【2023年版】店舗集客のアイディア18選!店舗集客でお悩みの事業者必見!

2023年2月7日

公開日:2023年2月7日
「店舗集客方法はいくつかあるけど、どうすれば効果的なのだろう?」
「何か集客につながるアイディアはないのかな」
など悩みを抱えている経営者の方はいませんか?

お店を経営していく上で、集客は直接売上に関わります。

集客方法にはインターネットやアプリを活用したオンラインのものや、チラシや看板などを活用したオフラインのものがあります。
どの方法が効果的なのかは、業種によっても異なるでしょう。
また複数の集客方法を組み合わせることで、より効果を生み出せるものもあります。

本記事では店舗集客アイディアについて、それぞれの方法のメリット・デメリットもふまえてご紹介します。

目次

1. 集客できる店舗の特徴について解説

集客するために大切なポイントは次の2つです。

  • 見つけてもらうこと
  • 選んでもらうこと
まずはお客さまに認知してもらわなければなりません。
特にインターネットが普及した現在、全国に同じジャンルのお店はたくさんあります。
その中から自分の店舗を見つけてもらわなければ、集客へとつながりにくいでしょう。

次に、選んでもらわなければなりません。
お客さまにとって価値のある、魅力的な商品やサービスを提供して、このお店を利用しようと感じてもらう必要があります。

集客できる店舗は、業種に合った集客方法を最大限活用し、商品やサービスの魅力をターゲットに伝えられている店舗です。
それに加えて、お客さまに満足していただける商品とサービスを提供できるように努力しています。

自分たちの魅力や強みは何かを考え、より効果的な集客方法を選択し、収益へとつなげましょう。

2. 今日からできる店舗集客のアイディア18選

店舗集客といっても、さまざまな方法があります。
すべてを実践するのではなく、その中から店舗に最適な方法を選択すると良いでしょう。

ここでは、ぜひ活用してほしい18の集客方法について、特徴やメリットとデメリットをご紹介します。
2-1. オンラインでの店舗集客アイディア
まずは、インターネットを利用したオンラインでの店舗集客アイディアについてみていきましょう。
おすすめの12の集客方法をご紹介します。
2-1-1. よりみちパスポート
「東京ガスのおしごとサポート」「よりみちパスポート」は、ユーザーに660円(税込)以下のドリンクを無料で1杯提供することで集客につなげるサービスです。
加盟店の登録費や継続費、広告費などは一切かかりません。加盟店の負担は、ユーザーへのドリンク1杯無料提供のみです。
加盟対象の地域は関東エリアです。

ユーザーは月額550円(税込)で、加盟店のドリンクが毎日一杯無料になります。
クーポンを利用するためには、来店者1人あたり、1,100円(税込)以上の会計などの条件があります。

【よりみちサポートを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 初期費用がかからない
  • 加盟店の登録費や継続費、広告費がかからない
  • 新規顧客獲得につながりやすい      
  • クーポンの利用条件があるため売上が上がる
デメリット
  • ドリンクを1杯無料で提供しなければならない
「よりみちパスポート」は、個人客や少人数客の集客に特化しており、新規顧客の獲得が期待できるでしょう。
店舗側にもユーザー側にもメリットが大きいサービスです。

さらに詳しく知りたい方は、「東京ガスのおしごとサポート」が紹介する「よりみちパスポート」をご覧ください。
2-1-2. ホームページ
ホームページは、自店の情報を発信・紹介しているWebページのことです。
ホームページを作るためには、HTMLやCSSなど専門的な知識が必要になります。
しかし、すべて自分たちで構築するため、デザイン性のある独自性の高いホームページを作成できます。

