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燃料の天然ガスへの切り替え

環境性に優れた天然ガスの供給だけでなく、燃料の天然ガスへの転換をお手伝いします。

東京ガスグループの燃料転換

化石燃料のなかでCO2排出量が最も少ない、クリーンなエネルギー天然ガス。東京ガスは約50年前、都市ガスの原料となるLNG(液化天然ガス)を日本で初めて導入し、安定的な供給を実現しました。安定性・環境性・経済性の高さ、そして再生可能エネルギーとの相性の良さから、天然ガスの役割は今後さらに拡大すると考えられています。
東京ガスグループでは、石炭・石油等の他燃料からの天然ガスへの燃料転換から高効率機器の導入まで、お客さまのCO2排出量の削減に貢献いたします。

特長

  1. 特長1
    クリーンなエネルギー
    天然ガス
  2. 特長2
    LNGの安定調達
    都市ガスの安定供給
  3. 特長3
    長年の経験・実績を
    活かした高度な技術力

特長1クリーンなエネルギー天然ガス

メタン(CH4)を主成分とする天然ガスは、燃焼時に、温室効果ガスの一つといわれるCO2(二酸化炭素)の発生量が少ないのが特長です。 さらに、酸性雨や大気汚染の原因とされるNOx(窒素酸化物)の発生量も少なく、またSOx(硫黄酸化物)が発生しない、環境特性に優れた理想的なエネルギーです。

石油を100とした場合の排出量比較(燃焼時)

石油を100とした場合の排出量比較(燃焼時)

特長2LNGの安定調達・都市ガスの安定供給

LNGの安定調達

天然ガスは世界各地に豊富な埋蔵量が確認されており、LNGとしても東南アジア・オセアニアを含む世界各地から輸出されています。東京ガスでは、都市ガスの原料となるLNGの調達において、「調達先」の多様化を進め、主に4ヶ国11プロジェクトから調達することでリスクを軽減し、安定調達に務めています。

東京ガスの主なLNG輸入先

都市ガスの安定供給

東京ガスグループでは、東京湾内の3基地(根岸LNG基地、袖ケ浦LNG基地、扇島LNG基地)と東京湾外の日立LNG基地の4基地において、LNGを気化し都市ガスを製造しています。いずれのLNG基地においても信頼性の高い設備を採用するとともに、主要な設備の2系統化により、都市ガスの安定製造を実現しています。4基地体制では、万が一いずれかの基地において停電等のトラブルが発生した場合でも、他の基地からのバックアップにより、安定的に都市ガスを供給することが可能です。

特長3長年の経験・実績を活かした高度な技術力

天然ガスに転換する際に必要となる事前調査(燃料転換対象全設備の調査、既存配管ルート・気密確認、燃焼設備の詳細調査など)から実施計画まで、お客さまとともに検討し、ご提案するだけでなく、燃料転換後は設備を安全にお使いいただくための品質確認まで、豊富な技術と経験でサポートいたします。

東京ガスグループで燃料転換を行うメリット

  • 技術支援:東京ガスグループ技術員の動員
  • 安全面:ガス主任技術者等熟練技術者が安全で確実な作業を実施
  • 省エネ:適正な調整により最適な燃焼状態を実現
  • 工期圧縮:人材を総動員して工期を圧縮、設備停止の期間に合わせて燃料転換を実施
  • 安心 :事前試験による品質確認も可能

燃料転換作業風景

燃料転換作業支援
燃料転換作業支援
熱処理工場における燃料転換作業
熱処理工場における燃料転換作業

お客さまの声

自動車工場ご担当者様

メーカーに燃料転換費用を問い合わせたところ、金額もさることながら、工期が1.5ヶ月もかかることが分かりました。
そこで東京ガスに相談、費用は1/3、工期も10日間で都市ガス化することができました。

自動車工場ご担当者様

古いアルミ連続熱処理炉を使用しています。30数本のバーナーが付いていますが、燃料転換前はその1/3が点火できませんでした。東京ガスの燃料転換後は、全てのバーナーが使用でき、炉内の温度分布も大幅に改善、エネルギー原単位の低減にもつながりました。

硝子工場ご担当者様

これまで重油のバーナーを使用していたが、点火に失敗することが多く、バーナーもすすで汚れがひどかった。天然ガス導入後はターンダウン(最大燃焼量と最小燃焼量の比)も大きく取ることができるようになり、なにより清掃の手間がほとんどかからなくなった。

熱処理工場ご担当者様

連続浸炭炉を使用していますが、天然ガスを導入後、炉のスーティング(すすの付着)が改善しました。天然ガスでは、高濃度の浸炭処理は難しいと考えていましたが、製品品質も問題なく、同業他社にも紹介したいと思います。

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