お客さまの声　東急リアル・エステート投資法人 様

環境報告の精度が更に向上！！ サステナブルスターの価値は、プロダクトに加え「伴走力」

東急リアル・エステート投資法人が、「サステナブルスター」を採用した理由と効果について、東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント株式会社（以下、当社）資産運用部の内田様、中村様、山本様に、お話を伺いました。

そもそも抱えていた課題とは

当社は、東急リアル・エステート投資法人（以下、本投資法人）の資産運用会社です。
本投資法人は、東急株式会社をスポンサーとし、首都圏に所在するオフィス、商業施設、住宅及びそのいずれかを含む複合施設への限定投資を行い、特に成長力のある東京都心５区地域及び東急沿線地域へ重点投資を行っています。また、本投資法人として、GRESBには、2014年度から11年連続で参加しています。
GRESB対応以外にも、TCFD賛同、SBT認定、改正省エネ法、各種自治体条例等に対応し、2025年度からCDP気候変動プログラムへも参加しています。
年々、対応すべきESG報告が増加する中でも、エクセルを活用し、エネルギーデータの収集・集計を継続していましたが、GRESBと改正省エネ法では、必要なエネルギーデータが異なる中で、環境データの一元管理に苦慮していました。また、排出係数等の換算係数の更新も必要で、業務全体が複雑化・煩雑化する中で、業務が属人化していることも課題に感じていました。

「サステナブルスター」を採用したきっかけとは

その結果とは

課題であった「環境データの一元管理」については、システム導入で大きく改善できたと思っています。クラウド上に当社としての環境データを蓄積し、ESG制度単位で必要なデータがアウトプットできることは魅力的です。GRESBにおいては、ALDシートが自動で生成されることで、GRESB報告に関わる業務時間が50%程度改善されています。また、本投資法人は所有形態が複雑な物件もありますが、そのような物件においてもシステムで集計できるという部分は、不動産・REIT業界の実態を理解されているシステムであると感じています。
「属人化」という点についても、ユーザーインターフェイスに優れており、利用ガイドも充実しているので、ESG制度に関する知見やITスキルに依存することなく誰でも使いこなすことができると感じています。
また、システム導入時の決め手であったサポートという部分も満足しています。当社は、SCOPE3において、GRESB報告に必要なカテゴリ13だけではなく、カテゴリ1,2,3,5まで対応しており、従来は複数のエクセルで管理をしておりましたが、GHG算定機能等のオンボーディングを非常に丁寧に実施していただいたので、クラウドへの移行が順調に進んでおります。また、「カテゴリ13テナント排出量の推計値を用いた算定」や「証憑格納」もできるようになると伺っているので、益々、柔軟なプロトコルにも対応できるようになっていくと期待しています。
上述しましたシステム面、サポート面で伴走いただいたおかげで、ESG精度に関する社内外の報告については、精度の向上と業務効率化の両方が実現できています。今後は、環境データの管理からネットゼロに向けた実行策に軸を移していきたいと思っており、その部分においても専門家集団である「サステナブルスター」のチームメンバーの方々からの情報提供や提案を活用していければと考えています。

本投資法人は「サステナビリティ方針」に基づき、不動産投資運用における環境への配慮の重要性を認識し、企業の社会的責任として、環境負荷の低減や、持続可能な社会の実現を目指した取り組みを継続していきます。

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