お客さまの声 JR西日本不動産投資顧問株式会社 様
サステナブルスターを活用し、リート設立から2年で、「GRESB」参加!

JR西日本不動産投資顧問株式会社が、「サステナブルスター」を採用した理由と効果について、同社投資運用部の池田様と永岡様に、お話を伺いました。

そもそも抱えていた課題とは
当社が運用を受託するJR西日本プライベートリート投資法人はJR西日本グループの開発物件や沿線の物件、及び首都圏エリアの物件を対象とした総合型のリートで、2023年9月に運用を開始しています。 リート立ち上げ当初から、投資家である金融機関等から、GRESBへの参加に関するヒアリングがあり、欧州では、環境に対する取り組みを行っているリートへ投資するといった機運もあったことから、今後、私募リートとして成長していく中で、投資主の方に投資先として選択していただけるよう、GRESB参加に向けた取り組みを進めようとしていました。 一方で、データ収集をするには、プロパティマネジメント会社(以下、PM会社)や、その先のエンドテナントの協力が不可欠である中で、協力いただける環境をどのように構築するか、構築できたとしても、そのデータをどのように集計し管理していくのか等について、課題を感じていました。

「サステナブルスター」を採用したきっかけとは
PM会社や、その先のエンドテナントを巻き込んだ、エネルギーデータを収集・集計する為の仕組みを検討していく過程で、「サステナブルスター」の紹介がありました。
当初は、システムの導入までは視野に入れていませんでしたが、提案を受けた結果、私募リートとして成長していく中で、クラウドを活用したデータ収集・集計・管理は必要であると考えるようになり、他社サービスも含め、慎重にシステム導入に関する協議を継続しました。

最終的に2社に絞った中で、「使いやすさ」と「発展性」で、サステナブルスターの導入を決定しました。「使いやすさ」は、Excelライクなユーザーインターフェースを採用しているので、マニュアルがなくても感覚的に使うことができるので、ストレスなく弊社内、PM会社にシステムが浸透しています。「発展性」は、弊社として、GRESBのスコアをあげていきたいと考えている中で、データカバー率を向上できる、マンションの専有部エネルギーデータを入手できるオプションがあることです。当該オプションに限らず、エネルギー企業である東京ガスが提供できるサービスであるからこそ、様々な相談もできると思っています。
その結果とは
物件数が少なく、社内には、Excel等を活用しアナログで管理すべきという意見もありましたが、結果として、サステナブルスターを導入した価値は想像以上でした。
サステナブルスターを活用したことで、25年7月のGRESB報告を無事に提出でき、第三者保証の取得もできました。導入前の提案の内容が良く、導入後のギャップは少し懸念していましたが、杞憂に終わり、機能については、現時点で、不足している部分はないですし、サポートに関する満足度は非常に高いです。
問い合わせをした際のレスポンスが「早い」だけではなく、「正確性」もあるので、信頼できますし、弊社側の検討が足りず、初期設定を変更する際にも柔軟に対応をいただけました。
また、サステナブルスター内にある「ご利用ガイド」もうまく活用できています。「ご利用ガイド」は、単に操作説明の内容が掲載されているだけではなく、GRESBのルール改定に伴う対応方法も掲載されています。
サステナブルスターを採用される企業は、益々増加すると思っていますし、それにあわせて、サステナブルスターも進化されると思います。弊社も、サステナブルスターを活用し、現状把握できている物件のエネルギー等のデータを基に、気候変動への対応や資源の持続的な利用を達成する為、各種数値の削減を目指していきます。
IGNITURE(イグニチャー)は、エネルギーの枠を超え、未来に向けて先進的で多様なソリューションを 通じてお客さま課題の解決を目指す、東京ガス・TGESのソリューション事業ブランドです。