自分たちで作れない場合、外部に委託することも可能です。
また、最近は専門的な知識がなくても簡単にホームページを作成できるツールも登場しています。
無料で作れるものもあるため、試しに作成してみても良いでしょう。
ただし、無料で利用できるものは、テンプレートやフォントなどに制限があることが多く、自由度が限られます。
【ホームページを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • オリジナリティが高い
  • 広告費をかけずに集客できる可能性がある
  • ほかの媒体にURLを載せて店舗情報を共有できる
  • ポータルサイトでの機会損失を減らせる
  • ブログも併設すればより親しみを感じてもらいやすくなる
デメリット
  • 自分で制作するのは難しい
  • 制作費用(外部委託の場合)やドメイン、サーバーの利用料などが必要
  • 運用や活用にノウハウが必要
  • セキュリティ面に注意が必要
ポータルサイトを利用している場合、ホームページを持っていないと顧客を逃している可能性があります。
ポータルサイトで興味のある店舗を見つけた方の中には、検索エンジンでホームページを検索し、確認してから利用するかどうか決める方がいます。
その中には、ホームページのない店舗を利用しない方もいるようです。

機会損失を最小限にするために、ホームページを活用しましょう。

しかしホームページを効果的に運用するためには、ノウハウが必要になります。
ホームページを開設しただけで満足してはいけません。
アクセス解析やコンテンツ制作などを行ってホームページを育てなければ、効果を最大限引き出すことは難しいでしょう。

また、セキュリティ面は十分注意してください。
脆弱なホームページを作ると、そこから顧客情報が漏えいしたり、ホームページが勝手に改変されてしまったりする恐れがあります。
ホームページ制作に関する知識が十分ではないと感じたら、コストがかかっても信頼できる外部に委託した方が安心です。
2-1-3. Instagram
Instagramは画像や動画の投稿がメインのSNSです。
ユーザー層は20代~40代が中心で、やや女性の比率が高くなっています。

Instagramではビジネスアカウントの作成ができます。
無料で作成でき、電話やメール、店舗までの道順などが設置できるビジネスプロフィールの利用が可能です。
【Instagramを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 無料で利用できる
  • ハッシュタグ検索などで興味のあるユーザーに見てもらいやすい
  • 画像を使用するため視覚的効果が高い
  • 「いいね」や「コメント」を利用してユーザーと交流できる
デメリット
  • 拡散性がほかのSNSに比べて低い
  • アカウント管理をしっかり行わないとファンを失う可能性がある
  • 画像や動画作成に時間がかかる
  • 特定の層だけにアプローチできない
画像や動画がメインとなるため、商品や店舗の世界観をアピールできます。
特に美しく、魅力的な画像は「インスタ映え」と呼ばれ、大きな話題になります。

また、Instagramでは顕在層など特定のユーザー層に絞ったアプローチはできませんが、幅広い層にアプローチが可能です。
2-1-4. Facebook
FacebookもSNSの一つです。
20代~30代のユーザーが多く、女性よりやや男性の比率が高くなっています。

Facebookには、ビジネス用のアカウントとして「Facebookページ」が設けられています。
アカウントは無料で作成でき、複数人で1つのFacebookページの管理が可能です。

Facebookなどの拡散機能のあるSNSは、ほかのユーザーとつながることが大切です。
自分とつながっているユーザーが気になるお店の投稿内容をシェアし、さらにそのユーザーとつながっている方たちへと情報が広がっていきます。
Facebookページでは一般アカウントと異なり、友達リクエストが不要です。
ユーザーが気軽にフォローできる環境が整えられています。
【Facebookを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 無料で利用できる
  • 長文の投稿ができる(6万文字までOK)
  • 実名登録のため、炎上リスクが低い
  • 間接的SEOができる
デメリット
  • すぐに成果は出ない
  • 仕様が変わる可能性がある
  • 情報を常に更新しなければならない
Facebookページに自社サイトのブログやニュースのリンクを貼れるため、間接的なSEO(Search Engine Optimization)効果が期待できます。

Facebookページに掲載している情報は常に最新の状態にしましょう。
特に電話番号や営業時間が古いままでは、利用するユーザーの印象が悪くなる恐れがあります。
2-1-5. Twitter
Twitterは、140文字以内の文章を投稿するSNSです。
国内で5,895万人(2022年1月時点)以上の方が利用しており、20代を中心に幅広い年代が活用しています。

