プロの料理人の方向け、料理業界を代表する一流シェフが講師
有名シェフのレシピ集
ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)
- 初夏野菜と槍イカを詰めた茨城スーパーフルーツトマトのファゴッティーニ、ホワイトバルサミコのジュレを纒って、小玉スイカとスーパーフルーツトマトのガスパチョと共に、イカ墨のチュイル添え
- 一皿で表現する奥久慈シャモの食べつくし (3種の調理法を一皿で表現するメイン料理)
- 鉾田メロンのティラミス、リモンチェッロ風味のマスカルポーネクリーム、 ヨーグルトのパウダーソルベを添えて
初夏野菜と槍イカを詰めた茨城スーパーフルーツトマトのファゴッティーニ、ホワイトバルサミコのジュレを纒って、小玉スイカとスーパーフルーツトマトのガスパチョと共に、イカ墨のチュイル添え
- 材料(4人分)
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- 《フルーツトマトのファゴッティーニ(フルーツトマトの詰め物》
- フルーツトマト 4玉
- 〈A〉
- 生食用槍イカ(ゲソと胴体に分け、胴体を粗みじん切り) 小さめ1杯
- ニンニク(極小みじん切り) 少々
- 塩こしょう 少々
- 焼いたパプリカ※ 5g
- 下茹でしたズッキーニ※ 5g
- 胡瓜※ 3g
(※各5mm角にカット)
- ピスタチオ(粗みじん切り) 2g
- くり抜いたトマトの中身 適量
- 乾燥パン粉 大さじ2
- オレンジの皮 少々
- エキストラバージンオリーブオイル 5cc
- 《小玉スイカとスーパーフルーツトマトのガスパチョ》
- フルーツトマト 3玉
- 小玉スイカ 100g
- 新玉ねぎ 10g
- 赤パプリカ 30g
- 胡瓜 8g
- ホワイトバルサミコ 大さじ1
- 塩こしょう 少々
- エキストラバージンオリーブオイル 30cc
- 《イカ墨のチュイル》
- 小麦粉 20g
- 溶き卵 大さじ1
- 水 125cc
- 澄ましバター 100g
- イカ墨ペースト 20g
- 《ホワイトバルサミコのジュレ》
- ホワイトバルサミコ 200cc
- 板ゼラチン 6g
- 《仕上げ》
- 飾り用の葉物野菜 適量
- 付け合せイカゲソ 適量
- オリーブオイル 20cc
- ニンニク(極小みじん切り) 適量
- 白ワイン 30cc
- エキストラバージンオリーブオイル 少量
- 《フルーツトマトのファゴッティーニ(フルーツトマトの詰め物》
- 作り方
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- 小さめのフルーツトマトを湯剥きし、中身をくり抜きフルーツトマトのファゴッティーニの材料Aすべてを合わせ、下味を調えて中に詰める。
- ホワイトバルサミコのジュレをファゴッティーニの上に表面を覆うよう流しかけて、冷蔵庫で冷やし固める。
- 小玉スイカとフルーツトマトと新玉ねぎ、赤パプリカ、胡瓜をミキサーにかけ、ホワイトバルサミコとエキストラバージンオリーブオイル、塩こしょうで味を調えガスパチョにする。
- よく冷やした器の中心にファゴッティーニをのせ、周りにガスパチョを流し、ファゴッティーニの上にサラダとイカ墨のチュイルを乗せ、流したガスパチョの回りにニンニクオイルでさっと炒め、白ワイン蒸しにした槍イカのゲソとエキストラバージンオリーブオイルをかけて完成。
一皿で表現する奥久慈シャモの食べつくし
(3種の調理法を一皿で表現するメイン料理)
- 材料(4人分)
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- 《鶏のだし汁》
- さばき終わった鶏ガラ(モツ抜き)、手羽、スネ 2羽分
- 玉ねぎ※ 2個
- 人参※ 1本
- セロリ※ 3本
(※各一口大の大きさにカット)
- ニンニク 1/2個
- ブーケガルニ 1束
- 白ワイン 300㏄
