【徹底解説】空きスペースを有効活用したビジネスとは?具体例8選をご紹介
最終更新日:2024年3月28日
「時間帯や日によって使っていない場所がある」
このような空きスペースを持つ方の中には、有効活用してビジネスにつなげたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
しかしどのように活用すればよいのかわからず、空きスペースの家賃や場所代をそのまま支払っている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、空きスペースを有効活用できるビジネスやマッチングサービスについて詳しくご紹介します。
空いているスペースをうまく活用して、収益へとつなげましょう。
目次
- 1. 【徹底解説】空きスペースを有効活用したビジネスとは?具体例8選をご紹介
- 2. 【具体例】空きスペースの活用方法
- 2-1. キッチンカー等の出店スペース
- 2-2. レンタルオフィス
- 2-3. コワーキングスペース
- 2-4. シェアスペース
- 2-5. 貸し会議室
- 2-6. トランクルーム
- 2-7. 学習塾などの教室
- 2-8. コインパーキング
- 3. 空きスペースを活用するメリット
- 3-1. 資産を有効活用できる
- 3-2. 地域活性化につながる
- 3-3. 空き店舗などの防犯・トラブル防止になる
- 4. 空きスペース活用ビジネスの注意点
- 4-1. 大きな収益とならない場合がある
- 4-2. セキュリティ対策を万全にする
- 4-3. 初期投資が必要な場合がある
- 5. 東京ガスが軒先(株)と提携して紹介している「スペースシェアサービス」とは
- 6. 空きスペースを有効活用して効率的に収益化を目指す
1. 【徹底解説】空きスペースを有効活用したビジネスとは?具体例8選をご紹介
所有しているけれど、ずっと使用していないスペースはありませんか?
空き家や空き地だけでなく、ビルの屋上や駐車スペース、ビルの軒先、店舗の空きスペース、自宅のガレージなど、ちょっとしたスペースでも貸し出しができます。
そのため飲食店や個人の方など、多くの方が始められるビジネスです。
2. 【具体例】空きスペースの活用方法
具体的な方法について見ていきましょう。
2-1. キッチンカー等の出店スペース
オフィスビルの軒先ならば飲食店、人通りが多い空きスペースなら服や雑貨などの物品販売にとってニーズがあるでしょう。
広いスペースや特別な設備は必要ないため、気軽に始められます。
はじめて出店するためのスペースとして活用するなら、東京ガス指定ページからのお申し込みで割引特典が受けられる「スペースシェアサービス」がおすすめです。
2-2. レンタルオフィス
賃貸オフィスとは異なり、フロアの中に個人専用のスペースや企業単位で利用できる小ルーム、共同で使用する会議室などを設け、複数の利用者に貸し出します。
レンタルオフィスとして活用する場合は、ネット回線の開通やデスク、椅子の用意など仕事ができる環境を最低限整えなければなりません。
2-3. コワーキングスペース
レンタルオフィスと混同されがちですが、仕事をする場所が個室形態ではなく、オープンスペースになっていることが多い点が特徴です。
近年は、キッズスペースや託児所を併設したコワーキングスペースも登場しています。
2-4. シェアスペース
たとえば、昼間のみ営業している飲食店は、使用していない定休日や夜の時間帯に、シェアスペースとしてほかの方に貸し出すことが可能です。
また、美容院やネイルサロンとして利用できるシェアサロンの需要も高まっています。
主な利用者は、独立したいけれど自分の店舗を持つにはリスクが高いと感じている個人事業主です。
シェアスペースの場合、どのような業種の方が利用するのかによって、必要な設備も異なります。
2-5. 貸し会議室
テレワークが普及する中で、オフィスのコンパクト化が進んでいます。
中には、大人数が入る会議室を持っていないオフィスもあるでしょう。
大きな空間が必要となる会議だけでなく、セミナーや面接の会場として利用されるケースもあります。
貸し会議室として活用する場合は、机やイス、ネット環境、プロジェクターなどの設備が必要になります。
2-6. トランクルーム
トランクルームは、多くの方が月単位でレンタルします。
個人で利用される方もいますが、企業がイベントの備品や書類などを置くスペースとして契約する場合もあります。
2-7. 学習塾などの教室
習い事を通して、子どもの教育や地域貢献につながるでしょう。
近くに学校や住宅地がある立地の空きスペースにおすすめです。
2-8. コインパーキング
自分で経営したり専門会社に委託したりするなど、さまざまな経営方法があります。
都心部や繁華街での需要が大きく、狭い土地や変形地の活用法としておすすめです。
3. 空きスペースを活用するメリット
順番に見ていきましょう。
3-1. 資産を有効活用できる
店舗や土地などを所有していれば当然、固定資産税やメンテナンス費がかかります。
しかし空きスペースを貸し出し、資産として活用すれば、収益につなげられます。
また、スペースを利用しないことで生じる劣化のリスクを最小限にでき、メンテナンス費を抑えられます。
やりたいことはあるけれど、スペースがなくて困っている方を助けることにもつながるでしょう。
3-2. 地域活性化につながる
使われていない土地や店舗などが増加すると、人の流入が減ったり、地域のにぎわいが低下したりするなど、多くの課題が発生します。
