熱源機器 最適制御AI
熱源機器 最適制御AIとは、冷房空調やプロセス冷却用の熱源システムを特許取得済の東京ガス独自のAIにより最適制御し、エネルギーコストの削減および省CO2を実現するソリューションです。

東京ガスと共創パートナーが提携
東京ガスが長年培ってきた熱源運用・省エネに関する技術をベースに、高い専門性と豊富な実績を持つ共創パートナーと連携しながら、先進性と独自性に優れたAIソフトの開発を実現します。

特長
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- 補機まで含めた全体最適化による
高い省エネ性能
- 補機まで含めた全体最適化による
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- 特許取得済の強化学習AIによる
熱源制御
- 特許取得済の強化学習AIによる
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- 既設ビルにも導入可能で、
リプレースや状況変化にも自動で対応
- 既設ビルにも導入可能で、
補機まで含めた全体最適化による高い省エネ性能
従来のエネルギー制御システムは熱源機や補機(ポンプ、冷却塔、他)など機器単体の制御が主でした。
東京ガスの「熱源機器 自動制御AI」は補機まで含めたシステム全体の最適な運転条件を求め、自動制御により効率的な省エネを実施します。

特許取得済の強化学習AIによる熱源制御
熱源制御に強化学習を応用することで、過去の運転データに囚われることなく自律的に最適運転ポイントを探索し、より高い省エネ効果を追及することができます。
(※)本技術に関連する特許は東京ガスが取得済です。
既設ビルにも導入可能で、リプレースや状況変化にも自動で対応
新築建物だけでなく、既築建物へも大規模な設備改修を伴わずに導入することが可能です。
そして継続的に省エネするには、建物状況や経年劣化に伴う変化に合わせた設定・チューニングが必要となりますが、東京ガスのAIは解の探索を自律的に行うため、実運転データを反映させる(=再学習をさせる)ための手間と時間をかけずに運用することができます。

こんな建物・施設におすすめ
セントラル空調の熱源機を所有するお客さまに対応。オフィスビル、商業ビル、工場、地域冷暖房など幅広い業種・規模のお客さまの脱炭素化、エネルギーコスト削減を支援します。

実証実験による期待効果
社内施設における実証試験で、従来のメーカ制御と比較した結果、約5%の省エネ効果を確認しました。自社設備を活用した迅速な研究開発サイクルも東京ガスグループの強みの一つであり、継続的な改良開発に取り組みます。

よくあるご質問
JoyWatcherSuiteの役割は?
JoyWatcherSuiteで収集したデータをAIソフトへ入力し、最適な指令値を演算して制御を行います。
現場データがないお客さまにはデータを取得する仕組みから構築することができます。
どのようなメーカーの機器や中央監視が対象となるか?
対象となる熱源機器や中央監視に縛りはありません。JoyWatcherSuite以外で構築されたシステムも対象となります。
導入や維持にかかる費用は?
お客さまの状況によって施工費が大きく変わるため、お客さまへのヒアリングや現地調査後に回答します。また、AIソフトは汎用化をキーワードに開発し、投資採算性が合う価格帯で提供することを目指しています。
導入サポートやカスタマーサポートは提供されるか?
JoyWatcherSuiteやAIソフトの保守サポートをご提供します。AIソフトは初期導入時の設定・調整まで含めて対応します。
下記フォームより、ご相談・お問い合わせください。
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