武蔵野の森総合スポーツプラザ 様
最新エネルギー施設の導入で省エネ・省コスト・BCP対策を実現
武蔵野の地に新たに誕生したスポーツ拠点
2017年11月にオープンした「武蔵野の森総合スポーツプラザ」は、メインアリーナ、サブアリーナ、プール、トレーニングルーム、フィットネススタジオで構成され、隣接する東京スタジアムとあわせて多摩エリアの健康促進の拠点として、またイベント施設として運用が行われています。
設備設計にあたり武蔵野の森総合スポーツプラザからのご要望は次のとおりでした。
1)最新エネルギー技術を積極的に取り入れ、省エネ・環境配慮に取組みたい
2)災害に備え、安全安心に配慮した施設づくりを行いたい
これらのご要望に沿って、東京ガスは太陽熱を利用した環境性の高い空調設備と、省エネとBCP対策を両立したガスコージェネレーションシステムの導入をご提案いたしました。
1)最新エネルギー技術を積極的に取り入れ、省エネ・環境配慮に取組みたい
2)災害に備え、安全安心に配慮した施設づくりを行いたい
これらのご要望に沿って、東京ガスは太陽熱を利用した環境性の高い空調設備と、省エネとBCP対策を両立したガスコージェネレーションシステムの導入をご提案いたしました。
収容人数10,000人の大規模施設を効率的に空調するために
メインアリーナ棟は、バスケットボールコート4面、バドミントンコート18面分の大きさを誇り、収容人数は最大約10,000人。トップレベルの競技大会はもちろん、コンサートや展示会等の商業利用などのイベントも開催されます。そして、サブアリーナ・プールも含めて、これらの施設の空調をどのように行うかは、省エネ性や今後の維持管理にかかるコスト面から考えても大切なポイントです。
そこで、採用されたのが、太陽熱を利用して冷暖房を行う「ソーラークーリングシステム」。太陽熱でつくられた温水を空調利用し、エネルギー消費量の低減を実現するなど、再生可能エネルギーを最大限に活用するエネルギー設備が取り入れられました。
そこで、採用されたのが、太陽熱を利用して冷暖房を行う「ソーラークーリングシステム」。太陽熱でつくられた温水を空調利用し、エネルギー消費量の低減を実現するなど、再生可能エネルギーを最大限に活用するエネルギー設備が取り入れられました。
太陽の熱を利用して、冷暖房を行う「ソーラークーリングシステム」について詳しくはこちら
最先端の省エネ技術が集約されている武蔵野の森総合スポーツプラザ
同施設では、太陽熱利用だけでなく、太陽光発電、雨水利用、地中熱利用等の再生可能エネルギーの活用や、ガスコージェネレーションシステムで分散型発電を行うなど、エネルギーの高効率利用が行われています。ガスコージェネレーションシステムは、停電時でも発電を継続できるタイプなので、非常用発電機と組み合わせてエネルギーセキュリティ強化を行うことができます。
ガスコージェネレーションシステム「ジェネライト」について詳しくはこちら
主な導入機器・設備
- ガスコージェネレーションシステム(ジェネライト停電時対応機)
25Kw×12 - ガス吸収式冷温水機(ナチュラルチラー)
1,582kW×3台 - 廃熱投入型ガス吸収式冷温水機(ジェネリンク)
1,582kW×1台 - GHP(ガスヒーポン)
合計1,239kW(34台) - ガス温水ボイラー
990kW×4セット - 太陽光発電
300kW - 太陽熱集熱器 10ユニット
723㎡(212枚)
お客さま概要
武蔵野の森総合スポーツプラザ
所在地 :〒182-0032 東京都調布市西町290−11
建物 :メインアリーナ棟(地上4 階、地下1 階)
サブアリーナ・プール棟(棟屋1階、地上3階、地下1階)
延床面積:約49,100m²
武蔵野の森総合スポーツプラザの施設HP及び詳細はこちら (外部サイトへリンクします)