宮崎市郡医師会病院 様
CGSにより災害時の病院事業継続性を強化するとともに、遠隔自動制御システム導入でさらなる省エネ・省コストを実現
旧病院は、老朽化や狭あい化に加え、南海トラフ巨大地震発生時の津波で被災する恐れがあることから、移転による再整備が決定しました。
新病院建設にあたって、地域医療支援病院および地域災害拠点病院としての役割を担うことから、病院の本業である医療サービスへの経営資源の集中を図るとともに、省エネ・省コストの実現、災害時等のエネルギー供給の安定性の向上、さらには、各年度の支出の平準化による安定経営の推進が重要な課題でした。これらの課題解決のため、オンサイトエネルギーサービスの導入を検討しました。

お客さまのこんな課題を解決しました
省エネ・省コストを実現したい
エネルギー供給の安定性を向上したい
安定経営を推進したい
ポイント
オンサイトエネルギーサービスによる課題解決
ガスコージェネレーションシステム(CGS)などエネルギー設備を効率的に稼動させることで、省エネ・省CO2だけでなく、省コストを実現しました。
また、万が一の災害時の事業活動に必要なエネルギーを安定供給するBCP対応として、耐震性に優れた中圧導管を利用し、停電時でも電気・熱の確保が可能になりました。
運用面では、エネルギー設備遠隔監視システム「ヘリオネット21」に加え、地元ガス会社社員がエネルギーセンターに常駐し、CGSなどの設備の稼働状況を24時間365日、常時監視しています。
さらに、遠隔自動制御システムである「HelionetAdvance(ヘリオネットアドバンス)」を導入し、常に最適な運転制御を自動的に行い、運用面でも一層の省エネルギー推進を図っています。

主なソリューション・機器
- HelionetAdvance(ヘリオネットアドバンス)
- 停電対応型ガスコージェネレーションシステム 400kW
- ジェネリンク(廃熱投入型ナチュラルチラー)
- 空冷ヒートポンプチラー
- 温水ボイラ
- 蒸気ボイラ
導入したソリューション・機器
掲載情報は導入時点のものです。
その他の導入事例を見る