ビジネス用アカウントは簡単に開設できます。
短い文章の中で、いかにわかりやすく魅力を伝えられるのかがカギです。
【Twitterを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 拡散されやすい
  • 無料で利用できる
  • ファンを増やせる
  • ユーザーの声を聞ける
  • インフルエンサーとつながる可能性がある
デメリット
  • すぐに成果は出ない
  • 炎上するリスクがある
TwitterはSNSの中でもっとも拡散能力が高いです。
その分炎上する可能性も高く、投稿するときは細心の注意を払いましょう。
2-1-6. LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは、LINEのビジネス向けのアカウントです。
個人アカウントと異なり、メッセージ配信だけではなくステップ配信やチャット機能、クーポン機能など、集客用機能が利用できます。

LINEは国内9,300万人(2022年9月時点)が利用するサービスです。
若年層だけでなく、幅広い年代で利用されている点がLINEの魅力でしょう。

LINE公式アカウントは無料で簡単に開設できます。
フリープランを含めて3つのプランが用意されており、ライトプランとスタンダードプランは費用がかかります。
プランによって配信できるメッセージ数が異なるため、友だち登録してくれるユーザー数や配信頻度に応じてプランを選択してください。
【LINE公式アカウントを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 簡単に無料で開設できる
  • 友だち登録をしている人全員にメッセージを送れる
  • 開封率がメールマガジンより高い
  • スタンプカードやクーポンなどの機能が充実している
デメリット
  • 友だち登録してくれないと配信できない
  • ブロックされるとメッセージが届かない
  • LINE公式アカウントが停止されると顧客情報が消える
  • 長文が送りにくい
LINEは、友だち登録をしてくれている方全員にメッセージを送れます。
ステップ配信を使えば、お客さまに合ったメッセージを配信できます。

LINE公式アカウントを運用する上で意識したいことは、ブロック率です。
せっかく友だち登録をしてもらっても、ブロックされてしまうと、そのユーザーにアプローチできません。
ブロックされないように、プッシュ通知をオフにするように案内したり、クーポンやキャンペーン告知したりするなど、対策を行いましょう。
2-1-7. YouTube
YouTubeは無料で動画を配信できるサービスです。
認知度が高く、10代の若者から70代のシニア層まで多くの世代が利用しています。
テレビよりもYouTubeを見る機会が多い方もいるくらい、身近な存在になっています。
【YouTubeを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • ターゲットを絞れる
  • 検索エンジンに強い
  • ほかの広告サービスより低コストで始められる
  • 担当者が直接紹介する動画などは信頼度が高い
デメリット
  • 動画制作のスキルが必要
  • 効果が出るまで時間がかかる
YouTubeで集客するときは、細かくターゲットを絞って動画を作成しましょう。
2-1-8. Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ検索で表示される店舗情報を、オーナーとして管理できるツールです。

近くにご飯を食べられるお店がないかを探すとき、Google検索やGoogleマップを利用する方もいるのではないでしょうか?
検索すると、地図とともに店舗情報が表示されます。
ここで表示される店舗情報を管理できるのが、Googleビジネスプロフィールです。

Googleビジネスプロフィールの登録方法は2つあります。

1つ目は、Googleビジネスプロフィールのログイン画面から登録する方法です。
店舗情報を入力し、確認が取れれば登録完了します。

2つ目は、Googleマップで自分の店舗を検索して登録する方法です。
検索された自分の店舗のビジネス情報を開き、そこからオーナー登録を進めます。

いずれの方法でも、登録に費用はかかりません。
【Googleビジネスプロフィールを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 無料で使える
  • 写真付きで店舗を紹介できる
  • 検索キーワードでヒットする確率が高まる
  • 口コミを集められる
  • Googleビジネスプロフィール上で簡単なWebサイトが作れる
デメリット
  • 定期的な更新が必要
  • 目立たない場所に表示される可能性もある
  • 悪い口コミが増えることがある
  • 一般ユーザーが投稿した写真も表示される
Googleビジネスプロフィールの便利な機能の一つに、Webサイト制作があります。
テンプレートを選び、編集すれば簡単にホームページが作れます。
ただし、テンプレートの種類や自由度に限りがあるため、注意してください。

Googleビジネスプロフィールを管理していく上で、定期的な更新は欠かせません。
店舗情報を常に最新のものにし、新しい写真をアップするなど工夫をしましょう。
更新せずそのまま放置していると、Googleマップの目立つ場所に表示されにくくなる可能性があります。
2-1-9. デジタルチラシ
デジタルチラシは、タブレットやスマートフォンなどで見られるデジタル媒体のチラシのことです。
新聞を購入していない若年層にも届けられるチラシとして注目されています。

