アールエム東セロ潮来工場 様
「絶対に生産を止めない工場」を目指す徹底的なBCP対策と省エネ対策の両立(旧サン・トックス関東工場)
導入前にお客さまが抱えていた課題
お客さまが立地している工業団地には特別高圧電線路が敷設されておらず、工場内における電力需要に対しての供給力不足が課題でした。
また、将来的な生産設備の増設等を考慮すると、これまで以上に安定的な電力供給力の確保が必要であり、かつ環境性・経済性を考慮した最適なシステムが求められていました。
また、将来的な生産設備の増設等を考慮すると、これまで以上に安定的な電力供給力の確保が必要であり、かつ環境性・経済性を考慮した最適なシステムが求められていました。
エネルギーサービスで最適運用
停電対応型ガスコージェネレーションシステム(CGS)の導入により、電力会社から供給される電力だけに頼らない電源の多重化を図るシステムを構築。また、本サイトでは複数台のCGSの設置により、電力供給全停止リスクの低減も行っております。
また、TGESのオンサイトエネルギーサービスを導入し、初期投資の低減やメンテナンス・トラブル対応などの維持管理業務のアウトソーシングにより、お客さまが本業(製造)へ注力できる運用体制の構築を実現しました。
さらに、電力・蒸気はもちろんのこと、これまで把握できていなかった冷水熱量や空気使用量の「見える化」を実現し、より詳細なエネルギー管理による省エネが実現しました。
また、TGESのオンサイトエネルギーサービスを導入し、初期投資の低減やメンテナンス・トラブル対応などの維持管理業務のアウトソーシングにより、お客さまが本業(製造)へ注力できる運用体制の構築を実現しました。
さらに、電力・蒸気はもちろんのこと、これまで把握できていなかった冷水熱量や空気使用量の「見える化」を実現し、より詳細なエネルギー管理による省エネが実現しました。
オンサイトエネルギーサービスのスキーム
導入設備はTGESが所有し、定期メンテナンスや故障時の修理を行い、省エネルギー運転を実現しています。
導入効果
- 防災性・電源セキュリティ性の向上
- エネルギーマネジメントシステムを活用したエネルギーの「見える化」による効率的なエネルギー管理体制構築
- 効率的な省エネ・省コストの実現
お客さまの声
当工場は落雷多発地域であり、従来はディーゼルエンジンCGSで自立運転切替を実施することで、停電・瞬時電圧低下を回避していました。更新検討時、ガスエンジンは高効率を優先するため、自立運転時の電力負荷追従性が悪いことが問題点でした。試験機テストを繰り返し実施していただき、仕様変更などにより高効率と負荷追従性向上を両立することが可能となり、ガスエンジンを導入することで省エネおよび大幅な省CO2を実現することができました。また、各種補助金を利用することでエネルギーサービス費用の低減ができました。
主な導入機器・設備
- ガスコージェネレーションシステム×6基
- 貫流ボイラ×3基
- 温水吸収式冷凍機×3基
- LNGサテライトタンク×2基
お客さま概要
アールエム東セロ潮来工場(旧サン・トックス関東工場)
所在地:茨城県潮来市島須3075-18