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- 5.新宿副都心エリア
新宿副都心エリアでは、"都市のエネルギーセキュリティの向上"、"低炭素なまちづくりの実現"のために、分散型電源(コージェネレーション)を中心としたスマートエネルギーネットワークの構築を目指しています。
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新宿副都心の目指すエネルギーシステム
- 都市として常用電源、保安用電源を装備
都市レベルで電源を備えることで、低炭素・高防災都市づくりに貢献します。 - 集積する地域冷暖房で発電廃熱を有効活用
地域冷暖房が集積する地域特性を活かし、分散型電源の発電廃電を無駄なく活用します。 - 需要と供給の両面の情報を統合し制御するエネルギーマネジメントシステムを導入
熱・電力需要と熱源・電源の情報を統合し、全体最適となるように制御することを目指します。 - 遠隔地の再生可能エネルギーの導入を支援
遠隔地に分散する太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーの発電情報を集約し、発電変動分を都心の分散型電源で補完することで再生可能エネルギーの導入支援を目指します。
今後、地域冷暖房を核とした新しいエネルギーソリューションを続々と実現させていきます
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新宿新都心地区地域冷暖房から都庁舎へ専用の送電線を敷設し電力供給
- 都庁舎で使う電力の約1/3にあたる3000kWを新宿新都心地区地域冷暖房から都庁舎に向けて送電しています(2012年12月25日送電開始)。
- 系統電力と地域冷暖房から並行して電力供給を受けることで、電力供給を多元化、災害時における都庁舎の防災機能が強化れました。
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地域冷暖房間での熱の融通
- 新宿新都心地区地域冷暖房と西新宿一丁目地区地域冷暖房とを熱導管で連結し熱の融通を開始します(2013年度実施)。
- 地域冷暖房を連結することで①発電廃熱の活用範囲の拡大、②高効率機器の優先運転、③熱源機運転負荷率の向上によるCO2排出量の削減、を実現し、さらに熱供給の信頼性が向上します。