Webで実現する生産管理モニタリングシステムを構築
リアルタイムに問題点を解析できるようになり、作業効率が向上
現場にはWindows2000/2003サーバをおき、それを『JoyWatcherサーバ』として使います。このサーバはLAN接続され、MS−SQLサーバ2000(DB用)やインターネットに繋がっています。また、データの収集はWindows2000/2003サーバに繋いだオムロン製PLC(CS,CJシリーズ)で行います。『JoyWatcherサーバ』には『JoyWatcherイベントマネージャ』、『JoySPC』、またそれらの情報をWeb配信するために『JoyWatcherWebアダプタ』、『JoySPC Webアダプタ』をつけています。クライアント側はWebブラウザ(IE)のみで動作するように構成されています。
今までは現場で問題が発生したときは現場でデータを取ってもらい、メールでやり取りをして解析し、それを現場に戻すという流れを取っていました。これには結構時間が掛かっていました。今ではリアルタイムにWebでデータが全部取れるのでその場で解析が出来るようになりました。また品質問題においては、何かあったときに過去のデータと比較してその場で解析が出来るようにしています。現在ではJoySPCをバックグラウンドで走らせて、問題があると社内電話や携帯に適切なメッセージで通報しています。