ホームページやアプリなどを活用して掲載することも可能ですが、デジタルチラシ配信サービスを利用すれば、多くのお客さまにチラシを届けられるでしょう。
【デジタルチラシを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 新聞を買わない方に届く
  • 印刷代がかからない
  • 多くの情報を届けられる
  • 位置情報サービスを活用できる
  • アクセスデータ解析も可能
デメリット
  • インターネットやスマートフォンを利用しない人にアプローチができない
  • 定期的に配信しなければならない
  • 普通のチラシに比べて見にくいと感じる方がいる
デジタル媒体となったことで、データ解析が可能になりました。
解析結果をもとに、どのように改善すべきか対策を考えられます。

また、電子化することで多くの情報を届けられます。
紙媒体のときよりもサイズに制限がなく、チラシ上にリンクをつけてより詳しい情報を届けられるでしょう。

スマートフォンやタブレットでも簡単に見られることは魅力ですが、画面のサイズが限られているため見にくいと感じる方もいるようです。
デジタル媒体で見られることを想定し、デザインを工夫すれば、見にくさも解消できるのではないでしょうか。
2-1-10. Web広告(リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告・動画広告)
Web広告は、Web上のメディアやSNS、メールに掲載する広告のことです。
Web広告の種類は、大きく次の4つに分けられます。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
  • 動画広告
リスティング広告は、Googleなど検索エンジンで検索したときに、検索キーワードに関連して表示される広告のことです。
ディスプレイ広告は、Webサイトに表示される画像形式の広告を指し、バナー広告とも呼ばれます。
SNS広告はSNS上で配信される広告を指し、動画広告は動画を用いた広告です。
動画広告の代表的なものとして、YouTubeのコンテンツを再生する前や途中で入ってくる広告もあります。

さまざまなWeb広告がありますが、動画広告は動画を制作するのに時間や費用がかかるため、比較的開始しやすいリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告の活用がおすすめです。
【Web広告を利用するメリットとデメリット】
メリット
  • ターゲットを絞れる
  • 効果計測ができる
  • 予算や状況に合わせて広告配信ができる
  • AIを利用すれば広告効果が最適化できる
  • 柔軟に変更、停止ができる
デメリット
  • 広告媒体に関する知識が必要
  • 適切に設定しないと効果が得にくい
  • はじめから十分な効果は得られない
  • 商材によって広告掲載が制限されている場合がある
Web広告の効果を最大限引き出すためには、ノウハウが必要です。
はじめから十分な効果は得られないため、ABテストなどで検証を繰り返し、最適化しなければなりません。
検証までするのは難しいと感じる方は、運用のプロにお任せしても良いでしょう。
ただし、その分費用がかかるため、収益とバランスを考えて検討してください。
2-1-11. メールマガジン
メールマガジンは、登録してあるお客さまにメールで情報を発信し、集客へとつなげる方法です。
キャンペーンや期間限定のお得なサービスなど、さまざまな情報をお客さまに直接届けることができます。

メールマガジンの内容は、お客さまのニーズに合ったものにしましょう。
キャンペーンや商品の話ばかりでは、ファンが定着しにくくなります。
お客さまにとって「学び」となる内容を心がけると、メールマガジンを読みたいと感じてくれるでしょう。
【メールマガジンを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • コストが抑えられる
  • 読者と信頼関係が築ける
  • タイムリーな情報を発信できる
デメリット
  • 開封率が高くない
  • 迷惑メールに登録される可能性がある
  • 継続しなければ効果は得られにくい
メールマガジンによる集客において、一番のポイントとなるのが開封率です。
メールを開いてもらわなければ、お客さまに魅力を伝えられません。
そのためにメールマガジンのコンテンツを充実させるだけではなく、件名にもこだわりましょう。
2-1-12. ポータルサイトへの掲載(食べログ・エキテン・ホットペッパービューティー)
ポータルサイトは、自社の商品やサービスを知ってもらうための「まとめサイト」のことです。
食べログやエキテン、ホットペッパービューティーなどが代表的なものです。

