業種別ソリューション|鉄鋼
「鉄鋼」分野の工場のお客さまへ
鉄鋼分野でも、CO₂排出量削減、省エネルギー、省スペース、安定供給の観点から天然ガスへの燃料転換が進んでいます。油燃料と比べて圧倒的に使いやすく、また、高温加熱分野で高い省エネルギー効果を発揮する高性能機器の採用により、天然ガスのメリットを最大限に活かし、CO₂排出量削減に大きく貢献できます。
オーダーメイドポイント
工業炉省エネ診断
燃焼排気分析や温度測定により工業炉の運転状況を計測し、省エネルギー改善をご提案いたします。
製品加熱試験で品質確認
弊社千住テクノステーションの設備で、実際に製品を加熱処理して、事前に確認できます。
安心燃料転換
天然ガスでバーナの燃焼試験を実施し、燃料転換がスムーズに行えるようにいたします。
特長
【特長1】60%CO₂排出削減
<排出原単位>A重油:2.71kg-CO₂/l 都市ガス:2.29kg-CO₂/m³N
【特長2】50%省エネルギー・25%昇温時間短縮
酸素燃焼の採用により、省エネルギーが図れ、時間も大幅短縮。生産の効率化が、大きく前進します。
※55トン取鍋加熱設備を通常バーナから酸素燃焼化改造した場合
【特長3】30%炉長ダウンサイジング
これにより、イニシャルコストの低減にもつながります。
【特長4】温度分布改善
主な製鋼・鍛造工程でも、天然ガス利用が最適です
①【取鍋受入】昇温時間短縮
酸素バーナ
さらに、従来の空気バーナに比べて、エネルギー使用量も約50%の削減となります。
②【鍛造】予熱時間半減
メタルニットバーナ
昇温速度が速いため、予熱時間が半減します。
被加熱物の形状に合わせたバーナ設計が可能です。
均一な加熱によって金型の長寿命化が図れます。
③【鋳造・圧延】有効熱効率アップ
圧延加熱炉・鍛造加熱炉
また、切替燃焼によって、炉内温度の均一化が図れます。
④【熱処理】高い廃熱回収率を実現
リジェネレイティブラジアントチューブバーナ
また、切替燃焼によって、ラジアントチューブの温度分布を大幅に改善し、長寿命化が図れます。