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有名シェフのレシピ集

ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)

第7回/帝国ホテル 総料理長 田中健一郎氏帝国ホテル 総料理長 田中健一郎氏

ポーチドエッグと塩漬け豚のサラダ “ピエールヴェデル風”

ポーチドエッグと塩漬け豚のサラダ “ピエールヴェデル風”

材料(5人分)
  • 《サラダ》
    • ロメインレタス 1個
    • トレヴィス 3枚
    • サニーレタス 3枚
    • チコリ 1/2個
    • アンディブ 1個
    • 塩・胡椒 少々
  • 塩漬け豚バラ肉 200g
  • マッシュルーム 7個
  • 5個
  • サラダオイル 適量
  • ガーリッククルトン 15g
  • ソースヴィネグレット 適量
作り方
  1. サラダはそれぞれよく洗い、食べやすい大きさに切り、混ぜ合わせ水気をきる。
  2. 塩漬け豚バラ肉は長さ3cm、幅1cm角の拍子切りにする。
  3. マッシュルームは5mmの厚さにスライスする。
  4. 酢を加えた湯の中に卵を落としポーチドエッグを作り、保温する。
  5. サラダオイル少量を加えたフライパンの中に、2の塩漬け豚バラ肉を入れ、ゆっくり弱火で表面に焼き色が付くように炒める。
  6. 5を取り出し、残った油で3のマッシュルームを炒め、5の塩漬け豚バラ肉と合わせ、保温する。
  7. サラダにソースヴィネグレットを和え、塩・胡椒で味を調える。
  8. 温めた皿の中央に7のサラダを盛り、その上に6を散らし、4のポーチドエッグをのせる。
  9. 仕上げにガーリッククルトンをふり完成。

牡蠣のビスク フローレンス風

牡蠣のビスク フローレンス風

材料(5人分)
  • 牡蠣(おとし牡蠣) 500g
  • 人参(薄切り) 50g
  • 玉ネギ(せん切り) 50g
  • セロリ(せん切り) 50g
  • ホウレン草(茹で上がり) 120g
  • 白ワイン 100cc
  • 200cc
  • 鶏のブイヨン(固形スープでも可) 600cc
  • 生クリーム(35%) 180cc
  • シェリー酒 36cc
  • バター 60g
  • 小麦粉 15g
  • 塩・胡椒 少々
作り方
  1. 牡蠣はボールに入れた薄い塩水で軽く洗い表面のぬめりや汚れを除き、軽く水洗いしてザルにとる。
  2. 玉ネギは薄切りにする。人参、セロリは長さ5cm位の太めのせん切りにする。
  3. ホウレン草は葉だけを塩茹でにし、冷水にとり、水分を充分に絞って粗めに刻む。
  4. 鍋に牡蠣を入れ、白ワイン、水を注ぎ火にかけ、火を通す。
  5. 浮き身用にする牡蠣を残して、適宜の大きさに切る。
  6. 粗熱をとり、残りの牡蠣と煮汁をミキサーに入れてなめらかになるまで回し、ピュレにする。
  7. 別鍋にバター(30g)を熱し、玉ネギ、人参、セロリを焦がさないように弱火で炒める。
  8. 7がしんなりしたら小麦粉を振りいれ、しばらく弱火で炒め、ブイヨンを加えて、アクをひきながら野菜が柔らかくなるまで煮る。
  9. 86の牡蠣、生クリームを加えて混ぜ、塩・胡椒、シェリー酒で味付けし、5の浮き身用牡蠣をいれる。仕上げに3のホウレン草を入れる。
  10. 濃度を調整しながら最後にバター30gでモンテする。
  11. スープ皿に盛り付け完成。

