【完全網羅】防災備蓄品リストで災害時も安心

公開日:2023年1月30日
最終更新日:2024年4月16日
地震などの災害は突然やってきます。
いざというときのために備えておきたい「備蓄品」。

「何を準備すればよいのかわからない」
「どれくらい備蓄すればよいの?」
など悩む方も多いでしょう。

この記事では最低限備えておきたい備蓄品や備蓄品リスト、非常食を買い足して日常的に食べる「ローリングストック法」について詳しくご紹介します。
リストを使って、いつ来るかわからない災害のために備えましょう。

目次

1. 災害時の防災備蓄品リストについて

災害が起きたとき、水道やガス、電気など生活に欠かせないライフラインに影響が出ることもあります。
いつ起きるかわからない災害に対応するため、備蓄品の準備が必要です。

備蓄品は最低3日間、自力で乗り越えられるよう準備しなければなりません。
災害発生から3日間は人命救助が最優先となり、公的な支援物資がすぐに届くとは限らないためです。

どのようなものが必要か順番にみていきましょう。
1-1. 飲料水3日分
生きていくために欠かせないのが「水」です。
大人1人あたり、1日3リットルを3日分用意しましょう。
スペースに余裕があれば、もう少し余分に確保できるとよいです。
1-2. 非常食3日分
食べ物も非常に重要です。
レトルト食品や缶詰、アルファ米、インスタント麺、パン、菓子など非常食3日分を準備しましょう。

加熱しなくてもおいしく食べられるものや、火を使わなくても温められるものも販売されています。
さまざまな商品が販売されているため、どれがよいかじっくり選んでください。
1-3. トイレットペーパー・ティッシュペーパー
ペーパー類も用意しましょう。
トイレットペーパーはトイレで使用するだけではなく、ティッシュペーパーの代わりにもなります。
1人あたり1日1ロール消費する前提で準備してください。
1-4. マッチ・ライター
マッチやライターは火を使用するときに必要です。
どちらか一方ではなく、両方準備することをおすすめします。

ライターはずっと置いておくと中のガスが揮発したり、サビついて使用できなくなったりする恐れがあります。
一方マッチは劣化しにくいですが、湿気に弱いのが欠点です。

災害時、どのような環境になるかわからないため、どちらも備えておきましょう。
1-5. ろうそく
ろうそくは長時間使用できるタイプのものを用意してください。

しかし火事を起こすリスクがあるため、ろうそくの代わりにLEDランタンなど明かりを確保できるものでもよいでしょう。
LEDランタンは電池だけでなく、太陽光などからも充電できるタイプをおすすめします。
1-6. カセットコンロ
調理に便利なガスコンロとガスボンベを準備しておきましょう。

ガスボンベは、だいたい1人あたり1日1本くらい用意すればよいでしょう。
ただし気温や備蓄食料品の種類、量などによって変わります。
1-7. ラジオ
災害が発生すると、テレビから情報を得られなくなる可能性があります。
ラジオを準備しておけば、情報収集ができるでしょう。

どのようになっているのか、なにもわからない状況は不安を増長させます。
スマホで情報収集も可能ですが、電源を節約するためにもラジオを活用しましょう。
1-8. 懐中電灯
明かりを確保するため、懐中電灯を用意しましょう。
真っ暗な中で移動すると、落ちた木くずやガラスの破片で怪我をする恐れがあります。

周囲を明るく照らせるランタンでもよいでしょう。

また、手が塞がらないヘッドライトもあると安心です。
人数分あれば、それぞれが移動する際に使用できます。
1-9. 電池
予備の電池を準備しておきましょう。

懐中電灯やラジオなど、災害時に必要なアイテムの多くが電池で動いています。
単1から単4までのサイズを40本前後そろえておくとよいでしょう。

2. 家庭用や企業用など災害時の備蓄品チェックリストについて

備蓄品を用意するとき、何が必要なのかチェックリストを用いると漏れなく準備できます。 ここからは「食料備蓄品」「家庭用備蓄品」「企業用備蓄品」に分けて、チェックリストをご紹介します。
2-1. 食料備蓄品チェックリスト
食料備蓄品のチェックリストをご紹介します。
主食(炭水化物)+主菜(タンパク質)の組み合わせで3日分確保しましょう。
【食料備蓄品チェックリスト】
項目
ペットボトル(3日分)
主食となるもの アルファ米、乾麺、即席麺・カップ麺、もち、パン、小麦粉、シリアルなど
主菜となるもの 肉・魚・豆などの缶詰、レトルト食品、乾物
副菜となるもの インスタント味噌汁、即席スープ、梅干し、野菜ジュース、果実ジュース、日持ちする野菜、フルーツの缶詰など
その他 ビスケットやチョコレートなどのお菓子、緑茶・紅茶などの嗜好品、調味料
高齢者や乳幼児、持病を持つ方、食物アレルギーを持つ方は別に準備してください。

