも非常に苦労しました。しかし、病院の心臓部とも言えるサーバ室がガスコージェネレーションシステムで守られていることで、大きな安心感を得られました。

主な導入機器・設備

  • ガスコージェネレーションシステム 1台
    発電出力 25kW・停電対応型
    給電先 サーバ室のUPS・エアコン、外来のパソコン
  • 温水ボイラー233kW 2台
  • GHPチラー71kW 6台

お客さま概要

医療法人社団 誠馨会 総泉病院 様

所在地:〒265-0073 千葉県千葉市若葉区更科町2592
病床数:353床

※掲載情報は2020年4月時点のものです