プロの料理人の方向け、料理業界を代表する一流シェフが講師
有名シェフのレシピ集
ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)
- 完熟ブラックチェリー、フルーツトマト、桜の葉と共にガスパチョに、チェリービールのエアーと鮎の雫をのせたアーモンド、生チーズのフォンダン、オッソイラティーを添えて
- 大山鶏フィレ、舞茸、モリーユ茸のプレッセ、グリーンアスパラガスの様々な変化とフォアグラのエスプーマと共に
- アイナメしっとり蒸し上げてからヴァニラの香るトマトとマスタードで焼上げ 長ナスのクーリとアリッサの香るジュと共に
完熟ブラックチェリー、フルーツトマト、桜の葉と共にガスパチョに、チェリービールのエアーと鮎の雫をのせたアーモンド、生チーズのフォンダン、オッソイラティーを添えて
- 材料
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- 《ガスパチョ》
- 《A》
- アメリカンチェリー(種なし半割り) 600g
- ペコロス(スライス) 20g
- フルーツトマト(角切り) 100g
- ドライクランベリー 30g
- 塩漬け桜葉(千切り) 2枚
- 塩(Maldon) 4g
- トレハロース 4g
- EXオリーブオイル 大さじ2
- キルシュ酒 80g
- グリオットピュレ 80g
- トマトジュース 150g
- 硬くなったバケット(角切り) 30g
- ミネラルウォーター 360g
- タバスコ
- シェリー酒酢 大さじ1
- 塩、胡椒
- 《A》
- 《ビールのエアー(泡)》
- チェリービール 1本
- 塩
- 大豆レシチン 小さじ1
- 《フォンダンフロマージュ》
- 《B》
- フロマージュブラン(Isigny Onctueux 40%) 250g
- 生クリーム 50g
- 《C》
- ハチミツ 20g
- 塩 4g
- 牛乳 50g
- ゼラチン 5g
- 《B》
- 《仕上げ用》
- ミントの葉
- オッソイラティー
- 《ガスパチョ》
- 作り方
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- 《ガスパチョ》
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- ボールにAを入れ、なじませてから真空機にかけ最低でも30分間マリネする。ミキサーでまわし、目の粗いシノワで濾し、ミネラルウォーター、シェリー酒酢、タバスコ、塩、胡椒で味と濃度をととのえる。
- 《ビールのエアー(泡)》
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- チェリービールに塩を加え、一部を温めてレシチンを溶かす。残りを合わせ、バーミックスで攪拌し、エアーを作る。
- 《フォンダンフロマージュ》
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- 温めたCをBに注ぎ、蒸し缶に流し冷蔵庫で固める。
- 《組み立て》
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- 凍らせたグラスにガスパチョ、ビールのエアーを注ぎ、ミントの葉を飾る。別添えのスプーンにEXオリーブオイル、黒胡椒、フォンダン、オッソイラティー、アーモンドをのせ、鮎魚醤をスポイトで一滴たらす。
大山鶏フィレ、舞茸、モリーユ茸のプレッセ、グリーンアスパラガスの様々な変化とフォアグラのエスプーマと共に
- 材料
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- 《モリーユの下準備※》
- モリーユ(乾燥) 40g
- ミネラルウォーター 500g
- トレハロース 5g
- 塩 5g
- 《モリーユ》
- モリーユ(※)
- バター 適量
- マディラ酒 60g
- BV(鶏のブイヨン) 80g×3
- 舞茸(揚げた物)
- 《モリーユのジュレ》
- モリーユのキュイッソン(※) 300g
- BV 200g
- 塩(BVに対して0.5%) 1g
- ローリエ 1枚
- タイム 2本
- 黒胡椒 大さじ1
- ささみ筋
- ゼラチン 4%
- 《鶏のマリネ》
- ささみ 700g
- 塩 1.2%
- 黒胡椒 20回
- ニンニクパウダー 2g
- トレハロース 2g
- モリーユパウダー 10g
- 日本酒 50g
- タイム 3本
- ローリエ 1枚
- 《エスプーマフォアグラ》
- 《A》
- 牛乳 150g
- クリーム(40%) 150g
- ジャガイモのピュレ 100g
- 塩(液体に対して1%) 3g
- トレハロース 小さじ1
- イズィニーオンクチューズ 100g
- フォアグラ(テリーヌ) 190g
- 《A》
- 《ビネグレット》
- 肉醤 30g
- 黄色ワイン(Chateau- chalon) 40g
- キサンタン 1g
- 《マヨネーズ(シュークリーヌレタス〈南仏野菜〉用に)》
- マヨネーズ 50g
- レモンビネガー 20g
- EXオリーブオイル 20g
- 塩
- 胡椒
- 《アスパラガス》
- アスパラガスの穂先 7cm
- アスパラガスの根元 15cm
- 《アスパラガスのエアー(泡)》
- アスパラガス(皮と固い部分) 100g
- BV 300g
- 黒胡椒(粗いみじん切り) 大さじ1
- 大豆レシチン 小さじ1
- 《モリーユの下準備※》
- 作り方
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- 《モリーユの下準備※》
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- 1日戻したモリーユを1/2にカットし、5回洗う。キュイソンはジュレ用にとっておく。
