学校法人横浜商科大学高等学校 様

時間帯負荷に応じた省エネ空調が実現、ハイブリッド空調が支えるこれからの学び舎

緑豊かな広大なキャンパスで夢あふれる学校生活を

横浜商科大学高等学校は、1941年に男子のみの商業学校として開校した伝統ある学校です。
1963年に普通科を設置、2003年には男女共学に移行するなど、門戸を広げてきました。「安んじて事を託さるる人となれ」を校訓に、社会で信頼され活躍できる人間を育成すべく、誠実で正直な人柄と自立心、信頼され役に立つ知識と技術の習得などを教育目標に掲げています。普通科3コース、商業科2コースで、難関大学を目指す「特進コース」、基礎学力向上と体育実技や理論にも取り組む「スポーツ選抜コース」、ホテル実習もあり実践的に学べる「国際観光コース」など、生徒一人ひとりのニーズに応える多彩なカリキュラムが魅力です。キャンパスは横浜市旭区の緑豊かな丘陵地に広がっています。耐震基準を満たした3つの校舎、冷暖房完備の教室・体育館・武道館、優秀建築賞を受賞した図書館・実習室棟、全天候型で照明が完備されたグラウンドなど、学びの施設も充実。生徒の学校生活を支えるエネルギーには、30年以上前の旧校舎建設の頃からGHPをはじめガスを積極的にご採用いただき、また、電力自由化当初から高圧電力も東京ガスとご契約いただいております。さらに、2019年には、ガスと電気のハイブリッド空調「スマートマルチ」等の導入により、環境への配慮、省エネ・節電を実現しています。

(写真左)木をふんだんに使った内装が美しい図書館 (写真右)実践的なトレーニングで接客技術を習得するためにつくられたホテル実習室


昼夜問わずに稼働する本館ニーズにマッチした「スマートマルチ」×「エネシンフォ」

横浜商科大学高等学校では本館の部分空調として、建物竣工時に採用した「電気式氷蓄熱空調」を利用していましたが、経年と共に効率が悪くなったため、空調の入替を検討されていました。対象施設においては、生徒が活動する日中と教職員のみが勤務する夜間では空調負荷に大きな差が生じるという特徴があったため、昼夜の負荷に応じた省エネ空調が適しています。そこで、ガス空調と、電気空調を組み合わせたハイブリッド空調「スマートマルチ」と、負荷に応じて最適省エネ制御するクラウド制御サービス「エネシンフォ」をご採用いただきました。エネシンフォにはメンテナンスサービスが含まれており、点検・修理履歴などをきめ細かく管理しております。万一故障が発生しても、経験豊富なサービスエンジニアが出動し、迅速に対応します。


スマートマルチのリンク先:https://eee.tokyo-gas.co.jp/product/hybridac/index.html

停電対応機「ハイパワープラス」の採用で災害対策にも寄与

近年多発する風水害により頻発する大停電に備えて、横浜商科大学高等学校では停電時でも自立で起動して空調と発電ができる電源自立型空調「ハイパワープラス」をご導入されています。これにより、もしもの場合でも災害対策本部となる実習棟の一部電源と最低限の空調をまかなうことが可に。生徒や教職員の安全確保に備えています。

ハイパワーマルチのリンク先:https://eee.tokyo-gas.co.jp/product/ghp/detail.html#07

主要設備概要

  • ハイブリッド空調 「スマートマルチ」:170kW×2台
  • 電源自立型空調 「ハイパワープラス」:56kW×1台

お客さま概要

学校法人横浜商科大学高等学校 本館

所在地:〒241-0005 横浜市旭区白根7-1-1
延床面積:8,486.49m2
階数:地上4階
構造種別:鉄骨造

※掲載情報は2020年3月時点のものです