大崎市民病院 様
市民が安心できる医療の提供と省エネ・防災対策の両立
大崎市民病院は、「市民が安心できる医療の提供」を理念に掲げ、市民に適切な医療を提供することを基本方針としており、市民に信頼される公正・公平・誠実な対応を心掛け、効率的な病院経営を実現しています。病院内には、コンビニエンスストア、ヘアサロン、ATM、コインランドリー等を設置するなど、職員のみならず患者や来院者にとっても満足度の高い環境を整備しています。また、東日本大震災の被災経験をもとに、省エネルギー性と防災対策を両立させた設計を行っています。
今後に向けては、宮城県北約30万人の住民の生命を守る医療圏のリーダーとして、地域の医療機関や地元医師会との綿密な連携を充実させ、初期救急から三次救急まで切れ目のない体制構築を進めています。先導する地域完結型医療への取組みは、県内においてもモデルケースとして大きな注目を集めています。これらの取り組みにより、市民が安心して利用できる医療機関としての役割を果たし続けています。
			
		お客さま情報
| 所在地 | 〒989-6183 宮城県大崎市古川穂波3丁目8-1 | 
|---|---|
| 病床数 | 500床 | 
| 建物 | 地下1階、地上9階屋上ヘリポート | 
| 敷地面積 | 32,188.42㎡ | 
ポイント
- 
						
- 防災対策やBCP機能の向上
 
 - 
						
- オンサイトエネルギーサービスの
導入による省エネ・省コスト実現 
 - オンサイトエネルギーサービスの
 
防災対策やBCP機能の向上
地元ガス会社の中圧導管による都市ガス、系統電力、地元の企業から調達するペレット等の再生可能エネルギーを加えたベストミックスを構築し、防災対策やBCP機能を向上させました。
オンサイトエネルギーサービスの導入による省エネ・省コスト実現
オンサイトエネルギーマネジメントサービスは、ガスコージェネレーションシステム(CGS)や、空調熱源設備などについて、資金調達から設備設置工事、メンテナンスや運転管理、燃料調達まですべてのエネルギー業務を東京ガスグループにてワンストップで請負うサービスです。これにより、病院におけるエネルギー供給・設備管理に関する負担の解消、BCP機能の向上、省エネ(移転前に比べ、床面積当たりの年間一次エネルギー消費量を10%以上削減)を実現しました。
お客さまの声
エネルギーサービスの導入により、設備の管理・運用における病院職員の負荷が大幅に低減され、医療業務に専念しやすい環境となりました。また、省エネ性、防災対策、BCP機能の強化につながりました。
主なソリューション・機器
- オンサイトエネルギーサービス
 - 蒸気吸収式冷凍機
 - 空冷ヒートポンプ
 - 水冷スクリューチラー
 - 貫流ボイラー
 - ペレットボイラー
 - ジェネライト
 - 太陽光発電
 - ヒートポンプ給湯器
 - 高圧受電設備
 - 非常用発電機(DE)
 
ソリューション・機器詳細
| 形式 | 能力 | 基数 | 
|---|---|---|
| 蒸気吸収式冷凍機 | 1,760kW | - | 
| 空冷ヒートポンプ | 150kW | 15台 | 
| 水冷スクリューチラー | 575kW | 3台 | 
| 貫流ボイラー | 2.5t/h | 7台 | 
| ペレットボイラー | 100kW | - | 
| ジェネライト | 25kW | - | 
| 太陽光発電 | 8kW | - | 
| ヒートポンプ給湯器 | 140kW | - | 
| 非常用発電機(DE) | 1,000kVA | 2台 | 
導入したソリューション・機器
掲載情報は導入時点のものです。
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