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6.埼玉県立がんセンター新病院

埼玉県では、埼玉県立がんセンター新築移転計画を中心として、隣接する精神医療センター、職員公舎等を含めた複数施設間でのエネルギーネットワークを構築する計画を進めています。
本プロジェクトでは、従来比較で約35%のCO2削減を見込んでいます。

東京ガスでは、『埼玉県立がんセンター新病院エネルギーネットワークに関するアドバイザリー業務』を埼玉県から受託しており、スマートエネルギーネットワーク構築の設計・施工・運用等に関わる支援をおこなっております。

埼玉県立がんセンター新病院を中心としたスマートエネルギーネットワーク イメージ

※本事業は国土交通省『住宅・建築物省CO2先導事業』(平成22年度2次)の採択を受けております。

概要

主な支援業務

東京ガスがこれまで実施したエネルギーの建物間融通、地域冷暖房事業等で得た知見に基づき、以下のような支援を行います。

  1. 設計に関わる支援
    熱源機器や、エネルギー管理システムに関する最新情報の収集、熱源機器の運転パターンやエネルギーの融通方法のシミュレーション、試算等。
  2. 施工に関わる支援
    機器、システムの施工、試運転、不具合対応等に関する助言や、既設の建物へのエネルギー供給方式切り替えに関わる施工上の助言等。
  3. 運用に関わる支援
    システムの運転計画やオペレーターへの教育方法の提案、運転マニュアル整備についての助言等。
  4. 本事業の省CO2への取り組み等についての普及啓発
    種情報を県内外の病院施設や自治体、民間等に幅広く広報し周知するための支援。

設備

名称 設置場所 仕様
ガスコージェネレーションシステム がんセンター新病院 315kw×2台(停電対応機種)
公舎 35kw×3台(停電対応機種)
精神医療センター 25kw×1台
廃熱投入型蒸気吸収冷凍機 がんセンター新病院 1,400kw×1台
太陽熱集熱装置 公舎 100kw
蒸気ボイラ がんセンター新病院 1,253kw×3台
太陽光発電装置 公舎 70kw
がんセンター新病院 30kw
平成24年度優秀賞 写真

本取り組みは、全国知事会先進政策事例として
平成24年度優秀賞を受賞しました。

埼玉県のコメント

スマエネの基本計画段階から、東京ガス殿に多面的にご協力いただいております。
来年度後半以降にネットワークとして運用を開始する工程で進んでおり、経済性・環境面等での高いパフォーマンスを期待しています。

プレスリリース

「埼玉県立がんセンター新病院エネルギーネットワーク」 に関するアドバイザリー業務の受託について

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