セミナーレポート
2019.11.20
BO!セミナー「りんくんびトークショー&調理デモ」
セミナーでは林シェフに「潰れないお店の作り方」をテーマに熱く語っていただいた後、料理2品を調理実演していただきました。
「潰れないお店」とは「儲かるお店」のこと。また「儲」という字を分解すると「信じる+者」、つまり「信じてくれるお客さま」を増やすことが、「潰れないお店づくり」に繋がります。では、お客さまを増やし利益を上げるために、お店は何をすれば良いのでしょうか。それは料理をただ提供するのではなく、「食材を使ってお客さまに喜びや感動を与えること、それぞれの料理に『物語』があること」が大切と林シェフは語ります。
料理人として、お客さまに美味しい料理を提供するのは当たり前で、「おもてなしの心」をもってお客さまと向き合うことの大切さを、セミナーを通して教えていただきました。
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<お手製のセミナーテキスト>
絵を描くことが好きな林シェフらしい縁起の良いイラストと共に、「潰れないお店の極意10個」が書かれています。ここからも「おもてなし」を大切にするシェフの人柄が伝わってきます。
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<食材短歌のテキスト>
「食材の知識」無くして、お客さまに感動や喜びを与える料理を作り出すことはできません。林シェフはそれを短歌にして覚えます。今回はその一部をテキストにまとめ、受講者にプレゼント。
そこから一句 ≪回鍋肉 豚肉キャベツの味噌炒め 炎によるしか うまい手はなし≫
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<受講者一人一人に贈呈されたシェフ直筆の色紙>
字は4つの漢字「寶(たから)+財+招+進」を組み合わせたもの。薬膳の色(五季五色)もあしらい、五季の食材を食べて欲しい、という林シェフの思いも込められています。 -
「回鍋肉」のおいしさの秘訣は、具材を適度に焦がし、鍋の中で回し混ぜること。「回鍋肉」の調理には、炎が欠かせません。
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中国料理の定番「カニ玉の甘酢ソースかけ」も、カニを周りに散らすことで風味が格段とアップ。
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トマトで作られたウサギの飾り切りのかわいさに、受講者からも歓声が上がっていました。
料理をより美しく、楽しむためのテクニック。