お客さまの声 サムティアセットマネジメント株式会社 様
GRESBデータチェック作業を大幅に短縮!入力・計算ミスをほぼ0に削減!
サムティアセットマネジメント株式会社不動産投資信託の運⽤をはじめとする不動産ファンドビジネスを展開するサムティアセットマネジメント株式会社が、「サステナブルスター」を採⽤した理由と効果について、同社レジデンシャルリート運⽤本部レジデンシャルリート資産管理部の阿部様と若尾様に、お話を伺いました。
そもそも抱えていた課題とは
当社が資産運⽤を受託しているサムティ・レジデンシャル投資法⼈は、約180 棟の物件を所有し、GRESBで報告が求められる専有部、共⽤部、建物全体、駐⾞場などさまざまなカテゴリの管理を⾏っています。これらのデータを⽉次で管理しますと、扱うデータ数は「棟数」×「エネルギー種別」×「消費先の区分」×「⽉次管理」となり、万を超える膨⼤な数となります。データ管理においては、まず、プロパティマネジメント会社(以下「PM会社」)において、電気、ガス、⽔道などの請求書に基づき、Excelファイルにそれぞれの使⽤量データを⼊⼒頂いていましたが、PM会社もデータ⼊⼒を本業とされているわけではないため、請求書の読み違い、使⽤量データの桁間違い、誤った証憑の参照など、⼈的ミスが多発し、このような管理⽅法には限界を感じていました。
「サステナブルスター」を採用したきっかけとは
従来のExcel を使⽤した業務プロセスでは、管理と報告に多⼤な労⼒と時間を費やす必要がありました。こうした課題意識から、システムを利⽤した管理を⾏う必要性を感じていました。
システムの導⼊に向けた検討を進める中、東京ガスがGRESB 報告⽀援クラウドを開発したとのニュースを拝⾒して当社からアプローチをしました。⾯談を重ねるうち、使いやすく視覚的にも操作しやすい「Excelライクなユーザーインターフェース」であることや、導⼊にあたっては、弊社への説明会はもちろん、PM会社に対しても、専⽤のマニュアル作成、説明会の対応をいただけるなどの「サポートの優れた体制」があることがわかり、サステナブルスターの導⼊を決めました。
その結果とは
サステナブルスター導⼊前は、データチェック作業にも多くの時間を費やしていましたが、導⼊後は、PM会社が証憑をシステム上にアップロードすることで、クラウド上での⼀元管理が可能となり、証憑のあるエネルギー消費量について、精度の⾼いデータを蓄積することが出来ています。更に、GRESB提出⽤のフォーマットでの出⼒が可能であり、再加⼯の⼿間が⽣じないことから、データチェック作業含め⼤幅な業務効率化につながると共に、⼊⼒・計算ミスなどのヒューマンエラーの削減にもつながっています。
システム導⼊時には、PM会社の業務負担が増加するリスクもありましたが、東京ガスのサポートもあり、PM会社の負担も最⼩限に抑えることができています。今後は、効率化によって得られた時間を活⽤し、データカバー率の向上などのスコアアップ施策に注⼒し、GRESBレーティングの向上を⽬指していきたいと考えています。
IGNITURE(イグニチャー)は、エネルギーの枠を超え、未来に向けて先進的で多様なソリューションを 通じてお客さま課題の解決を目指す、東京ガス・TGESのソリューションブランドです。