導入事例

(株)北海道日立 様

業  種
各種設備工事、システムの設計・施工、エンジニアリングソリューション等
導入企業
(株)北海道日立 様
お話を伺った方
エンジニアリング本部 エンジニアリング部
システムソリューション課
伊賀 竜哉 氏
明日の地域の発展のために・・・
今回話を伺った株式会社北海道日立は1962年(昭和37年)の創業以来、北海道の地における日立グループの一員として、日立製作所ならびに日立グループ各社製品の販売やサービスをはじめ、これまで培ってきた技術・ノウハウを活かし北海道のお客さまとの信頼関係を築き、日立グループの企業理念である「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」ことを北海道で具現化する日立グループ100%出資の地元企業であり便利で快適な明日の地域社会の発展と持続可能な社会の実現に貢献し、お客さまから信頼される「ベスト・ソリューション・パートナー」をめざしている企業です。

SCADA事業の立ち上げ ~ベストソリューションパートナーへ~

日立グループが掲げている「Inspire the Next」の精神は「次なる時代に新しい息吹を与え続ける」ことであり今回話を聞いたシステムソリューション課の伊賀氏は事業立ち上げ当時をこう振り返り、「もともと各種電気工事、制御盤の設計製作を得意としており、システムの設計、施工、保守の仕事は受けていましたが、実際の開発・運用はグループ企業や協力企業を中心に進めていくことが多く、このままでは本当の意味でのお客さまに信頼されるベスト・ソリューション・パートナーになれるのか?という不安がありました。」そのような課題感から事業成長のための更なる付加価値の提供手段を検討した結果、SCADA事業の立ち上げとなり「国産」でありかつ「サポート」がしっかりしていて「シェア」が高いという理由から『JoyWatcherSuite』の導入に至りました。続けて伊賀氏は「海外製のSCADA等の選択肢もありましたが、北海道という土地柄システムエンジニアの数も不足しており開発・運用までを道内で完結させるのは難しく、国産でシェア率も高い『JoyWatcherSuite』であればサポート体制もしっかりとしており、迅速に対応してくれるという期待感もありました。」と話します。

JoyWatcherSuite導入 ~システムベンダーとして~

まずは実際に自社社屋の監視システムを伊賀氏の先輩同僚を中心に『JoyWatcherSuite』で構築するところから始まりました。導入後は開発・運用をしていく中で何度もマニュアルを読み返しわからないことがあれば『JoyWatcherSuite』のサポートに連絡をし、解決することで習熟を図っていきました。『JoyWatcherSuite』のバージョンアップに伴い細かいところも改善され今のところは改善点が見当たらないほどになりました。」と伊賀氏。 弊社とのSIパートナー契約※も視野に入れ始めた頃、地元の大手企業であるカルビーポテト株式会社様から営業部門の白川氏とエンジニアリング部門の伊賀氏に相談が有り、顧客ニーズと制約条件を踏まえた北海道日立からの提案は『JoyWatcherSuite』の導入でした。伊賀氏は「振り返れば提案の決め手の一つは、サポート体制等が整っていることで北海道内で開発・運用を完結できるという強い自信があったからです。」と話します。伊賀氏の熱意もあり、『JoyWatcherSuite』の導入も決まり設計・施工・運用と進んでいきました。

次の段階へ ~JoyWatcherSuite Webkitによる遠隔監視の実現~

カルビーポテト様の実現したいことは貯蔵庫管理の効率化であり、現場のSCADAシステムの数値を離れた事務所から遠隔で確認するニーズも持たれていました。拡張性の高い『JoyWatcherSuite』にはWebkitというオプションツールもあり、カルビーポテト様の遠隔監視ニーズに応えられるものでした。伊賀氏は先方担当者との綿密な打ち合わせ・開発・運用を繰り返し行い一度エラーが起きればその日のうちに解決するというスタンスで信頼関係を築き上げていきました。「自社施設へ導入をした時からサポートの迅速かつ適切な回答には助けられていたが、Webkit導入にあたっても本当に助けられました。」と伊賀氏。そして「運用開始1年が経ち今後はタブレット・スマートフォンからの確認や確認帳票の電子化と今後の展開を話します。

今後の展開 ~次なるステージを目指して~

今後、システムソリューション課としては「エンジニアの増員とクラウド化」がカギを握ると伊賀氏。
現在もエンジニアは伊賀氏も含めると複数人体制で業務にあたっていますが、春から伊賀氏直属の新人が配属になり目下育成に取り掛かっている最中です。
「人材育成は自社内での育成だけではなく東京ガスの開催する技術セミナー・技術交流会等の活用も考えていきます。そのためにSIパートナー契約の締結も念頭において進めていこうと思っています。」と伊賀氏。
また同時にデータ管理のクラウド化も進めていきたい。と話します。「イニシャルコストよりもランニングコストを気にされるユーザーのお客さまにとってベストなパフォーマンスを発揮できる提案が出来るようにしていきたいと思います。」と今後の展望を話します。クラウド接続用オプションツールであるJoyCloudConnect等の更なる貢献に期待します。

※SIパートナー制度
SIパートナーとしてスタートしようとする企業さまの導入から運用までのトータルサポート・お客さまの課題解決に貢献していきます。

●開発環境の寄与
JoyWatcherSuite』開発版を貸出致します。パートナー様は貸与物にて開発を行うことが可能です。

●充実したサポート
製品のテクニカルサポートを無料にて受けたまります。また、有償セミナー (ビギナーズコース)を初回のみ無償にて受け付けます。

●SI案件のご紹介
JoyWatcherSuite』の販売元である東京ガス(株) からお客さまを、ご紹介できる場合があります。 また、HPにSIパートナー様の連絡先およびHPを記載できますので、直接のお引き合いが増えるケースもあります。

IGNITURE IGNITE YOUR FUTRUE

IGNITURE(イグニチャー) は、エネルギーの枠を超え、未来に向けて先進的で多様なソリューションを通じてお客さま課題の解決を目指す、東京ガス・TGESのソリューション事業ブランドです。