日本大学 文理学部 様 本館

再生可能エネルギーを利用した効率の良い省エネルギー型キャンパスに

本館は学生の「自主創造」の精神を育み伸ばす新たな拠点

日本大学文理学部様は、「文」と「理」の融合を特色として教育と研究を行う学部です。人文系・社会系・理学系の3系統18学科に約9千人の学生が学んでいます。文理学部のある東京都世田谷のキャンパスでは、建物の老朽化に伴い、順次建て替えを行ってきました。その際、文理学部が理工学部、工学部と共に理事長特別研究として提案した「電力削減と教育環境整備の両立を目指した省エネルギー型キャンパスの創成に関する総合研究」が生かされています。2017年春に竣工した本館は、まず教育環境整備の面では、研究施設、センターホール、自主学習に適したラーニングコモンズなどで構成されており、日本大学の教育理念「自主創造」を体現した施設となっています。そしてエネルギーの面では、ガスコージェネレーションシステムとその廃熱を利用して空調を行うガス吸収冷温水機、太陽熱を利用したソーラークーリングシステム、地中熱を利用した水冷ヒートポンプパッケージなどを組み合わせたシステムを採用し、エネルギー消費量の削減の実現を目指しています。

講演会や特別講義などが行える本館地下1階センターホールは510名収容可能

 
 

ガスエネルギーシステムと再生可能エネルギーのベストミックス

太陽熱利用吸収冷温水器(ソーラークーリングシステム)

太陽熱利用は変換効率が約50%と高く、太陽光発電に比べて効率よくエネルギーを得ることができます。"太陽熱"を環境にやさしい吸収冷温水機に利用する画期的な「ソーラークーリングシステム」は今後の空調に求められる環境性と省エネ性を実現します。


停電時対応型ガスコージェネレーションシステム「ジェネライト」

「ジェネライト」は、クリーンな都市ガスを使って発電し、同時に発生する廃熱を照明や動力、給湯、空調などに多角利用できるコージェネレーションシステムです。契約電力、買電量を低減でき、快適性を保持しながら省エネ・節電を実現することができます。さらに、停電時には自立運転により発電した電力を予め選定した機器に給電することができます。

お客さまの声

森 清美 様
(日本大学 文理学部 管財課)

キャンパス全体の省エネに向け今後もご助言を期待します

日本大学文理学部では、キャンパス整備計画に基づき、老朽化がみられる建物に代わる新棟を建設し、耐震性を強化、学習環境の改善を進めてまいりました。エネルギーシステムにおいては、省エネルギー型キャンパスを目指し、東京ガス様にも様々なご助言をいただき選択をしました。そのなかで、再生可能エネルギーの採用により経済産業省の補助金を受けることができ、コスト面で大きなメリットとなりました。現在は、コージェネレーションの廃熱利用も効率よく行えており、大きな省エネ効果を期待しています。キャンパスでは今後も整備計画が控えています。東京ガス様には今後も、最新の設備の情報など、ご提案をいただけますようお願いいたします。

主な導入機器・設備

  • 停電対応型 ガスコージェネレーションシステム「ジェネライト」 25kW ×1台
  • ナチュラルチラー(ガス吸収冷温水機) 1,407kW×2台
  • ソーラークーリング対応ナチュラルチラー 352kW×1台
  • ガス温水ボイラ 349kW×2台

お客さま概要

日本大学 文理学部様 本館

所在地   〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
敷地面積  59,231m²
建築面積  3,198m²
延床面積  21,944m²
階数    地上7階、地下1階
構造種別  鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)



※掲載情報は、2018年9月時点の情報です