プロの料理人の方向け、料理業界を代表する一流シェフが講師
有名シェフのレシピ集
ホテルの総料理長や、有名店のオーナーシェフが、「BO!料理セミナー」で披露したとっておきのレシピをお教えします。(協力:フランス料理文化センター)
自家製スモークサーモンのミ・キュイ
バリグール野菜添え
- 材料
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- 《自家製スモークサーモン 320g》
- スコッチサーモン 1kg
- 粗塩 500g
- グラニュー糖 300g
- コリアンダー 15g
- オリーブオイル 200cc
- フヌイユ 適量
- 《A》
- オニオン 20g
- シャンピニオン 30g
- セロリ 30g
- クールジェット 30g
- フヌイユ 20g
- グリーンベル 30g
- トマト 70g
- グリーンオリーブ 20g
- アーティチョーク 1個
- ケッパー 20g
- ニンニク 1片
- 白ワイン 50cc
- マイユ社白ワインヴィネガー 20cc
- EVオリーブオイル 100cc
- レモン 適量
- レモンゼスト 適量
- バジル 適量
- 鶉卵 8個
- マヨネーズ 適量
- クリーム 少量
- キャビア 少量
- シブレット 適量
- 牛乳 適量
- 《自家製スモークサーモン 320g》
- 作り方
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- スモークサーモン(320g)をトランシェに切り、牛乳に30分漬けておく。水分を良くきりグリヤードで焼き色を付ける。サーモンの上からレモンを絞っておく。
- 鶉の卵でポーチエッグを作り、マヨネーズとクリームで合わせたものでコーティングする。
- 《自家製スモークサーモン》
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- サーモン1kgに対して粗塩500g、砂糖300gで24時間マリネする。
- 1の塩を水で洗い流し水気を切る。
- オリーブオイル、フヌイユで3時間真空マリネする。
- 網に並べて2時間半冷燻製にかける。(10度をキープする)
- 《バリグール野菜》
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- Aの野菜をすべて3mm角のブリュノワに切る。オリーブオイルでフヌイユ、セロリ、オニオン、シャンピニオン、アーティーチョークの順にソテーしていき、塩、胡椒をする。
- 1に白ワイン加え、煮詰めてボウルにあけ、タカの爪とニンニクを入れておく。
- クールジェットはブランシールしておく。
- 2の中に、3とトマト、白ワインヴィネガー、オリーブオイル、レモンの果肉、レモン汁、ゼストジュリアン、バジルシズレを加えて味を調える。
- 《盛り付け》
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- 皿にバリグール野菜を敷き、サーモンをのせる。その上にポーチエッグ、キャビア、シブレットを飾る。
鱸のポテト包み焼き
べトラーブのソースとキャロットのピューレ添え
- 材料
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- 鱸 30g×12本
- ベーコン 適量
- キャロット 2本
- クリーム 適量
- 《ソース》
- べトラーブスライス 300g
- ジュ・ド・ヴォライユ 1リットル
- フォン・ブラン 500cc
- 赤ワイン 400cc
- 赤ポルト 200cc
- 魚の骨 200g
- エシャロット 20g
- ニンニク 1片
- タイム 1本
- 《盛り付け》
- 空豆 12個
- バター 適量
- べトラーブ 適量
- ブールクラリフェ 適量
- 作り方
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- 鱸をフィレにして30gの棒状に切る。中にキャロットのジュリエンヌのシュエしたものとベーコンスライスを入れて、塩、胡椒をする。
- じゃが芋をごく薄くスライスしてブールクラリフェを両面に塗り、130度のオーブンで色が付かないように焼き上げる。
- 2を1の鱸に粉をつけて巻く。澄ましバターで香ばしく色づけながら火を通す。
- キャロットの皮をむいて芯を取り除きスライスする。鍋にバターを溶かしキャロットを入れて、塩、胡椒をして蓋をし、しっかり火を通す。ロボクープにかけてタミでパッセする。バター、クリームで味を調える。
- べトラーブの皮をむいて薄くスライスする。抜き型で丸く抜いて、ブールクラリフェを塗り上下をシートではさんで120度のオーブンで30分焼き、クルスティアンを作る。
- 《ソース》
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- 鍋に材料をすべて入れて沸かし、アクを取る。蓋をして160度のオーブンに1時間入れる。パッセして煮詰めバターモンテして仕上げる。
- 《盛り付け》
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- 皿にキャロットのピューレを流し、鱸を盛る。その上にフルール・ド・セル、ミニョネット、シブレットをのせる。周りにべトラーブのソースとバターで温めた空豆、べトラーブのクルスティアンを飾る。
仔羊背肉のマルムラード野菜のせロースト
茄子コンフィのラヴィオリ添え
- 材料
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- 仔羊背肉 2本
- キャロット 5mm角×80g
- オニオン 5mm角×80g
- セロリラブ 5mm角×80g
- クールジェット 5mm角×80g
- ニンニク 150g
- 食パン 50g
- 牛乳 200cc
- タイム 適量
- 塩・胡椒 適量
- クリーム 適量
- クレピネット 適量
- EVオリーブオイル 適量
- 《ソース》
- ジュ・ダニョー 180cc
- トマト 2個
- 《ラヴィオリ》
- ラヴィオリの生地 12枚
- 茄子 3本
- トマトフォンデュ 80g
- カレー粉 少量
- パルメザンチーズ S/SP1
- 作り方
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- 仔羊背肉は少しの脂と骨を残してすべて取り除く。1本を3等分に切り、中央の骨のみ残し、他の骨も取り除く。糸で均等に縛り、塩、胡椒をしてリソレし、冷ます。
- ニンニクの皮をむいて半割りし、芽を取る。水から煮出してザルにあける。2回繰り返して、次に牛乳でやわらかくなるまで煮る。別に牛乳で煮た食パンをニンニクと一緒にロボクープに仕込みタミでパッセする。クリーム、塩、胡椒で味を調える。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、キャロット、セロリ、オニオンの順に蓋をしてシュエする。塩、胡椒をして最後にクールジェットを加える。味を見て2のニンニクピューレを加える。最後にタイムの葉を加える。
- 1の子羊が冷めれば、3の野菜を仔羊背肉にナッペしてクレピネットで包む。180度のオーブンで12分間焼き上げる。
- 《ソース》
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- ジュ・ダニョーを取る時に、別鍋で煮詰めたトマトを加えて、オーブンで30分程煮出す。
- パッセして少し煮詰めトマトのブルノア、バジル、アニョーの焼き脂 を加え、ソースとする。
- 《ラヴィオリ》
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- 茄子のコンフィーを作り果肉を刻む。トマトフォンデュ、カレー粉、塩、胡椒で味をし、ラヴィオリの生地で包んで丸く抜き、塩湯で2分半ボイルする。
- 《盛り付け》
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- ラヴィオリを2枚おき、手前にアニョーを立てるように盛り付けソースを流す。
- アニョーの骨にポテトのクルスティアンをさす。