3.2kWのEV充電器を5基設置しています。​
建物本館では高圧電力を契約していますが、電気室から駐車場までの配線距離が長く工事費が高額になってしまう課題がありました。​そこで、建物別館にて別途引き込んでいる低圧電力を活用し、既設の低圧電灯盤から分岐させることで、EV充電器用の電源を取得しました。​低圧引込の受電点から、スマートメーターBルートサービスを活用して受電電力を監視することで、契約電力を超過しないように充電マネジメントシステムからEV充電を自動制御できるようになっています。

3.2kWのEV充電器を5基設置しています。
高圧電力を契約している建物から、地中の配管・配線を介して駐車場までEV充電用の電源を引き回しています。屋上キュービクル内の高圧電力メーターから、Bルートサービスを活用して建物全体の受電電力を監視することで、契約電力を超過しないように充電マネジメントシステムからEV充電を自動制御できるようになっています。また、EV充電の合計電力を常時一定以下に制限することも可能なので、既存電気設備の大幅な改修を伴なわずに多数台EVの追加導入に対応できます。

3.2kWのEV充電器を5基設置しています。
建物から駐車場までの距離が遠いため、高額な幹線工事費や電圧降下の懸念がありました。また、将来5台以上へとEVを追加導入する計画があり、電気容量が不足する可能性がありました。これらを解決する為、建物電源とは別に特例需要場所としてEV充電器用に新たな電源を別で引き込む方法を採用しました。駐車場付近の電柱から電源を取ることで工事費を大幅に削減し、将来の充電器台数増加にも対応しやすい設計を実現しました。