スマートマルチ(ハイブリッド空調)
GHP(ガス)とEHP(電気)を組み合わせたハイブリッド空調システムです。
ガス空調(GHP)と電気空調(EHP)を同一冷媒系統に組み合わせたものをワンセット(※1)とし、同一冷媒系統で室外機を制御します。セントラル空調では一般的となった「ガスと電気のベストミックス」を個別空調でも可能にした空調システムです。 クラウド制御サービス「エネシンフォ」でスマートマルチを遠隔で最適制御し、メンテナンスやエネルギーの見える化を行います。
今後はデマンドレスポンスへの対応も予定しています。(現在開発中)

「スマートマルチ×エネシンフォ」を動画でシンプルに解説
特長
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- ピーク電力抑制による
電力基本料金の低減
- ピーク電力抑制による
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- 高効率運転で
エネルギー使用量を削減
- 高効率運転で
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- エネルギー料金の変動リスクを低減
ピーク電力抑制による 電力基本料金の低減
GHPの電力使用量はEHPの約1/10(※2)になります。 夏期の気になるピーク電力もGHPを使用することで大幅に削減できます。そのため、契約電力を抑えることができ、電力の基本料金を削減できます。

スマートマルチを「エネシンフォ」で最適制御することにより、EHPと比較してランニングコストを大幅に低減できます。時期によってエネルギー料金が変動するリスクへの対応も可能です。
(※3)試算条件…〇事務所5000㎡(空調規模210馬力(588kW)相当)と想定
〇パナソニック製30馬力(型式:U-GSH850U1DR)×7セットにて算出
〇比較対象EHPはパナソニック製30馬力(型式:PA-P850UX5(CU-P400UX5+CU-P450UX5)))×7台(APF2015:5.8)にて算出
〇ランニングコストは空調のガス・電気料金、エネシンフォ料金を含む
〇ガス契約:小型空調専用契約(東京ガス)、電力契約:業務用電力契約(東京電力エナジーパートナ、2024年11月時点料金単価)
〇電力・ガスの原燃料調整:2023年11月~2024年10月の平均原燃料価格より算定
〇電力再エネ賦課金:3.49円/kWh
〇スマートマルチを省コストモードで運転の場合
〇ご使用量・採用規模により削減量は異なります。

高効率運転でエネルギー使用量を削減
エネシンフォで空調負荷や外気温に合わせ、機器効率が高くなるポイントでGHPとEHPを運転します。
GHPのみ、EHPのみの場合は、空調負荷によって効率の低い場合がありますが、GHPとEHPをセットにしたスマートマルチでは高効率の領域が広がり、エネルギー使用量の削減に貢献します。

エネルギー料金の変動リスクを低減
ガスと電気、2種類の燃料を使うスマートマルチを、最新の料金単価を考慮できる「エネシンフォ」でバランスよく最適制御することにより、エネルギー料金の変動リスクを低減できます。

クラウド制御サービス「エネシンフォ」
エネシンフォ(※4)とはスマートマルチを遠隔から最適制御するサービスに、メンテナンスやエネルギーの見える化サービスを合わせた、ワンストップサービスです。
(※4)東京ガスとのサービス契約が必要となります。
最適制御では、お客さまのご使用状況に合わせて、負荷予測、機器特性、ガス・電気料金を考慮し、遠隔から自動で省コスト(※5)となるよう運転制御します。
(※5)省コストの他、省エネ、省CO₂モードの設定が選べます。
導入事例
スマートマルチの導入事例は下記リンクよりご覧いただけます。