ガス給湯器の不具合と対処方法
業務用ガス給湯器、ならびに小型湯沸かし器を安心してお使いいただけるように、よくある不具合と対処方法、日常のお手入れ方法をご紹介します。
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業務用ガス給湯器
屋外式・半密閉燃焼式(排気フード受け型、排気ダクト直結型)等が対象となります。

不具合と対処方法
お湯がでない
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水抜き栓の中の給水口フィルターが詰まっている場合があります。メーカーの取扱説明書に記載された手順に沿って掃除してください(※)。清掃後もお湯も水も出ない場合は、東京ガスや専門業者に点検・修理を依頼して ください。 (※)水抜き栓からはお湯や水が出るので、充分に注意してください。

- お湯の流量を下げると消火してしまう場合があります。給湯栓をもっと開けて湯量を増やしましょう。
高温にならない・低温にならない
給湯栓を少し閉じて湯量を減らしてもお湯が熱くならない時は、東京ガスに点検・修理を依頼してください。
冬場など水温が低い時は、高温のお湯をたくさん出そうとするとお湯が細く(少なく)なる場合があります。出湯量を少なめにして使用してください。
湯量を増やしてもお湯がぬるくならない時は、東京ガスに点検・修理を依頼してください。
夏場など水温が高い時に低温のお湯を少量出そうとしても湯温が高くなります。給湯栓をもっと開いて多い湯量で使用してください。
- 充分な湯量を確保できていない場合があります。給湯器の能力(号数)を変更することで湯量を確保できる場合があります。
給湯器にエラーが表示される
- ガス栓または業務用ガス遮断弁が全開になっていない場合があります。ガス栓または業務用ガス遮断弁を全開にしてリセット(もしくは電源を一度オフ) してください。それでもエラーが表示される場合は、東京ガスに点検・修理を依頼してください。
- ガス栓がガス管に沿って真っ直ぐになっているかも確認してください。真っ直ぐになっていない場合は、東京ガスに点検・修理を依頼してください。

お手入れ方法
本体外装やリモコンは、定期的に水気を絞ったやわらかい布で拭く
- ダクト接続式等で「給気フィルター」がついている場合、フィルターが汚れてきたら、メーカーの取扱説明書に沿って掃除してください。また、「油とりフィルター」などカバー式のフィルターが付いている場合は、取り替えてください。
- 排気トップや油受け皿も、メーカーの取扱説明書に沿って、定期的に掃除してください。
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お手入れは、機器が十分冷えてから実施してください。
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給湯器のまわりに、可燃物が置かれていないことも確認してください。

小型湯沸かし器
家庭用の小型湯沸かし器を店舗・事務所等でご利用の場合が対象となります。
不具合と対処方法
お湯がでない
- 点火しにくい、点火できない時は、換気が不十分で部屋の酸素が不足している場合があります。換気を十分にしてから再点火してください。
- 換気が不足すると、各種の安全装置が作動して点火ができない場合があります。再点火禁止装置(インターロック)が働いている場合は、東京ガスに連絡してください。
- たびたび安全装置が作動する場合は、点火装置やバーナーが故障している場合がありますので、その場合にも東京ガスに点検・修理を依頼してください。
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給水接続金具の水フィルターにゴミが詰まっている場合があります。メーカーの取扱説明書に記載された手順に沿って掃除をしてもお湯も水も出ない場合は、東京ガスや専門業者に連絡してください。

高温にならない・低温にならない
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温度調節の操作ボタン、能力切替レバーなどの位置が異なっている場合があります。適切な位置(40℃~42℃)に動かしてください。

炎が黄色い・すすが出る
ガス圧の調整が合わなくなっている、バーナーが詰まっている、空気口が詰まっている、熱交換器のフィンが詰まっている、のいずれかの可能性があります。 この症状があった場合は、東京ガスに点検・修理を依頼してください。
お手入れ方法
外装カバーと操作部は時々水気をよく絞った柔らかい布でよく拭く
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特に汚れている時は、台所用中性洗剤を使用してください。
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お手入れは、機器が十分冷えてから実施してください。
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内部の汚れがひどい場合は、専門業者に清掃・点検をご依頼ください。
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排気フード部には触れないでください。変形すると不完全燃焼を起こす場合があります。給湯器のまわりに、可燃物が置かれていないことも確認してください。
東京ガスからのお願い
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東京ガスは業務用換気警報器の設置を推奨しております。
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お客さまご自身で実施されたメンテナンスによる機器の破損については、弊社は責任を負いかねますので、くれぐれもご注意ください。不安がある場合には専門業者に依頼しましょう。
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室内設置型の給湯器の場合、換気不足による一酸化炭素(CO)中毒にご注意ください。 くわしくは、ガス安全ご利用ガイドをご確認ください。
点検・修理までの流れ
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Step1
- 電話でのお問い合わせ
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Step2
- 担当者より詳細確認のご連絡
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Step3
- 担当者が訪問し、点検を実施