空きスペースを活用してもらうことで、その事業にともなった人の出入りが増えるでしょう。
多くの人が訪れることで地域ににぎわいが生まれ、地域活性化が期待できます。
3-3. 空き店舗などの防犯・トラブル防止になる
また、知らない間に犯罪に利用されているケースもあります。
空きスペースを有効活用することで、スペースのメンテナンスが適切に行われ、建物の劣化を最小限にできるでしょう。
人が定期的に出入りするため、防犯効果も期待できます。
4. 空きスペース活用ビジネスの注意点
ここからは、空きスペース活用ビジネスを始めるときの注意点についてご説明します。
4-1. 大きな収益とならない場合がある
理由は主に3つです。
- 必ずしも需要があるとは限らない
- 小さな空きスペースでは収益が限られる
- 宣伝広告や予約スケジュール管理に費用がかかる
いざ空きスペースビジネスを始めても、利用したいと考えている人とつながれるかは不確定です。
空きスペース活用ビジネスは、貸したい人と借りたい人の需要と供給がマッチしなければなりません。
次に、活用できる空きスペースが小さい場合です。
利用者がある程度確保できたとしても、スペースが小さければまとまった収益にならないかもしれません。
十分な収益を得るためには、広さや立地条件などの条件がそろわなければ難しいでしょう。
最後に、宣伝広告やスケジュール管理に費用がかかるためです。
ある程度の売上があっても、経費が大きくなれば利益は少なくなります。
予約管理システムを利用するのであれば、導入費や毎月のシステム利用料などが必要になる場合もあるでしょう。
空きスペース活用ビジネスは、兼業や副業として始めるのがおすすめです。
ある程度の収益が見込めるようになれば、本業へとシフトしてもよいかもしれません。
4-2. セキュリティ対策を万全にする
そのため、セキュリティ対策をしっかり整えておきましょう。
必ずしもマナーやルールを守ってくれる利用者ばかりとは限りません。
空きスペースにある備品の破損や盗難、不適切な利用などトラブルにつながることもあるでしょう。
契約している利用時間を越えて利用されるケースもあります。
このようなトラブルを防ぐため、防犯カメラなどの設置を検討してください。
東京ガスがセーフィー(株)と提携して紹介している「クラウド録画カメラ」なら、Webサイトからのお申し込みで割引特典が受けられます。
空きスペースの活用をご検討される際は、ぜひあわせてご覧ください。
4-3. 初期投資が必要な場合がある
主に空きスペースビジネスを始めるときに必要な費用は次の3つです。
- 空きスペースを整備する費用
- セキュリティ対策にかかる費用
- 予約システムなど必要なシステムの導入費
老朽化が進んでいたり、ゴミが散乱していたりする場所をそのまま貸し出しても、利用者は増えないでしょう。
レンタルオフィスや貸し会議室など、スペースの活用方法によっては、あらかじめ必要な設備を整えなければならないケースもあります。
また、セキュリティ対策費や予約システムの導入費など、スムーズに運用するために欠かせない費用もあります。
空きスペース貸し出しサービスを利用するのであれば、登録料や専用システム導入費など、さまざまな費用が必要となるケースもあるでしょう。
5. 東京ガスが軒先(株)と提携して紹介している「スペースシェアサービス」とは
「スペースシェアサービス」は、誰でも簡単にスペースを貸せ、空きスペースを貸したい方と、利用したい方をマッチングします。
「スペースシェアサービス」の特徴は、手軽さと安心のサポート体制です。
会員登録、初期費用は無料。
スペースの利用があったときのみ、利用料金の38.5%(税込)を手数料として、利用料から相殺されるシステムになっています。
スペース利用者による利用料金の決済機能や予約受付システムなど、運用に欠かせない機能がそろっており、全ての機能が上記の手数料に含まれて利用できるのも魅力です。
登録時や運用面での不安があっても、手厚いサポートが受けられます。
使っていない時間帯や特定の日にちのみの貸し出しも可能。
ちょっとした空きスペースを簡単に収益化できます。
貸し出せるスペースは、自宅のガレージや階段下のデッドスペース、ビルの軒先などちょっとしたスペースから、ビルや家などさまざまです。
ただし、以下のガイドラインを守っていただくようにお願いしています。
<軒先ビジネスの主なガイドライン>
- 利用者または第三者に危険がおよぶ可能性のある場所ではないこと(例:急斜面にある土地、工事現場など)
- 衛生上、風紀上または保安上、利用者または第三者の障害等になる可能性のある場所ではないこと
- 実在するスペースであること
- スペースの所有者、管理者、賃借人いずれかによる登録であること
- 居住・宿泊または倉庫としての利用を目的とした貸し出しでないこと
https://business.nokisaki.com/pages/regrules
東京ガスのガスや電気をご契約されている方は、システム手数料が10%割引になるプレミアム特典が利用できます。
6. 空きスペースを有効活用して効率的に収益化を目指す
「スペースシェアサービス」など、専用のサービスを利用すれば、簡単に安全に開始できます。
どのような利用者に使用してほしいのか考え、適切な方法を選びましょう。
眠ったままの空きスペースをぜひ有効活用して、収益につなげてください。
■記事の監修
東京ガス株式会社 企画部
■私達について
東京ガスでは、法人・個人事業主のお客さまに向けて、様々なソリューション・サービスをご紹介しています。