- 《モリーユ》
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- モリーユをバターで炒め、マディラ酒を加え汁気がなくなるまでつめ、煮汁を絡める。BVを3回に分けて加え、つめていく。最後に舞茸を加え混ぜ合わせ、バットに広げて冷ます。
- 《モリーユのジュレ》
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- 鍋で沸かし、アクを取り除く。20分煮出す。
- きのこ類とモリーユのジュレを絡めておく。
- 《鶏のマリネ》
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- 【下準備1】ささみとその他の材料をボールで混ぜ合わせ袋に入れ、真空機にかけ一日マリネする。
- 【下準備2】ささみをEXオリーブオイルと共に、再び真空機にかける。
- 【下準備3】65℃のスチームで15分火入れする。
- 【下準備4】台紙(縦6.2cm×横20.8cm)を用意し、型に合わせささみをカットして、板状のささみを2枚作る。
- 押し寿司用の木型を用意する。底に薄くジュレを流しエストラゴンを散らし、その上にジュレをからめたささみを並べ、その上にきのこをつめ、層ごとに平らにならす。次に2層目のささみでフタをして薄くジュレを流し、エストラゴンを散らす。木型でフタをし、軽く重しをかけて1晩冷蔵庫でねかせる。
- 《エスプーマフォアグラ》
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- Aの材料を鍋で沸かし、ミキサー(温度80℃に設定したサーモミックス)に入れてまわす。イズィニーオンクチューズとフォアグラを加え混ぜ合わせ、シノワで濾して冷ます。
- 《ビネグレット》
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- 全ての材料をバーミックスで回し、シノワで濾し、袋に入れ真空機にかけ空気を抜く。
- 《アスパラガス》
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- アスパラガスの穂先:穂先を斜めにカットし、素揚げする。ブラストチラーで冷ます。
- アスパラガスの根元:皮をむきベンリーナでスライス(7〜8枚)し、EXオリーブオイルを塗ったバットにアスパラガスのスライスを並べ、塩をしてセルフィーユを散らし、EXオリーブオイルをかけて真空にする。1人前6枚を重ねて丸める。
- 《アスパラガスのエアー(泡)》
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- 材料を鍋に入れ、沸かし、アクをひいて5分間煮出す。リード紙で濾し、レシチンとEXオリーブオイル大さじ1を入れる。
アイナメしっとり蒸し上げてからヴァニラの香るトマトとマスタードで焼上げ
長ナスのクーリとアリッサの香るジュと共に
- 材料
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- 《ジュ(エッセンス)》
- アイナメのジュ 100g
- 胡椒 適量
- パプリカパウダー 適量
- エスペレット 適量
- アリッサ 適量
- 水溶きくず粉 適量
- EXオリーブオイル 適量
- 《トマト》
- ミディトマト(3mm厚 輪切り) 4カット
- 胡椒
- EXオリーブオイル
- タイム
- トマトコンフィ(0.5×4〜4.5mm)
- エスペレット
- 《アイナメ》
- アイナメ切り身 60g
- 胡椒
- EXオリーブオイル
- タイム
- マスタード
- 《長ナスのクーリ》
- 長ナス 4本
- 牛乳 60g
- 高山にんにく(薄切り) 1/4個
- 塩
- トレハロース
- タイム 1本
- バター 20g
- EXオリーブオイル 大さじ1
- 《仕上げ》
- 花穂 3本
- 塩(Maldon)
- オレンジの皮
- バニラオイル(太白油ベース)
- ミント 3枚
- 《ジュ(エッセンス)》
- 作り方
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- 《ジュ(エッセンス)》
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- アイナメのジュを3割程度煮詰める。
- 1に塩、胡椒をし、パプリカパウダー、エスペレット、アリッサで味を調え、水溶きくず粉でリエする。EXオリーブオイルを加える(分離させておく)。
- 《トマト》
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- トマトを並べ、塩、胡椒、EXオリーブオイル、トマトコンフィをのせ、その上にエスペレット、タイムをおきラップをおとし常温でマリネしておく。
- 《アイナメ》
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- アイナメの切り身を他の材料と共にラップできっちり巻き、64℃で5分間火入れする。
- ラップをはがし、皮目を上にし、粒マスタードをしぼる。
- マリネしたトマトをのせ、1分30秒サラマンダーで焼きあげる。
- 《長ナスのクーリ》
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- 鍋に牛乳、ニンニク、タイム、トレハロースを入れ沸かし、香りを移す。
- 長ナスは皮をむき、縦にカットし、さらに横に半分に切る。ナスの太い部分の中央に切り込みをいれ、最初に太い部分から、1分後に細い部分を入れ少し色づく程度に油で揚げ、熱いうちに塩をふる。
- ミキサーに揚げたてのナス、香りを移した牛乳をいれ、回しながら冷たいバター、EXオリーブオイルで乳化する。塩、胡椒で味を調える。