プロの料理人の方向け、料理業界を代表する一流シェフが講師
有名シェフのレシピ集
ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)
ポーチドエッグと塩漬け豚のサラダ “ピエールヴェデル風”
- 材料(5人分)
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- 《サラダ》
- ロメインレタス 1個
- トレヴィス 3枚
- サニーレタス 3枚
- チコリ 1/2個
- アンディブ 1個
- 塩・胡椒 少々
- 塩漬け豚バラ肉 200g
- マッシュルーム 7個
- 卵 5個
- サラダオイル 適量
- ガーリッククルトン 15g
- ソースヴィネグレット 適量
- 《サラダ》
- 作り方
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- サラダはそれぞれよく洗い、食べやすい大きさに切り、混ぜ合わせ水気をきる。
- 塩漬け豚バラ肉は長さ3cm、幅1cm角の拍子切りにする。
- マッシュルームは5mmの厚さにスライスする。
- 酢を加えた湯の中に卵を落としポーチドエッグを作り、保温する。
- サラダオイル少量を加えたフライパンの中に、2の塩漬け豚バラ肉を入れ、ゆっくり弱火で表面に焼き色が付くように炒める。
- 5を取り出し、残った油で3のマッシュルームを炒め、5の塩漬け豚バラ肉と合わせ、保温する。
- サラダにソースヴィネグレットを和え、塩・胡椒で味を調える。
- 温めた皿の中央に7のサラダを盛り、その上に6を散らし、4のポーチドエッグをのせる。
- 仕上げにガーリッククルトンをふり完成。
牡蠣のビスク フローレンス風
- 材料(5人分)
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- 牡蠣(おとし牡蠣) 500g
- 人参(薄切り) 50g
- 玉ネギ(せん切り) 50g
- セロリ(せん切り) 50g
- ホウレン草(茹で上がり) 120g
- 白ワイン 100cc
- 水 200cc
- 鶏のブイヨン(固形スープでも可) 600cc
- 生クリーム(35%) 180cc
- シェリー酒 36cc
- バター 60g
- 小麦粉 15g
- 塩・胡椒 少々
- 作り方
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- 牡蠣はボールに入れた薄い塩水で軽く洗い表面のぬめりや汚れを除き、軽く水洗いしてザルにとる。
- 玉ネギは薄切りにする。人参、セロリは長さ5cm位の太めのせん切りにする。
- ホウレン草は葉だけを塩茹でにし、冷水にとり、水分を充分に絞って粗めに刻む。
- 鍋に牡蠣を入れ、白ワイン、水を注ぎ火にかけ、火を通す。
- 浮き身用にする牡蠣を残して、適宜の大きさに切る。
- 粗熱をとり、残りの牡蠣と煮汁をミキサーに入れてなめらかになるまで回し、ピュレにする。
- 別鍋にバター(30g)を熱し、玉ネギ、人参、セロリを焦がさないように弱火で炒める。
- 7がしんなりしたら小麦粉を振りいれ、しばらく弱火で炒め、ブイヨンを加えて、アクをひきながら野菜が柔らかくなるまで煮る。
- 8に6の牡蠣、生クリームを加えて混ぜ、塩・胡椒、シェリー酒で味付けし、5の浮き身用牡蠣をいれる。仕上げに3のホウレン草を入れる。
- 濃度を調整しながら最後にバター30gでモンテする。
- スープ皿に盛り付け完成。
冬大根と浅蜊の粒マスタード風味
- 材料(5人分)
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- 大根 800g
- 浅蜊(殻付き) 1kg
- 野沢菜漬け(茎の部分) 200g
- 粒マスタード 40g
- バター 80g
- 塩・胡椒 少々
- ラディッシュ(薄切り) 3個
- 作り方
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- 浅蜊は砂だしし、よく殻を洗う。大根は厚めに皮を剥き、一口大の角切りにし、下茹でする。野沢菜漬けは水洗いし長さ3cmくらいに切る。
- 鍋に浅蜊が浸るくらいに水を注ぎ、火を通し、殻から身を取り出し保温する。(浅蜊が固くならない程度) 煮汁は布巾で漉す。
- 鍋に煮汁を戻し、予め下茹でした大根を入れ、やや歯ごたえが残る程度になるまで弱火で煮る。
- よく水気を除いた野沢菜漬けを、フライパンを使ってバターで炒める。
- 2の煮汁を1/3位に煮詰め、バターを加えてホイッパーでゆっくり乳化させる。粒マスタードを加え混ぜ合わせる。
- 大根、浅蜊、野沢菜漬けを鍋で温め、5のソースを加減しながら加え、味を調える。
- 皿に盛り、ラディッシュのスライスを飾り完成。
スモークサーモンと春雨のクレープ包み
- 材料(5人分)
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- スモークサーモン(スライスしたもの) 15枚
- 《クレープ生地》
- 薄力粉 100g
- 卵 2個
- 牛乳 250cc
- 溶かしバター 30g
- 塩 少々
- 春雨 50g(茹で上がり30g)
- 《フィリング》
- 玉ネギ 50g
- アンチョビ 8g
- ケッパー 10g
- カッテージチーズ 80g
- セルフィーユ 10g
- オリーブオイル 適量
- 塩・胡椒 少々
- 粉パルメザンチーズ 50g
- バター 20g
- 作り方
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- クレープ生地を作る。卵、溶かしバター、塩をよく混ぜ、粉とあわせる。牛乳を加えてのばし、冷蔵庫で約1時間休ませる。
- 春雨はボイルして冷まし、よく水気をきり、バターで炒めて塩・胡椒で味をつける。
- フィリングを作る。玉ネギ、アンチョビ、ケッパー、カッテージチーズ、セルフィーユはそれぞれみじん切りにする。玉ネギは水にさらし臭みを除く。ボールで混ぜ合わせ、塩・胡椒で味を調える。
- フライパンでクレープ生地を焼く。
- クレープ生地全体に春雨を敷き、サーモンを並べ、その上にフィリングをのせ、ロール状に包む。
- バターを塗った耐熱皿に、溶かしバターを表面に塗ったクレープ包みを並べ、粉パルメザンチーズをクレープ全体にふりかけ、サラマンダーで焼き色を付ける。中心が温まる程度にオーブンで温める。
- カットし、皿に盛り付け完成。
※白ワインソース(材料外)とあわせても良い。
即席ビーフストロガノフ
- 材料(5人前)
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- 牛フィレ肉(オーストラリア産) 400g
- しめじ茸 300g
- 生クリーム(30%) 200cc
- トマトピュレ 50g
- サワークリーム(無糖ヨーグルトも可) 20g
- チキンブイヨン(固形スープも可) 適量
- パプリカ 大さじ1
- バター 80g
- ブランデー 適量
- 塩・胡椒 適量
- サラダオイル 適量
- パセリ(みじん切り) 適量
- ライスもしくはヌードル 適量
- 作り方
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- 牛フィレ肉を薄切りにして塩・胡椒で下味を付ける。
- しめじ茸は下処理して、トマトピュレは小鍋で1/2に煮詰める。
- フライパンでバターを熱し、しめじ茸を色付くまで炒め、容器にとる。同じフライパンに少量の油を加え、強火で牛フィレ肉を炒めブランデーでフランベし、パプリカをふり軽く絡める。
- 3に炒めたしめじ茸、トマトピュレを加えて混ぜ合わせ、生クリームを加えて弱火で1〜2分煮立てる。この時濃度が濃ければブイヨンを加え調整する。塩・胡椒で味を調える。
- 皿にライスもしくはヌードルを添え、ストロガノフを盛り付ける。サワークリームとパセリのみじん切りを添え完成。