サステナブルスター

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「エネルギーデータの見える化」から「実行策の具体化・推進」へ!

関電不動産投資顧問株式会社

関電不動産投資顧問株式会社が、「サステナブルスター」を採用した理由と効果について、同社企画管理部の浜武様とリート運用部の稲干様に、お話を伺いました。

そもそも抱えていた課題とは

当社は関西電力グループとして、2018年に設立され、GRESBには、2023年度から参加しています。設立以来、「電気」「ガス」「水」「廃棄物」などのデータは、プロパティマネジメント会社(以下、PM会社)がExcelに使用量を入力する方法で集計をしていました。こうしたExcelでの対応では、PM会社が入力したExcelと請求書などの証憑の一元管理が難しく、集計業務が属人化するなどの課題を感じていました。

そのような中で、昨年、GRESBに初参加しましたが、想像以上に担当者の負担が大きく、GRESBを筆頭にESG報告業務に多くの時間を要し、他の業務に時間を割くことができないジレンマを抱えていました。

「サステナブルスター」を採用したきっかけとは

保有するアセットの数を増やしていく戦略の中、業務効率化に向けたシステム導入を検討しようと思っていた時に、元々、面識のあった東京ガス不動産経由で「サステナブルスター」の紹介がありました。
一度、お会いしようと担当者の方に連絡したところ、即時対面での打ち合わせとなり、スピード感のある対応だなと驚いた一方で、単なるサービスの紹介ではなく、大きな視点でESG報告全般の情報提供やシステム化をするメリット・デメリットなどの説明もしていただけました。

当社としては、システムの切り替えではなく、システムの導入というフェーズであった為、検討には一定の時間を要しましたが、検討段階であっても、課題に感じている部分に対するクイックな回答だけではなく、オンラインと対面を組み合わせながら定期的な打ち合わせも継続する中で、このシステムであれば、我々、アセットマネジメント会社の業務効率化だけではなく、PM会社の業務効率化にも繋がり、PM会社とより良い関係を構築できると確信し、導入を決めました。

その結果とは

結果論の部分もありますが、当社の人事異動の兼ね合いもあり、24年度のGRESB報告は、23年度の対応をしたメンバーから一新され、全員が初めて対応するという状況でしたが、「サステナブルスター」というシステムとカスタマーサクセス観点での献身的なサポートがあったことで、無事に乗り切ることができました。
導入してみないと分からない、PM会社へのシステムの浸透についても、担当者の方がPM向け専用マニュアルの作成やPM向け勉強会を開催してくれたことで、非常にスムーズだったと思っています。
当社目線でも、ESG報告については、企画管理部とリート運用部で連携しながら対応しますが、クラウド上でエネルギーデータと証憑が一元管理されていることで、部門間の連携もスムーズになり、GRESB関連以外の業務にも力を向けることができ、業務効率化の面で非常に大きな利点があったと感じています。

私募リートの銘柄が増加傾向にある中で、ESGへの取り組みに対し投資家が求めるレベルが年々、上がってきていると感じています。当社にとって「サステナブルスター」による業務効率化に伴う時間創出の恩恵は非常に大きく、投資家からの要望・期待に応えるための施策をしっかり打ち出していける環境を構築できたと思っています。

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