冬大根と浅蜊の粒マスタード風味

冬大根と浅蜊の粒マスタード風味

材料(5人分)
  • 大根 800g
  • 浅蜊(殻付き) 1kg
  • 野沢菜漬け(茎の部分) 200g
  • 粒マスタード 40g
  • バター 80g
  • 塩・胡椒 少々
  • ラディッシュ(薄切り) 3個
作り方
  1. 浅蜊は砂だしし、よく殻を洗う。大根は厚めに皮を剥き、一口大の角切りにし、下茹でする。野沢菜漬けは水洗いし長さ3cmくらいに切る。
  2. 鍋に浅蜊が浸るくらいに水を注ぎ、火を通し、殻から身を取り出し保温する。(浅蜊が固くならない程度) 煮汁は布巾で漉す。
  3. 鍋に煮汁を戻し、予め下茹でした大根を入れ、やや歯ごたえが残る程度になるまで弱火で煮る。
  4. よく水気を除いた野沢菜漬けを、フライパンを使ってバターで炒める。
  5. 2の煮汁を1/3位に煮詰め、バターを加えてホイッパーでゆっくり乳化させる。粒マスタードを加え混ぜ合わせる。
  6. 大根、浅蜊、野沢菜漬けを鍋で温め、5のソースを加減しながら加え、味を調える。
  7. 皿に盛り、ラディッシュのスライスを飾り完成。

スモークサーモンと春雨のクレープ包み

スモークサーモンと春雨のクレープ包み

材料(5人分)
  • スモークサーモン(スライスしたもの) 15枚
  • 《クレープ生地》
    • 薄力粉 100g
    • 2個
    • 牛乳 250cc
    • 溶かしバター 30g
    • 少々
  • 春雨 50g(茹で上がり30g)
  • 《フィリング》
    • 玉ネギ 50g
    • アンチョビ 8g
    • ケッパー 10g
    • カッテージチーズ 80g
    • セルフィーユ 10g
    • オリーブオイル 適量
    • 塩・胡椒 少々
    • 粉パルメザンチーズ 50g
    • バター 20g
作り方
  1. クレープ生地を作る。卵、溶かしバター、塩をよく混ぜ、粉とあわせる。牛乳を加えてのばし、冷蔵庫で約1時間休ませる。
  2. 春雨はボイルして冷まし、よく水気をきり、バターで炒めて塩・胡椒で味をつける。
  3. フィリングを作る。玉ネギ、アンチョビ、ケッパー、カッテージチーズ、セルフィーユはそれぞれみじん切りにする。玉ネギは水にさらし臭みを除く。ボールで混ぜ合わせ、塩・胡椒で味を調える。
  4. フライパンでクレープ生地を焼く。
  5. クレープ生地全体に春雨を敷き、サーモンを並べ、その上にフィリングをのせ、ロール状に包む。
  6. バターを塗った耐熱皿に、溶かしバターを表面に塗ったクレープ包みを並べ、粉パルメザンチーズをクレープ全体にふりかけ、サラマンダーで焼き色を付ける。中心が温まる程度にオーブンで温める。
  7. カットし、皿に盛り付け完成。

※白ワインソース(材料外)とあわせても良い。

即席ビーフストロガノフ

即席ビーフストロガノフ

材料(5人前)
  • 牛フィレ肉(オーストラリア産) 400g
  • しめじ茸 300g
  • 生クリーム(30%) 200cc
  • トマトピュレ 50g
  • サワークリーム(無糖ヨーグルトも可) 20g
  • チキンブイヨン(固形スープも可) 適量
  • パプリカ 大さじ1
  • バター 80g
  • ブランデー 適量
  • 塩・胡椒 適量
  • サラダオイル 適量
  • パセリ(みじん切り) 適量
  • ライスもしくはヌードル 適量
作り方
  1. 牛フィレ肉を薄切りにして塩・胡椒で下味を付ける。
  2. しめじ茸は下処理して、トマトピュレは小鍋で1/2に煮詰める。
  3. フライパンでバターを熱し、しめじ茸を色付くまで炒め、容器にとる。同じフライパンに少量の油を加え、強火で牛フィレ肉を炒めブランデーでフランベし、パプリカをふり軽く絡める。
  4. 3に炒めたしめじ茸、トマトピュレを加えて混ぜ合わせ、生クリームを加えて弱火で1〜2分煮立てる。この時濃度が濃ければブイヨンを加え調整する。塩・胡椒で味を調える。
  5. 皿にライスもしくはヌードルを添え、ストロガノフを盛り付ける。サワークリームとパセリのみじん切りを添え完成。

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