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学校法人創価大学 様

災害時のBCP対策と平常時の廃熱利用による省エネを同時に実現

創価大学は、創立者が示した「人間教育の最高学府たれ」「新しき大文化建設の揺籃たれ」「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」との建学の精神のもと、1971年に創立されました。いかなる時代にあっても、建学の精神を体現し、あらゆる分野で新たな価値を創造していく「創造的人間」を育成することを不変の使命とし、2021年に迎える創立50周年に向けて新たな挑戦を始めています。多彩な人材を輩出するために、2013年に看護学部、2014年に国際教養学部を開設、2015年には工学部に理学分野が加わる理工学部への改編を行い、8学部・大学院4研究科・専門職大学院2研究科を擁する総合大学へと発展しました。また、「学習者中心」のキャンパスを実現するために、総合的な教育・研究施設「中央教育棟 GLOBAL SQUARE」を2013年に新設。学生主体の能動的学習をサポートする最新鋭の設備が整っています。2014年には文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」に選ばれ、より一層グローバル人材育成を加速させています。

学校法人創価大学
学校法人創価大学

お客さま情報

所在地 〒192-8577 八王子市丹木町1-236
構造 SCR造、一部S造、RC造
階数 地上13階、地下2階、塔屋1階
最高高さ 59.86m
建築面積 7,851.67m2
延床面積 53,297.27m2
主な施設 講義室、研究室、学習支援スペース、保健センター、多目的ホール 他
竣工 2013年5月
ホームページ 学校法人創価大学

ポイント

  1. ポイント1
    ガスコージェネレーションシステムに更新し省エネ&BCP対策を強化
  2. ポイント2
    イニシャルレスでメンテナンス費用も平準化

ポイント1ガスコージェネレーションシステムに更新し省エネ&BCP対策を強化

創価大学では20年前に、阪神淡路大震災レベルでも供給が止まらなかったガスの安定性を信頼してガスエンジン発電機(発電専用機)を導入されました。主にキャンパス内の電力負荷を軽減させる目的でしたが、東日本大震災の計画停電時にはガスによる発電で大学の事業継続に大きく貢献しました。そのような経緯もあり、リニューアル時期を迎えた今回、さらに省エネ、BCP対策を強化するために、停電時対応型ガスコージェネレーションシステム(CGS)への更新を決定。平常時には系統連系により電力負荷を軽減し、停電時には都市ガスが供給されている限り自立起動して重要負荷への給電を行います。また、将来を見据えた導入計画により、3年前に新設した中央教育棟にあらかじめジェネリンク(廃熱投入型ナチュラルチラー)を設置していたため、ガスコージェネレーションシステムの廃熱温水を投入して冷暖房に利用することで燃料消費量の大幅カットを実現し、総合的な省エネ・省CO2に貢献しています。

ガスコージェネレーションシステムに更新し省エネ&BCP対策を強化

ポイント2イニシャルレスでメンテナンス費用も平準化

オンサイトエネルギーサービスは、東京ガスグループが初期投資・メンテナンス・突発的な故障対応を実施するワンストップのサービスです。お客さまはイニシャルコストを省略でき、メンテナンス費の平準化と故障リスクの回避が可能です。また、東京ガスグループが長年にわたって培ったメンテナンス・運転ノウハウと、新開発の遠隔制御・監視システムにより、年間を通じてベストな運用を実現し、高効率を保証します。すべての費用がエネルギーマネジメントサービス料金として請求されるため、経費として会計処理できます。

イニシャルレスでメンテナンス費用も平準化

お客さまの声

木村 晴彦 様 (創価大学 管理部 管理第1課 電機室 副部長)

木村 晴彦 様
(創価大学 管理部 管理第1課 電機室 副部長)

災害に強いガスを信頼、 エネルギーコストの総合的な削減にも期待しています。

この度、ガスエンジン発電機(モノジェネ)の更新にあたり、停電時対応型コージェネレーションシステムを採用しました。更新前のガス発電機は、経年とともに、メンテナンスに手間とコストが掛かる、故障のリスクがあるなど不便もあったため、更新時には電化への切り替えも含めて検討が必要だと考えていました。しかし東日本大震災後の計画停電時にガスエンジン発電機が活躍したことで、ガスの安全・信頼性に再び着目。さらに、どのような災害時にも大学の運営を続けられるようにガスと電気のベストミックスも重要だと考え、ガス利用の継続を決めました。また、モノジェネと違いコージェネは廃熱利用が可能です。3年前に新設した中央教育棟の空調にコージェネの廃熱を利用しており、更新前と比較して約2倍というエネルギーの高効率利用を実現しています。旧型ガスエンジン発電機のデメリットであったメンテナンス性と故障リスクについては、東京ガスのエネルギーマネジメントサービスを利用することで問題をすべて解消することができました。あらゆる面でコストダウンになっていると同時に、大きな安心を得ています。

(※)お客さまの所属・役職は取材当時のものです。

主なソリューション・機器

  • 停電対応型ガスコージェネレーションシステム
  • ジェネリンク(廃熱投入型ナチュラルチラー)
ソリューション・機器詳細
形式 能力 台数
停電対応型ガスコージェネレーションシステム
EP700G
発電出力 700kW
発電効率 41.8%
廃熱回収効率 33.2%
総合効率 75.0%
燃料 都市ガス13A
(合計規模 2,100kW) 3台
ジェネリンク
(廃熱投入型ナチュラルチラー)
Σ TUJ-450UN5C 冷房能力 1,231kW
暖房能力 1,320kW
燃料 都市ガス13A
(合計規模 3,165kW) 2台 3台
Σ TUJ-300UN5C 冷房能力 703kW
暖房能力 880kW
燃料 都市ガス13A
1台

導入したソリューション・機器

掲載情報は導入時点のものです。

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