業種によって利用したいポータルサイトの種類は異なります。
そのため、どのポータルサイトを利用するのか、しっかり検討してください。
【ポータルサイトを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 新規店舗も認知度が上げられる
  • Webマーケティングの知識がなくても集客できる
  • 信頼感がアップする
  • 予約機能なども利用できる
デメリット
  • 競合他社と差別化が難しい
  • 費用がかかる
ポータルサイトには、多くの競合他社も掲載されています。
その中から自分の店舗を選んでもらわなければなりません。

そのためには、自分たちの強みをしっかりアピールし、差別化をはかりましょう。

また、ポータルサイトを利用するお客さまの中には、ホームページも必ずチェックするというユーザーもいます。
ホームページを設置し、機会損失を最小限にとどめましょう。
2-2. オフラインでの店舗集客アイディア
ここからは、オフラインを活用した集客アイディアについてみていきましょう。
6つの集客方法について詳しくご紹介します。
2-2-1. 口コミ
お客さまが、ほかのお客さまに店舗を紹介することで集客につながります。
知り合いの方からの口コミは信頼度が高く、訪れたお客さまがリピーターになりやすいなどの特徴があります。
【口コミを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 信頼度が高く、新規で来られたお客さまがリピーターになりやすい
  • 口コミをした既存のお客さまの来店頻度もあがりやすい
  • コストが抑えられる
デメリット
  • 時間がかかる
  • 期待していた内容と異なる口コミになる可能性がある
  • すべてのお客さまが口コミをしてくれるわけではない
口コミに協力してくれるかどうかは、お客さま次第です。
なるべく口コミをしてもらえるように、お友だち紹介特典やサービスなどを設けると良いでしょう。
2-2-2. チラシ
紙媒体で作成したチラシを配り、お客さまの来店を促す集客方法です。
ポスティングや新聞の折り込みチラシなどがあります。
【チラシを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 店舗周辺のお客さまへアピールできる
  • 折り込みチラシは情報の信頼性が高い
  • 目に触れる頻度が高い
  • 短期間で集客できる
  • 主婦層やファミリー層、シニア層にもアピールできる
デメリット
  • コストがかかる
  • 持続的な効果は期待できない
  • 配布できる地域が限られることがある
若年層ではなく、シニア層をメインターゲットにしている方におすすめの集客方法です。
チラシを捨てられない限り、何度も目に触れてもらえます。
2-2-3. 看板
看板はお店を象徴するメインのものから、野立て看板のように店舗の情報をアピールするものまでさまざまです。
一度作れば壊れない限り、大きなコストはかかりません。
【看板を利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 一度作ればずっと使える
  • リーズナブル
  • 認知性が高い
  • ザイオンス効果が期待できる
デメリット
  • 情報量が限られる
  • 景観条例などによって設置やデザインの制限を受ける可能性がある
ザイオンス効果とは、はじめは興味や関心がなくても繰り返し接触しているうちに、好印象を抱きやすくなることです。
単純接触効果とも呼ばれ、看板を繰り返しみているうちに、興味を抱いてくれる可能性があります。

看板を作成するときは、店舗の雰囲気がわかり、周囲の景色と同化しないデザインを心がけましょう。
2-2-4. スタンプカード
スタンプカードは、商品の購入や来店ごとにスタンプを押し、スタンプの数に応じて割引やプレゼントなどの特典が受けられるサービスです。
多くのお店で取り入れられている集客方法です。
【スタンプカードを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • リピーター獲得につながる
  • 客単価の向上が期待できる
  • お客さまとのつながりを強化できる
デメリット
  • 財布がかさばると捨てられる可能性がある
  • お客さまが紛失する可能性がある
  • 印刷代がかかる
  • 手間が増える
売上を安定させるためには、リピーターの存在が重要になります。
スタンプカードを設けることで、リピーターになってもらいやすくなるでしょう。

印刷代や紛失する可能性があるなどのデメリットは、LINE公式アカウントのスタンプカード機能などを使えば解消できるかもしれません。
LINE公式アカウントの利用を考えている方は、この機能を使ってみましょう。
2-2-5. フリーペーパーやクーポン
フリーペーパーは、全国のあらゆる場所で発行されている情報誌です。
駅構内で配布されていたり、地域密着型のものはポスティングされていたりすることもあります。
無料でお得な情報やクーポンを得られるため、多くの方の目に留まるでしょう。

