大崎市民病院 様
病院におけるエネルギーのアウトソーシングを実現
導入前にお客さまが抱えていた課題
旧病院での設備管理の負担や東日本大震災での被害により、病院の移転に際し、医療機能充実、医療に専念できる環境整備、災害に強い安定したエネルギー供給、環境性・省エネ性に配慮したエネルギーシステムの構築を検討されていました。
エネルギーサービスで最適運用
地元ガス会社の中圧導管による都市ガス、系統電力、地元の企業から調達するペレット等の再生可能エネルギーを加えたベストミックスを構築し、防災対策やBCP機能を向上させるとともに、豊富なエネルギーサービス運用実績に基づく設備管理運用に加え、病院施設管理業務を一括しておまかせいただくことで、省エネを図りつつ、「医療へ専念できる環境」の実現に貢献しました。
導入効果
病院におけるエネルギー供給・設備管理に関する負担の解消、BCP機能の向上、省エネ(移転前に比べ、床面積当たりの年間一次エネルギー消費量を10%以上削減)を実現しました。
お客さまの声
・エネルギーサービスの導入により、設備の管理・運用における病院職員の負荷が大幅に低減され、医療業務に専念しやすい環境となりました。また、省エネ性、防災対策、BCP機能の強化につながりました。
主な導入機器・設備
- 蒸気吸収式冷凍機 1,760kW
- 空冷ヒートポンプ 150kW×15基
- 水冷スクリューチラー 575kW×3基
- 貫流ボイラ 2.5t/h×7基
- ペレットボイラ 100kW
- ジェネライト 25kW
- 太陽光発電 8kW
- ヒートポンプ給湯器 140kW
- 高圧受電設備
- 非常用発電設備(DE) 1,000kVA×2基
お客さま概要
大崎市民病院
所在地:宮城県大崎市古川穂波3丁目8-1