学校法人 順天堂 様
法人全体の脱炭素実現に向けたロードマップを策定
学校法人順天堂と東京ガスによるカーボンニュートラル推進に向けた取り組み
【POINT1】医療機能の維持とカーボンニュートラル推進の両立
有事の際にも医療機能の維持ができるBCP対応とカーボンニュートラル推進の両立が課題でした。
東京ガスグループ 都市エネルギー営業部 公益営業部 田井翔子
カーボンニュートラル実現に向けたパートナーでありたい
これまでも、順天堂様から設備更新などのご相談をいただいた際に、個別に省エネ診断等を実施して参りましたが、今回、「法人全体としてカーボンニュートラルに取り組みたいものの、何から手を付ければ良いかわからず困っている」というお声をいただき、「CO₂削減ロードマップ策定サービス」をご提案いたしました。
本サービスでは、お客さまの全拠点でのCO₂排出量や削減目標を可視化することで、法人全体でCO₂削減という一つの目標に向かって推進していくことが可能となります。 順天堂様には、この点を大きなメリットとして評価いただき採用に至りました。
具体的には、各拠点で現地調査・ヒアリングを実施し、エネルギー使用状況を把握したうえで、将来を見据えた脱炭素実現への取組み計画を立て、ロードマップに反映しました。
今回、順天堂様の「CO₂削減ロードマップ」の策定を支援させていただいたことで、未来に向けた目標と実効策を共有することができたと感じています。
今後の実行フェーズでも、目標達成に向けて全力でサポートし、カーボンニュートラル社会実現に向けともに歩んでいきたいと考えています。
【POINT2】現地調査によるエネルギー利用状況の詳細な把握
東京ガスの供給エリア外を含む全拠点に実際に赴き、現地調査・ヒアリングを実施。機器・設備等の使用状況を整理し、消費エネルギーデータを詳細に分析しました。
そのデータをもとに、東京ガスが培ってきた知見・ノウハウを活かして、今後の実施項目を立案しCO₂削減量を算出、2030年までの具体的な取り組みとしてロードマップ化しました。
学校法人順天堂 CO₂排出量予測(CO₂削減ロードマップ)
2030年のCO₂削減目標にむけて、具体的な数字での達成見通しを策定
各年度のエネルギー消費量を積み上げ、2020年までの実績値を可視化するとともに、何も手段を講じなければ、CO₂排出量は横ばいのまま推移しますが、様々な打ち手によってCO₂排出量を段階的に減らしていき、2030年で目標を達成する見通しを立てました。
詳細は、学校法人順天堂ホームページ (※外部サイトにリンクします)でもご覧いただけます。
【POINT3】目標達成に向けて実施フェーズも支援を継続
目標達成に向けた取り組み
カーボンオフセット都市ガスの導入
年間約6,500tのCO₂削減に貢献します。
カーボンオフセット都市ガス供給概要
供給サイト:学校法人順天堂 本郷・お茶の水キャンパス
供給量:約 2,300千 m³/年
供給開始時期:2021年12月1日
実施フェーズにおける取り組み例
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ソーラーアドバンス
初期投資ゼロで脱炭素に貢献する太陽光発電ソリューション
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熱源・CGSの更新
CGS(コージェネレーションシステム)等の大型熱源を、高効率な機器へ更新
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スマートマルチ
GHPとEHPの最適制御で省エネ・省CO₂を実現する、ハイブリッド個別空調
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照明のLED化
照明のLED化により、電力使用量を抑制
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都市ガスへの燃料転換
油燃料を都市ガスに燃料転換をすることで、CO₂排出量を削減
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お客さま概要
学校法人順天堂
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※掲載情報は2023年3月時点のものです