地域に密着して作成されているフリーペーパーが多く、ターゲットを細かく区切って集客できます。
学生向けや女性向け、主婦向けなど、さまざまなジャンルがあります。
【フリーペーパーやクーポンを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • ターゲット層を絞りこめる
  • 地域と密着している
  • 多くの人に届けられる
  • 目立つ
  • クーポンなどの特典を掲載できる
  • 最低限の作業のみで広告ができる
デメリット
  • 広告スペースが狭く情報量が限られる
  • ほかの店舗と差別化が難しい
  • 集客まで時間がかかる
  • クーポン目当てのお客さまが増える
チラシや広告を出すためにはさまざまな作業が必要です。
デザインの作成はもちろん、印刷会社とのやりとりやスケジュール管理など、本業の枠を超えた作業もあるでしょう。
一方、フリーペーパーはすでにデザインがある程度決められているため、最低限の作業のみで広告が出せます。
2-2-6. ダイレクトメール(DM)
ダイレクトメールは、お客さまに商品やサービス情報が掲載されたカタログや冊子、チラシを送る集客方法です。
お客さまの自宅などに直接届くため、手元に残りやすく、目に留まりやすいです。
【ダイレクトメールを利用するメリットとデメリット】
メリット
  • 丁寧なメッセージを送れる
  • メルマガより閲覧性が高い
  • デザインの自由度が高い
デメリット
  • 時間やコストがかかる
  • 送り先の住所が変更されていたら届かない
顧客情報の管理もかねて、ダイレクトメールを送っている店舗もあるようです。

3. 効果的な店舗集客で注意したいこと

ここまで、具体的な集客方法についていくつかご紹介してきました。ここからは、効果的な集客をするために注意したい点について、詳しく見ていきましょう。
3-1. ターゲットと目的を明確にする
どの集客方法でも大切なことは、ターゲットと目的を明確にすることです。
誰にでも当てはまることではなく、ターゲットに向けた文言を選ぶとより効果的です。
また、ターゲットにどのようにしてほしいのか、そのためにどう誘導すれば良いのか考えましょう。
3-2. 店舗のイメージを意識する
店舗にはそれぞれコンセプトがあるのではないでしょうか?
アピールするときは、店舗の世界観を壊さないようにしましょう。
イメージと異なっていると、来店したお客さまの満足度が低くなる可能性があり、リピーター獲得につながりにくくなります。
3-3. SNSは炎上に注意する
気軽に発信できるSNSですが、拡散能力が高い分、炎上するリスクもあります。
また、SNSは文字数が限られており、伝えたい意図を簡潔にまとめられないと誤解を生む可能性があります。

投稿する前に必ず読み返し、ユーザーに正確に意図が伝えられる文章かどうか確認しましょう。
3-4. 複数の施策を並行して行う
1つだけの集客方法ではなく、複数の方法を組み合わせることでより効果的な集客ができるでしょう。

例えば、飲食店の場合、チラシを使って地域の方にお知らせしたり、ポータルサイトに会員登録したり、InstagramやLINE公式アカウントの活用ができます。
また「よりみちパスポート」も併せて利用すれば、新規顧客獲得につなげられるでしょう。
3-5. 継続することが大切
どの集客方法も、すぐに効果が現れないことの方が多いでしょう。
すぐに諦めるのではなく、継続することが大切です。

その上で、ただダラダラ続けるのではなく、目標を定め、効果計測など分析を行いながら最適化していくことが重要です。

4. 飲食店の集客なら「よりみちパスポート」で

ご紹介したように、飲食店の集客には多くのツールが存在し、店舗集客のアイディアもさまざまです。
全ての方法を試したいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、店舗に最適な方法を選んで、安定した収益へとつなげましょう。

飲食店の集客には、ぜひ「東京ガスのおしごとサポート」で紹介している「よりみちパスポート」を活用してください。
お店の認知度が高まり、お客さまが来店するきっかけになるでしょう。

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