LED照明に交換するメリットや交換方法・修繕費を徹底解説!

2023年3月10日

公開日:2023年3月10日
寿命が長く消費電力の少ない照明器具として、LED照明を利用する店舗および企業が増えています。

しかし、
「LED照明に交換するにはどうすれば良い?」
「LED照明にするメリットは?」
など、LED照明への切り替えに関する疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

場合によっては、LED照明に交換するために工事が必要になる可能性もあります。

本記事では、LED照明へ交換するメリットや交換方法についてご説明します。

目次

1. LED照明に交換する5つのメリット

LEDは発光ダイオード(Light Emitting Diode)の略です。
電気エネルギーを直接光に変える特性を持つ半導体チップを指し、LEDを活用した照明をLED照明と呼びます。

LED照明は、今まで使用されていた白熱電球や蛍光灯と性質が異なるため、LED電球に変えることでさまざまなメリットが得られる可能性があります。
実際に、LED照明を導入する店舗が増えています。

LED照明にするメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは5つのメリットについて見ていきましょう。
1-1. LED照明交換のメリット①低消費電力でコスト削減
LED照明は従来の照明より消費電力が低いため、コストの削減ができます。

LED照明の消費電力は白熱電球に比べて約1/5と少なく、寿命がおおよそ4万時間(約11年)といわれています。
製品の種類によって消費電力や寿命に多少の差はありますが、それでも白熱電球や蛍光灯より消費電力が低く、寿命は長いです。
電球交換にかかる手間も最小限に抑えられます。

また、LED照明を導入するコストはかかりますが、消費電力や寿命の長さを考慮すると、全体的なコストはLED照明の方が低いと言えるでしょう。
1-2. LED照明交換のメリット②虫を寄せ付けにくいので衛生的
LED照明は、虫を寄せ付けにくいと言われています。

虫は一般的に紫外線領域の400nm以下の光に集まりやすいとされています。
LEDの光には、この領域の紫外線がほとんど含まれていないため、虫が寄り付きにくいと言われています。

飲食店など衛生面に十分な配慮が必要な店舗は、LED照明を利用すれば、店内に虫が入ってくるリスクを減らせるでしょう。
1-3. LED照明交換のメリット③ランプ切れがないので常に明るい店内を演出できる
LED照明は寿命が長いため、ランプ切れの心配がほとんどありません。
電源を入れてから反応するまでの速度も速く、すぐに店内を明るく照らせます。

蛍光灯は繰り返しオンオフすると寿命が縮まることがありますが、LED照明は寿命に影響しません。
そのため、トイレなどに人感センサーを搭載したLED照明を設置すれば、節電効果だけでなく、従業員が消灯を行う手間の削減にもつながるでしょう。
1-4. LED照明交換のメリット④環境保護につながる
LED照明に交換することは、環境保護につながります。
消費電力が少ないため、発電によって排出される二酸化炭素の削減に貢献できるでしょう。

また、寿命が長いため、廃棄物も減らせます。
LED照明には蛍光灯に含まれていることがある水銀などの有害物質が使用されていません。
環境に配慮した店舗経営ができます。
1-5. LED照明交換のメリット⑤冷房効率がアップする
LED照明は白熱電球や蛍光灯と比べて、光源が熱を持ちにくいことが特徴です。
発する光に赤外線がほとんど含まれないためです。

そのため、冷房効率がアップし、節電効果をさらに高められるでしょう。

2. LED照明交換は経費になるの?

LED照明に切り替えることで、非常に多くのメリットが得られます。
しかし、切り替えにかかる費用は決して安くはありません。

LED照明にかかる費用が、経費として計上できるかどうか気になっている方もいるのではないでしょうか?

LED照明の取替え費用は、一般的に「修繕費」として経費処理できることがほとんどです。
なぜならLEDランプへの切り替えは、あくまで部品の交換として捉えられるためです。
安定器を含めた工事の場合も、安定器を部品と見なすため、同様に修繕費と考えられます。

ただし、照明設備自体を取り替える場合、建物附属設備自体の交換とみなされるケースが大半です。
この場合、取得額が10万円(青色申告者は30万円)未満なら全額経費処理できる可能性が高いでしょう。
少額減価償却資産として取得価額相当額を取得時に経費計上するのがおすすめです。
取得額が10万円(青色申告者なら30万円)以上ならば、取得価額を建物附属設備に計上できます。

また、1つの取得額の範囲は、照明設備をコントロールするスイッチの単価ごとで考えることが多いです。

一般的なケースについてご説明しましたが、工事内容や事情によってどのような判断になるか変わることがありますので、税理士にご相談ください。

3. LED照明の交換方法

LED照明の交換方法は、照明装置によって異なります。
どのようにするのか、詳しくご説明します。

LED照明の交換方法は、大きく2つに分けられます。

  • 電球や蛍光灯で使用していた照明器具をそのまま使用する方法
  • 照明器具ごと取り替える方法
【電球や蛍光灯で使用していた照明器具をそのまま使用する方法】
電球や蛍光灯を使用していた照明器具をLED化するケースです。
まずは、既存の照明器具と取り付けるLED電球や蛍光灯の仕様をチェックして適合するか確認しましょう。
LED電球は、白熱灯と外形寸法が異なるものがあります。

回路に手を加えなければならない場合、どのような工事や部品が必要になるのか確認してください。

またLED 電球は、白熱灯などと違って全方向性に光を放つような仕組みになっていません。
配光特性が変わるケースがあります。
照明を利用した演出をしている場合、LED照明に切り替えることでどのような違いが生まれるのか確認しておく必要があるでしょう。

【照明器具ごと取り替える方法】
LED専用照明器具は、LED部分だけを交換できません。
照明装置を丸ごと取り外して交換します。
コンセントなどを使わず壁や天井内に直接配線している場合は、工事が必要となる場合があります。

いずれの場合も、交換するときは事前に説明書や仕様書をしっかり確認して行いましょう。

4. LED照明交換はプロにお任せ

照明をLEDに切り替える場合、照明設備とLED電球の仕様を確認するなど多くの手間がかかります。
また、電球を交換するだけで完了する場合もありますが、工事が必要になる場合もあります。
本来の仕事に加えて、LED照明に関する業務を行うと大きな負担になるかもしれません。

さまざまな手順が必要なLED照明への交換は、プロにお任せしましょう。

LED照明交換は「東京ガスのおしごとサポート」でご紹介している「建物設備の清掃・修理サービス」の利用がおすすめです。
建物全体の設備周りに関するサポートが受けられます。
サービスが受けられるエリアは「東京ガスの都市ガス供給エリア」のみです。
出張費や見積費用りは無料です(遠方の場合は出張費がかかる可能性があります)。

気になる方は、ぜひ「建物設備の清掃・修理サービス」へ気軽にお問い合わせください。

5. 電気代もお得になるLED照明に交換しよう

LED照明に変更するだけで、照明全体に関するコストが削減でき、環境に良い店舗作りができます。
また、虫を寄せ付けないと言われているため、お客さまが快適に過ごせる環境を整えられるでしょう。

LED照明は自店で切り替えることもできますが、仕様を確認したり、工事が必要になったりする可能性があるため、プロにお任せした方が安心です。
最低限の業務負担のみで、店内設備が整えられます。

LED交換のサービスを利用して、エコでコスト削減につながる店内環境を作りましょう。

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