プロの料理人の方向け、料理業界を代表する一流シェフが講師
有名シェフのレシピ集
ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)
鯵の海鮮サラダ仕立て
- 材料(4人分)
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- 鯵 140g
- 《サラダの材料》
- スペルト小麦(ボイルする) 30g
- クルジェット(ズッキーニ/小角切りにしてゆがく) 20g
- トマト(皮を取り、小角切りにする) 20g
- 香菜(コリアンダー)の葉 一つまみ
- 白ゴマ、けしの実
- バジルオイル
- 塩、胡椒
- 《飾り》
- 白髪葱、セロリ、芽葱、クコの実、コーンフレークス、アーモンド、防風
- 《ドレッシング》
- 米酢 3(15cc)
- 生姜汁 1(5cc)
- 酢橘ジュース 1(5cc)
- ピスタチオオイル 4(20cc)
- バジルオイル 1(5cc)
- 濃口醤油 1(5cc)
- 作り方
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- 鯵に薄塩をして水洗いし、水分を切っておく。
- スペルト小麦をたっぷりの湯で塩を加えてボイルする。クルジェットは小角切りにしてボイルし、冷水に取り水分を切っておく。トマトは湯剥きして果肉を小角切りにしておく。香菜はみじん切りにする。
- 2のサラダを塩、胡椒、ドレッシングで合わせて円形(セルクル)の型に入れ、そぎ切りして、軽くドレッシングでマリネした鯵を周囲に盛り付ける。
細く切り、水によくさらした白髪葱、セロリの細切りに芽葱をセルクルの上に盛り、クコの実、防風を散らし、ドレッシングをかけバジルオイルを振る。
上からクコの実、白ゴマ、けしの実、コーンフレークス、アーモンドを振る。
ファアグラのフランとその若鶏のコンソメ 松茸と銀杏、ゆり根添え
- 材料(4人分)
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- 若鶏のコンソメ 120cc
- 松茸 4枚
- 銀杏 8個
- ゆり根 1個
- 柚子 適宜
- 《ファアグラのフラン 12人分(1人分35g)》
- フォアグラ 120g
- 若鶏の胸肉 72g
- 卵黄 24g
- 卵白 36g
- 生クリーム 240g
- 作り方
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- ファアグラのフランの材料をフードプロセッサーにかけて裏ごしをし、器に入れて湯煎し、85℃のオーブンで18分間蒸し煮する。
- 上から煎った銀杏、湯がいたゆり根、焼き松茸のスライスをフランの上に置き、若鶏のコンソメを張る。
甘鯛と蕪の蒸し煮 魚介のクリームソース味噌風味
- 材料
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- 甘鯛 60g
- 卵白 1個分
- 蕪 1個(約90g)
- 人参 2g
- 椎茸 2g
- ポロ葱 2g
- 《ソース 10人分》
- 玉葱 100g
- ウイキョウ 50g
- ポロ葱 70g
- 牛乳 50cc
- バター 40g
- 白味噌 少々
- アサリの煮汁 150cc
- 生クリーム 100cc
- 塩、こしょう
- 《卵白のメレンゲ》
- グラニュー糖 一つまみ
- 醤油 2cc
- あさり汁 10cc
- 塩 少々
- 《あさりのジュース(仕上がり150cc)》
- アサリ 300g
- エシャロット 30g
- 白ワイン 150cc
- 作り方
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- 甘鯛に薄塩を20〜30分してから血合い、骨を骨抜きで抜き、サッと霜降りする。
- ポロ葱、椎茸、人参を小口切りにする。
- カブは皮を厚めにむき、すりおろして絞り、充分に水気を切っておく。
- アサリはバターでエシャロットをソテーして、白ワインを加えて煮きりする。
少し水を加えてさっと煮て煮汁を漉す。具は殻から取り出し後で魚に入れる。 - ソース用の野菜をバターでゆっくりと火を通し、アサリの煮汁、牛乳、生クリーム、白味噌を加えて軽く煮込み、ミキサーにかけて漉し、塩・こしょうで味を整える。
- 蒸し器に、器に盛り付けた鯛を入れて、下蒸しをする。
- 卵白、砂糖を少量加え、やっと角が立つ程度にメレンゲを立てる要領で泡立てる。
- 甘鯛を少し蒸したら、蒸し器から取り出し、余分な汁を除く。
- 7の泡立てた卵白に2の野菜を入れさっくりとまぜ、8の甘鯛の上にこんもりと盛り付け、再び蒸し器にかけ火を通す。
- 盛り付け
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皿に9の甘鯛を置き、5のソースの中に8の煮汁を加えて軽く泡立て、甘鯛の周囲に流す。
仔牛肉の衣揚げと納豆・ロックフォールソース 焼きおにぎり添え
- 材料
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- 仔牛のフィレ又はロース 各60g
- 《ソース》
- 納豆 40g
- ロックフォールチーズ 32g
- バター 8g
- フォン・ド・ヴォー 200cc
- エシャロット 40g
- 白ワイン 40cc
- パン粉 適宜
- 小麦粉 適宜
- 全卵 適宜
- 澄ましバター 適宜
- レモン汁 適宜
- 塩、こしょう
- 《秋のキノコ》
- 本しめじ 適宜
- 椎茸 適宜
- 松茸 適宜
- 《焼きおにぎり》
- ご飯 少々
- オリーブ油 少々
- 作り方
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- 仔牛肉をメダイヨン(メダルのような円形)にカットして、塩・こしょうをして衣を付ける。
- 納豆をサッと湯がいて水分を切り、ピュレとみじん切りにする。
ロックフォールチーズは裏ごしし、バターと合わせておく。 - 鍋にエシャロットのみじん切りを入れてバターで炒めて柔らかくし、白ワインを加えて煮きりする。
フォン・ド・ヴォーを加えて煮詰めて漉し、2の納豆、ロックフォールチーズを加え、塩、こしょう、レモン汁で味を整えてソースとする。 - ご飯をオリーブ油でほぐし、円形の型に入れてテフロンのフライパンで両面を焼き、焼きおにぎりをつくる。
- 1の仔牛肉を澄ましバターでソテーする。別途キノコもバターでソテーする。
- 盛り付け
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皿の中央に焼きおにぎりをのせ、その上にキノコを散らして仔牛肉を置き、ソースを仔牛肉に絡めるようにかける。周囲にもソースを流す。