Case1:アースポート

  1. 一次エネルギー消費量を約24%、CO2排出量を約25%削減

    トップレベルの省エネルギーオフィスビル誕生

    アースポート(東京ガス港北NTビル)は、1996年、ライフサイクルで環境の負荷低減を図る画期的な「ライフサイクル省エネルギーオフィス」として誕生しました。一般テナントビルと比べて、一次エネルギー消費量を約24%、CO2排出量を約25%の削減を達成してきたアースポートは、2009年に新たな実証事業をスタートし、2030年の「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)化」実現という目標に向けて進化を続けています。

  2. 一次エネルギー消費量を約40%、CO2排出量を約47%削減

    さらなる進化へ実証事業がスタート

    誕生から14年目の2009年、アースポートはさらなる省エネルギー・省CO2を実現するために実証事業をスタート。2010年には再生可能エネルギーとガスエンジンCGS、蓄電池などを組み合わせ、最適に制御する改修工事を完了しました。これによって、一次エネルギー消費量を約40%、CO2排出量を約47%削減することをめざしています。

    改修後屋上

    改修後屋上

    改修後全景

    改修後全景

    改修後のシステムフロー
    改修後のシステムフロー
    実証事業の概要

    太陽の熱と光を活用し、最先端技術と組み合わせたZEB化モデルを実証。実証事業は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「次世代省エネルギー等建築システム実証事業」に採択されました。

    • 実証事業経過報告(1年目)
    • 実証事業経過報告(2012年度)
    • 実証事業報告(2010.10~2014.3)
    空調システム
    太陽熱とガスエンジンCGS・GHP廃熱利用による高効率空調システム
    照明システム
    自然光を利用した最先端照明制御システム
    電力統合制御システム
    太陽光発電とガスエンジンCGSを組み合わせた電力統合制御システム
  3. 設備の高効率化とエネルギー面的融通等の促進でZEB化実現

    アースポートのZEB化実現へのシナリオ(原単位)
    アースポートのZEB化実現へのシナリオ(原単位)

建物概要/施工時からの環境への取り組み

アースポート(東京ガス港北NTビル)
所在地 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央16-18
敷地面積 2,499m²
規模 地上4階、塔屋1階
建築面積 1,653m²
延床面積 5,645m²
施工時からの環境への取り組み
自然採光

南側窓面上部に取り付けた「ライトシェルフ」が直射日光を天井面に反射させ、北側から取り込んだ光と調和しながら室内全体を明るくします。

日射遮へい・断熱

不快になりがちな直射日光は「ライトシェルフ」が遮ぎります。また可視光透過性に優れ、断熱性の高いガラスを採用し、空調負荷を低減しています。

自然換気

上昇する暖かい空気と下降する冷たい空気の温度差を利用して室内を換気。屋外が無風の時でも、天井にできる「風のみち」が室内を快適に保ちます。

環境親和材

木や土などの自然素材、再生材、リサイクル材を積極的に活用。ビルのライフサイクルを考えることで環境にやさしい豊かな空間をつくりました。

長寿命設計

耐久性にも優れ、使用形態の変化にもフレキシブルに対応できる設計としました。長く親しまれ、使用されることをめざしています。

環境への取り組み 写真01 環境への取り組み 写真02 環境への取り組み 写真03
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