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高効率燃料電池システム

東京ガスと三浦工業株式会社が共同開発した世界最高レベルの発電効率の燃料電池システムです。

高効率燃料電池システムとは、東京ガスが独自に研究開発を進めていた燃料電池の高効率化技術と、三浦工業が保有する熱流体や制御に関するノウハウを駆使したシステム化技術を融合することにより、一般的な発電効率50~55%を大幅に上回る発電効率63%(※1)を達成した固体酸化物形燃料電池(※2)システムです。

SOFCセルスタックを多段化し、発電時に発生した水を除去する燃料再生機構を間に設けることで発電に利用する燃料の割合を高め、
5kWクラスのSOFCにおける世界最高レベルの発電効率を実現しました。

(参考)一般的なSOFCシステム
高効率燃料電池システム
(※1)東京ガス・三浦工業調べ(2024年3月15日現在)。発電システムとして構成した場合に、燃料電池を動作させるためのエネルギーを差し引いた、お客さまが利用できる交流送電端ベースの発電効率(AC発電効率) (※2)イオンが伝導可能なセラミックスを用いた、600℃~900℃の高温で作動する燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell)

お客さまのこんな課題を解決します。

省スペースで省エネ・省CO₂を実現したい

レジリエンスを強化したい

特長

  1. 特長1
    省スペースで
    のCO排出量削減が可能
  2. 特長2
    停電時のレジリエンス強化に
    貢献
  3. 特長3
    複数台連結による
    大容量化が可能

特長1省スペースでのCO排出量削減が可能

本システムは、設置面積あたりのCO排出量削減効果が高いことから、特に設置スペースが限られている都市部でのCO削減に有効です。例えば、本システムの設置面積は、同等のCO排出量削減効果が得られる、一般的な太陽光発電パネルの設置面積の約1/40(※3)になります。

同等のCO排出量削減効果(※3)

(※3)本システムを実使用条件で運転した場合を想定して試算

<主な試算条件>
CO₃排出係数:電気0.65kg-CO/kWh(地球温暖化対策計画(2021年10月)における2013年度火力平均係数)、ガス2.29kg-CO/m(東京ガスデータ)
太陽光発電パネル:単位出力当たりの面積4m²/kW、設備利用率14.5%

特長2停電時のレジリエンス強化に貢献

本システムは、停電時でも都市ガスが供給されていれば発電を継続でき、最大5.0kWの電気を供給可能です。停電の際も、照明、テレビ、スマートフォンの充電等に使用することができます。

特長3複数台連結による大容量化が可能

本システムの複数台連結運転(最大8台)により、約46kWまでの大容量化が可能(2025年度から対応予定)です。連結台数の増減により、発電出力をお客さまの電力需要に応じて選択することができます。

受賞歴

『発電効率63%の⾼効率燃料電池システム「FC-6M」の開発』が、日本ガス協会2025 年度技術賞(ガス技術部門)を
受賞しました。

機器仕様
燃料 都市ガス 13A
出力電力(定格時) 5.8kW
出力電力(停電時自立運転) 標準:1.5kW
オプション:最大5.0kW
AC発電効率 63%
製品外形 810mm×1,990mm×1,880mm(W×D×H)
製品質量 900kg
タイプ モノジェネレーションシステム
詳細な仕様はこちら

導入実績

自治体設備やエネルギーセンターなどで採用されています。

ライフコミュニティ西馬込様

ライフコミュニティ西馬込
(左)高効率燃料電池1台目 (右)高効率燃料電池2台目

芝浦エネルギーセンター様

芝浦スマートエネルギーネットワーク
高効率燃料電池システム(右)

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