ガスコージェネレーション(コージェネ)

時代は分散型エネルギー社会へ。安心と省エネを実現する電気と熱の併給システム。

機器紹介

電気をつくる際の廃熱を冷房・暖房・給湯・蒸気などに有効利用 。

ガスコージェネレーションシステム(コージェネ)は、クリーンな都市ガスを燃料として、必要な場所で電気をつくり、同時に発生する熱を冷房・暖房・給湯・蒸気などに利用できるシステムです。
東日本大震災以降、エネルギー供給のあり方が見直され、防災性の観点からもコージェネ等の分散型電源の役割が重視されています。そのため、国や自治体もコージェネ普及促進のためのさまざまな優遇策を打ち出しています。

導入のメリット

メリット1 省エネルギー・省コストを実現します
電気を使用する場所で発電するため、送電ロスがなく、発電と同時に発生する熱も有効利用でき、高いエネルギー効率を実現します。契約電力や買電量の削減により電気料金を低減するとともに、熱の有効利用により他の熱源設備の燃料使用量を低減し、全体として省コストを実現します。

 

メリット2 CO₂の排出量を削減し、環境保全に貢献します
燃料である都市ガスのクリーン性や廃熱の有効利用により、従来システムに比べてCO₂排出量を約1/3削減する効果があります。

 

出典:環境白書(1997年)、中央環境審議会地球環境部会目標達成シナリオ委員会中間取りまとめ(2001年)

メリット3 エネルギーセキュリティが向上します
災害時に建物への電力供給を維持するためには、電源の多重化が有効です。電力会社からの電力のほかに、非常発電機、UPS(無停電電源装置)、停電対応型ガスコージェネレーションシステムを導入することで、電源の多重化を図ることができます。

 

コージェネを核とした熱・電気の面的利用
コージェネは、地域全体での「熱・電気の面的利用による環境性向上」、「エネルギーセキュリティ強化の実現」を目指す特定電気事業やスマートエネルギーネットワークの核として期待されています。
特定電気事業(特電)
特定の供給地点における需要に応じて発電と外部調達電力により電力供給・販売をする事業です。超高効率大型コージェネの導入により、高効率な電力供給や熱融通による省エネ性の向上や、防災力の強化を実現します。

 

スマートエネルギーネットワーク
熱・電気・情報のネットワークを構築し、再生可能エネルギー・未利用エネルギーを積極活用するとともに、エネルギーの自立化・高効率化に向けコージェネを導入し、熱・電気を効率的に供給します。

 

コージェネの種類
ガスエンジンシステム
レシプロエンジンで発電機を回転させる方式です。数kWから数千kWのものまで多くの種類があります。発電効率が高く、廃熱は全温水または温水&蒸気で取り出せるため、さまざまな用途に適用できます。

ガスタービンシステム
燃焼ガスでタービンを回転させ、その動力で発電機を回転させる方式です。廃熱の回収効率が高く、また全蒸気として取り出せます。機械体積あたりの発電容量が大きく、大規模かつ熱需要の大きい工場や地域熱供給プラントなどに導入されています。

 

燃料電池システム
都市ガスの燃料を改質した水素と酸素を反応させ、水の電気分解と逆の原理で発電します。化学反応を用いて水素から直接電気をつくるので、ガスエンジンやガスタービンよりも高い発電効率を実現します。