- エキストラバージンオリーブオイル 50cc
- 水 1L
- 岩塩 少々
- 《胸肉》
- 胸肉 1枚
- カレープラント(生ハーブ) 2枚
- エキストラバージンオリーブオイル 50cc
- 塩こしょう 少々
- 〈オリーブ生地〉
- 種抜き黒オリーブ 300g
- ブイヨン 300cc
- 吉野葛(濃度を見て)
- 〈オリーブサブレ〉
- フランスパン 1/3本
- 種抜き黒オリーブ 50g
- 〈ソース〉
- ソフリット 10g
- トマトペースト 大さじ1
- 白ワイン 50cc
- 鶏だし汁 200cc
- 無塩バター 5g
- 塩こしょう 少々
- 《もも肉》
- もも肉 1枚
- 生ハム 1枚
- トマトコンフィー 5枚
- ローズマリー 1本
- 緑オリーブ 5個
- 網脂 適量
- 〈スカンピのムース〉
- スカンピ剥き身 80g
- 卵白 1/3個分
- 生クリーム 50ml
- 塩こしょう 少々
- 〈ソース〉
- コーヒー豆(肉たたきで砕いた物) 10g
- マルサラ酒 200cc
- 鶏だし汁 300cc
- 無塩バター 10g
- 塩こしょう 少々
- 〈付け合せ〉
- キヌア 50g
- ブイヨン 100cc
- バジルペースト(茹でたバジルとオリーブオイルでミキサーにかけたもの) 適量
- 塩こしょう 少々
- 《ササミ肉》
- 鶏ササミ肉 1枚
- ローズマリー 2枝
- エキストラバージンオリーブオイル 300cc
- 細かく砕いた粗塩(ササミ肉の重さに対して1%)
- 房つきヤングコーン 1人前1本
- 昆布茶 小さじ1弱
- 塩こしょう 少々
- タイム乾燥パウダー(タイムを1日天日で乾燥させたもの) 1枝分
- レモン乾燥パウダー(レモンの皮を乾燥させたもの) 1/2個分
- 塩 適量
- クミン 少々
- 〈ザバイオーネ〉
- 卵黄 2個
- 日本酒 50cc
- お湯(様子見て)
- 塩こしょう 少々
- 《鶏のだし汁》
- 作り方
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- 《鶏のだし汁》
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- ガラは水で洗わず叩いて、スチコンのホットエアー機能180℃で焼いて、香味野菜とともに香ばしい色が付くまでエキストラバージンオリーブオイルで炒める。(タヌキ色)
- これを深鍋に入れ熱し、白ワインを加え十分に煮詰め、ブーケガルニと水と岩塩を加え味が出るまで約4~5時間煮る。仕上げて容器に漉す。
- 《胸肉》
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- 胸肉を一度エキストラバージンオリーブオイルとカレープラントとともに真空包装し、スチコンのコンビ機能で真空調理し中心温度60℃まで加熱する。
- 取り出して、皮面のみカレープラントとともにソテーし、ブラックオリーブ生地で包み、オリーブサブレをまぶしサラマンダーで再加熱する。
- ソースはソフリット10gを炒め、トマトペーストを加え炒め、白ワインを加え煮詰める。鶏のだし汁を加え、濃度がある程度付くまで煮詰めて、一度裏ごしし、バターで乳化させ下味を調える。
- 〈オリーブ生地〉
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ブイヨンで黒オリーブを煮てミキサーにかけ、再び火にかけながら葛粉でとろみをしっかりつけたもの。
- 〈オリーブサブレ〉
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フードプロセッサーでフランスパンと黒オリーブを共に回し低温で乾燥させる。
- 〈ソフリット〉
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玉ねぎ1/2個、人参100g、セロリ50g、野菜は全てみじん切り、エキストラバージンオリーブオイルで野菜が浸かるくらいにしてじっくり炒めたもの。