家庭で準備するものをご紹介しましたが、企業となるとひとつずつ細かく準備するのは難しいでしょう。
保管場所も問題になります。

そこで役立てたいのが防災セットなど、必要な食料がセットになっている商品です。
3日分の食料が1つの箱にコンパクトにまとまっているものなど、さまざまな商品が販売されています。
従業員の数より少し多めの数を準備しましょう。

また、家庭用でもひとつずつ準備するのは大変だと感じる方も、セットになっている商品を購入しておくと安心です。

2-2. 家庭用備蓄品チェックリスト
食料品以外に家庭で準備する備蓄品をご紹介します。
家族構成によって必要なものは異なります。

特に乳幼児や介護の必要な方がいる場合、別で必要なものを準備しなければなりません。
【家庭用備蓄品チェックリスト】
カテゴリー 品名
衛生用品 トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、アルコールスプレー、救急箱、簡易トイレ、口内洗浄液
生活用品 カセットコンロ、カセットコンロ、カセットボンベ、マッチ・ライター、ろうそく、ラジオ、懐中電灯、電池、新聞紙、軍手、ラップ、ポリ袋、ビニール手袋、使い捨てカイロ、充電器、ガムテープ、給水袋、リュックサック、紙皿、紙コップ、割り箸
避難用品 ホイッスル、ヘルメット
2-3. 企業用備蓄品チェックリスト
食料品以外で企業が備蓄しておきたいものをご紹介します。
【企業備蓄品チェックリスト】
カテゴリー 品名
避難用品 手袋・グローブ、LEDライト、雨具・レインウェア、ヘルメット、ホイッスル
救急・救助用品 救助用品セット、救急箱
衛生用品 トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、アルコールスプレー、簡易トイレ
生活用品 ラジオ、懐中電灯、電池、充電器、毛布・ブランケット、エアマット
ひとつずつ個別に準備するのはとても大変です。
必要なものがコンパクトにまとめられた防災セットなどが販売されています。
防災セットを購入し、足りないものを追加で準備すると収納スペースを最小限にしつつ、十分災害に備えられるでしょう。

3. 「ローリングストック法」で防災備蓄品を管理

防災備蓄品を準備する中で、気になるのは食料品の賞味期限です。
ローリングストック法は、保管している非常食や水を日常生活で消費し、使った分を買い足していく管理方法です。

企業でローリングストック法を実施するためには、備蓄品の賞味期限をしっかり把握しなければなりません。
エクセルやクラウドソフトを活用し、拠点ごとにリスト化しましょう。

賞味期限が近づいた備蓄品は、従業員に持ち帰ってもらったり、NPO法人に寄付したりして消費するとよいです。

4. 防災備蓄品ワンストップサービスのご紹介

備蓄品の管理は非常に大変です。
備品をリスト化し、管理を行っていたとしても、いつのまにか賞味期限が切れていることもあるでしょう。

東京ガスが株式会社パソナ日本総務部と提携してご紹介している「防災備蓄品ワンストップサービス」は、防災備蓄品の購入だけでなく、管理や廃棄までワンストップで対応しています。 防災備蓄に関する業務はすべてお任せください。
お客さまのご要望に合わせて、さまざまな商品をご提案します。
東京ガス指定ページから新規でサービスにお申し込みいただくと、メーカー希望小売価格より割引価格(5%以上割引)でご購入いただけます。
また東京ガスのガスまたは電気を契約されている方は、8%以上の割引が受けられるプレミアム特典をご用意。 全国で対応が可能です。
気になる方は、ぜひ「防災備蓄品ワンストップサービス」よりお問い合わせください。

5. 災害に備えて防災備蓄品リストを活用しよう

いつどこで起きるかわからない災害。
もしものときのため、今から備えておきましょう。

必要なものがコンパクトにまとまっている防災セットなどを活用すると、安心して備えられます。
また備蓄品の管理は、便利なサービスを利用すると適切な状態を保てます。
ぜひ活用してください。


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■記事の監修
東京ガス株式会社 企画部

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