- 《もも肉》
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- スカンピのムースを準備する。よく冷やしたフードプロセッサーの容器に剥き身にしたスカンピを入れ、回しながら卵白と生クリームを加え下味を薄く調える。
- もも肉の余分な脂身をそぎ、包丁の峰で肉面を叩き伸ばして、生ハム、スカンピのムース、トマトコンフィー、緑オリーブ、ローズマリーの順に敷き、網脂で包み込みロートロ(ロール状)にして真空包装する。
- スチコンのスチーム機能で10分間火を通し取り出し、ブラストチラー(なければ氷水に落とす)で急速冷蔵、いったん肉を落ち着かせる。
- フライパンで香ばしく表面を焼き再加熱する。
- ソースは、砕いたコーヒー豆を煎り、マルサラ酒を煮詰めて鶏だし汁を加えたベースを加えコーヒー豆の香りを煮だし、一度裏ごししてバターで乳化させ下味を調える。
- キヌアはブイヨンと共に火を入れて、バジルペーストと合わせ、塩こしょうで味付けする。
- 《ササミ肉》
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- ササミ肉は筋を落とし、1%の粗塩で5時間マリネしてから水で表面を洗い、塩をおとす。60℃に温めたエキストラバージンオリーブオイルとローズマリーを加えたハーブオイルで5分~6分火を通す。
- 房付きヤングコーンをオーブンで焼き、その上に先ほどのオイルで火を入れたササミをカットして添える。
- ザバイオーネは湯煎にボールをはり、その中に卵黄と日本酒とお湯を加え、泡立て機でリュバン状に仕上げる。
- ササミ肉の上に昆布茶・塩・乾燥レモンパウダー・乾燥タイムパウダーをかけ、その上にたっぷりとザバイオーネをのせて、サラマンダーで焼き色をつける。
- クミンをお皿に飾る。
鉾田メロンのティラミス、
リモンチェッロ風味のマスカルポーネクリーム、
ヨーグルトのパウダーソルベを添えて
- 材料(4人分)
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- メロン 2分の1個
- スポンジ生地(セルクルに収まる範囲の物)
- 《マスカルポーネクリーム》
- 卵黄 4個
- グラニュー糖 52g
- お湯 52g
- リモンチェッロ 10cc
- レモン果汁 8g
- 8分立て生クリーム 75g
- マスカルポーネ 200g
- 板ゼラチン 3g
- 《パウダー》
- 乾燥させたスポンジ生地 50g
- 抹茶パウダー 15g
- 《ヨーグルトパウダーソルベ》
- ヨーグルト 300g
- 生クリーム 100cc
- 粉糖 30g
- 《シロップ》
- メロンの汁 80cc
- リモンチェッロ 5cc
- シロップ(水2:砂糖1) 10cc
- 作り方
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- マスカルポーネクリームは、卵黄とお湯と砂糖をボウルに入れ、湯煎にかけながら泡立て機でリュバン状になるまで火を加える。戻したゼラチンを加え、氷水に当てながら荒熱をとり(完全には冷まさない)、マスカルポーネを加えよく混ぜる、8分立ての生クリームを加え、レモン汁で締め最後にリモンチェッロを加える。
- セルクルを用意して下からスポンジ、シロップ、メロンスライス、クリーム、メロンスライス、スポンジ、シロップ、メロンスライス、クリームを組み込み固める。
- ティラミスの上に乾燥スポンジと抹茶粉を混ぜたパウダーを添える。
- ヨーグルトは事前に生クリームと粉糖と合わせパコジェット容器に入れて冷凍させる。
- お皿にティラミスを盛りつけ、丸くボウル状に抜いたメロンを添え、ヨーグルトパウダーソルベを散らし、乾燥メロン(※)を飾り、香草や葉っぱ類を散らしつけたら完成。
※乾燥メロン=メロンを薄くスライスし、乾燥機で1晩乾燥させる。